湯浅健二の「J」ワンポイント


2026_100年構想Jの各ラウンドレビュー


 

第5節(2026年3月7日、土曜日)

 

今シーズンのレッズは、徐々にフォーム(フィジカル&タクティカルな状態)をアップさせている・・そう、攻守ハードワークの内実がアップしているんだ・・(レッズvs水戸、2-0)

 

いや、ホント、水戸の「意識と意志と意地」のパワーには、感服させられた。

特に前半・・

彼らがブチかましつづけた、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)は、インプレッシブの極みだったじゃないか。

誰一人として、「気を抜くこと」なく、とにかく、前へ、前へと、ボールを奪いにいった。

それだけじゃなく、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、しっかりと、そしてクレバーに人とボールを動かしつづけるんだよ。

そこで演出された、素晴らしい「動きのリズムマネージメント」を観ていれば、彼らが脳裏に描く、組織的でハイレベルな仕掛け(イメージング)が、見えてくるじゃないか。

前節のフロンターレ戦でも、そんな彼らの、攻守にわたる、積極的&攻撃的な(粘りの!!)サッカーが、観る者を魅了したよね

監督の、樹森大介は、とても良い仕事をしていると思うよ。

そんな、プロサッカーコーチとしての優れた仕事は、例えば、こんなトコロに見える・・

もちろん、ボール奪取プロセス(守備)での忠実&ダイナミックなハードワークは、言わずもがな。

またスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも・・

スパッ、スバッてな擬音が聞こえてきそうな、スマートで素早く、効果的なダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションも、ブチかます。

そこで交わされる、選手たちの「イメージング交信」が、とてもハイレベルだって感じるわけさ。

とはいっても、そんな高質なオフェンスでも・・

そう、相手は、攻守にわたって、しっかりと「前へ仕掛けていく」ってな、基本チーム戦術の「徹底度」が、かなり改善しているレッズだからネ・・

最終勝負シーンでの水戸の「自由度」が、かなり限定されるのも道理。

まあ、レッズ守備では、「最後の半歩」というファクターが、うまくリンクされているっちゅうコトだね。

そう、レッズ守備は、水戸の最終勝負イメージングを、うまく「読み」、彼らのアクションを、次、その次までも、うまく潰しまくっちゃうんだよ。

だから水戸は、イニシアチブを握っていたとしても、ゴール機会を創りだすところまで、いけない。

そんなレッズの「最後の半歩イメージングの連動性」だけれど・・

それは、経験に裏打ちされた、最終勝負ディフェンス・イメージングの「仲間内シェア」に活かされているっちゅうことだね。

とにかく、レッズ守備の「機能性」は、とても高質だっちゅうコトさ。

特に前半では・・

あれほど水戸に、イニシアチブを握られていたにもかかわらず・・

その水戸は、ゴール機会を創りだせる「可能性」というか、そのプロセスでの「危険度」を、かなりのレベル、レッズに抑え込まれていたよね。

そんなハイレベルな、ボール奪取プロセス(守備)だけれど・・

そこでは、マチェイ・スコルジャが高く評価する、肥田野蓮治の活躍も光っていた。

決して、彼が先制ゴールを、ものすごく冷静&スマートに流し込んだからじゃない。

そうではなく、彼の、最前線からのチェイス&チェック(寄せ)の内実が素晴らしいんだよ。

ここで言わんとしているのは・・

そう、守備と攻撃は、常に「表裏一体」という事実なんだ。

肥田野蓮治がブチかましつづける、ボール奪取プロセス(守備)における、献身的なチーム貢献プレーは、誰が観ても、感動的だと思う。

もちろん、チームメイトにとってもネ。

そのことは、「例の」イサーク・キーセテリンとか、この試合でも交替出場したオナイウ阿道の「プレー姿勢」と比べても、明白なんだよ。

そう、この二人は、積極的&攻撃的に、ボールを奪い返そうとして「いない」っちゅうコトさ。

そんな「怠惰なプレー姿勢」は、すぐに、チームメイトたちに感知され、深く印象づけられちゃう。

そして、レスペクトを失うだけじゃなく、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、味方からのパスの量と質にも、ネガティブな影響が及ぶっちゅうわけだ。

オナイウ阿道にしても、イサーク・キーセテリンにしても・・

「個の才能」自体は、とても高いモノがある。

それは認めるけれど、でも結局彼らは、ディエゴ・マラドーナやリオネル・メッシじゃないんだよ。

そう、彼らが、良いプレーをするためには、チームメイトの「協力」が不可欠っちゅうコトさ。

だからこそ、もっと、もっと、攻守にわたる「汗かき」をやらなきゃ、いけない。

現代サッカーじゃ、この、攻守ハードワークの内実にこそ、進化&深化をつづけていくための、キーファクターが隠されているのさ。

あっと、語りすぎ!?

とにかく、良いベクトル上に乗っているレッズには、どんどん意見するし、もっともっと、良くなってもらいたいと節に願っている筆者なのだよ。

あっと、最後にもう一発・・

中島翔哉の「ホンモノの復活」や、サミュエル・グスタフソンの復帰・・

そして、とにかく、どんなカタチでもいいから・・

渡邊凌磨、中島翔哉、サミュエル・グスタフソン、マテウス・サヴィオ、そして安居海渡、両フルバック(関根貴大と荻原拓也)といった連中の、高尚な意義のある「共演」を、心待ちにしている筆者なのであ〜る。

へへへ・・

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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、まだ、連載をつづけています。

一つは、選択したテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝、「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・と思っている次第。

もちろん、トピックスのトップページに「タイトル」をレイアウトしましたので、そちらからも入っていけます。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
 追伸:わたしは-"Football saves Japan"の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。





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