湯浅健二の「J」ワンポイント


2026_100年構想Jの各ラウンドレビュー


 

第1節(2026年2月7日、土曜日)

 

リードを奪ってからの「中だるみ」が、気になった・・たしかに最後は、チカラの差を感じさせてくれたけれど、それでも、先シーズンの最終マッチのような、美しい強さは、魅せられず仕舞いだった・・(ジェフvsレッズ、0-2)

 

中だるみ・・!?

そう、2点リードを奪ってからのレッズが、徐々にペースを「ダウン」させた現象のことネ。

それは、後半30分あたりまで、つづいたっけ。

ペースダウン!?

もちろん、レッズの、ボール奪取プロセス(守備)の内実が減退していったというのが、その主たるバックボーンだけれど・・

でも、このゲームでは・・

2点をリードされた小林慶行ジェフの、攻守にわたる、フッ切れたチャレンジが、レベルを超えていたっちゅう事実も、しっかりと認識しなきゃいけない。

そう、小林慶行は、しっかりとチームを鍛え上げているんだよ。

レスペクト・・

とはいっても、もちろん・・

レッズの底力は、ジェフに対して、明白な一日の長がある。

でも「それ」は、彼らが、しっかりと「気持ち」を入れてプレーしたらの、ハナシ。

そう、「中だるみ」の時間帯での、特に、ボール奪取プロセス(守備)でのチェイス&チェック(寄せ)が、甘すぎたんだよ。

ゲームの立ち上がり・・

もちろんジェフ選手たちは、最高パワーのチャレンジ(攻守ハードワークを探しまくる主体性ダイナミズムね)を、ブチかました。

でも、基本的なチカラが優るレッズは、そんな相手のアグレッションを、余裕をもって受け止め、そして、徐々にゲーム支配の内実を「深めて」いったんだ。

そして、松尾佑介の大活躍で奪った「2点リード」。

そこまでのゲーム展開は、誰が観ても、レッズの方が「ワンランク上」だって感じていたに違いない。

そんなプロセスを観ながら、「今シーズンのレッズは期待できそうだ・・」なんて感じたモノさ。

でも、そこから・・

そう、それまで、攻守ハードワークを、抜群の「意識と意志と意地」で、主体的に探しまくっていたレッズ選手たちの「気持ち」に、スキが出来はじめちゃうんだ。

そんなレッズに対して、2点をリードされた小林慶行ジェフは、フッ切れる。

「こうなったら、失うモノなんて何もネ〜ぞっ」ってなマインドで、ガンガン、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)をブチかましはじめるんだ。

微妙だけれど・・

そう、「気合いが入っている時点」でのレッズ選手たちは・・

次、その次の「展開イメージング」を、しっかりとリンクできていた。

だからこそ、次、その次のジェフのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を、予測し、効果的に「潰せて」いたんだよ。

でもサ、そんな「主体的なハードワーク」って、ホント、とても微妙でサ・・

少しでも集中力(気持ちのポテンシャル!?)がダウンしたら・・

次の瞬間には、ハードワークの内実が(特にボール奪取プロセスでのチェイス&チェックね)地に落ちちゃうんだよ。

そう、だからこそ私は、サッカーが、究極の「心理ボールゲーム」だって表現するんだ。

そんなゲーム転移を観ながら、わたしは・・

そんな「中だるみの雰囲気」を、チームの誰かが、逆流させるはずだって期待していた。

でも、その期待は、裏切られつづけたんだよ。

そう、誰一人として、チームに「檄」をブチかまし、その刺激で、チーム内の「緩み」を打開しようとしなかったんだ。

それって、例えば・・

チェイス&チェック(寄せ)が甘かったら、「何やってるんだっ・・もっと、しっかり寄せろよっ!!」とか、そんな檄(刺激)ね。

でも、そのときのレッズは、「アナタ任せ」の雰囲気が充満していた。

でも・・

そう、後半30分あたりから、その雰囲気が、急激に、変わった。

そう、そこからのレッズは、前半のような、チェイス&チェック(寄せ)に代表される、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)が、再び、うまく回りはじめたんだ。

そのキッカケが何だったのかって!?

そんなコタ〜〜、外様のわたしに分かるはずがない。

それでも、敢えて・・

たぶん、選手たちのなかで、「これじゃ、ダメだ・・」ってな意識と意志と意地が、芽生えていったっちゅうコトなんだろうネ。

まあ、選手交代も、少しは貢献したかもネ。

何せ・・

「あのサボリ魔」、イサーク・キーセテリンが、最前線で、必死にチェイス&チェック(寄せ)をブチかましていたからね。

まあ、「そんな刺激」も、チームを活性化させたエネルギーだったのかもしれないね。

ということで・・

2026年シーズンの開幕マッチでは、全体として・・

チームが、よい方向に進んでいるコトだけは、認識できた。

結果も含めて、まあ、よかった。

それでも・・

先シーズンの最終マッチコラムで、書いたような、「美しい強さ」は、魅せられず仕舞いだったという印象は、残ったネ。

まあ、これからか・・

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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、まだ、連載をつづけています。

一つは、選択したテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝、「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・と思っている次第。

もちろん、トピックスのトップページに「タイトル」をレイアウトしましたので、そちらからも入っていけます。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
 追伸:わたしは-"Football saves Japan"の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。





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