湯浅健二の「J」ワンポイント
2026_100年構想Jの各ラウンドレビュー
第2節(2026年2月14日、土曜日)
ボール奪取プロセス(守備)がとても優れた両チーム・・だから彼らは(両方ともネ)、血湧き肉躍るようなチャンスメイクは魅せられず仕舞い・・たしかに、レッズ中島翔哉復活への期待は膨らむけれど・・(FC東京vsレッズ、1-1, PK=5-3)
ガップリ四つ・・
FC東京監督、松橋力蔵は、とても良い仕事をしている。
とにかく、チーム力は、着実にアップしているって体感させられた。
そこでは、選手たちの「意識と意志と意地のレベル」が高揚しているってのが、とても目立ったProgression(進歩)ではあった。
そう、松橋力蔵の、心理マネージメントの「ウデの証明」ね。
それに対して、レッズ。
どちらかといえば、停滞・・かな。
ゲームを観ながら、すぐに、昨シーズン最終戦のコトを、思いだしていた。
そこでレッズが魅せた、「美しく強いサッカー」。
レッズは、ソレを披露できる基本キャパを秘めていると思うんだよ。
でも現実は・・
これからに期待するしかないっちゅうコトだけれど、どうも、その「根拠」を、うまく見いだせない。
ということで、この試合からピックするテーマは、やっぱり・・
レッズが、渡邊凌磨のラッキーゴールで「虎の子」を奪ってから、FC東京がブチかましたスクランブル攻撃と、それに対するレッズの「闘う姿勢」かな・・
そう、そんな危急状況では、ボール奪取プロセス(守備)へ注入する「闘争エネルギー」の量と質が問われるんだよ。
例えば、最前線からの、チェイス&チェック(寄せ)の内実ね(守備ハードワーク)。
わたしは、交替出場したイサーク・キーセテリンの「闘う姿勢」に、腹を立てていた。
・・なんだ、その、ぬるま湯の「寄せ」は〜〜っ!!・・
心のなかで叫んでいたよ。
そんな怠惰プレーは、確実に、周りのチームメイトの「闘う意志」を、減退させちゃうでしょ。
そう、そんなネガティブヴィールスほど、やっかいなモノはないんだよ。
ところで、このところの、レッズが獲得した最前線の外国人・・
チアゴ・サンタナにしても、イサーク・キーセテリンにしても・・
何で、「闘わないプロ選手」を連れてくるんだよっ!!・・
あっ・・スミマセン・・つい・・
そんな(怒りの!?)恨み節が口をついちゃうけれど、それでもゲーム全体のレッズの内容は・・
そう、堅実なボール奪取プロセス(守備)だけじゃなく、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、部分的には(!)、よいイメージングを感じられるシーンはあった。
特に、人とボールの動きと、そのリズムマネージメントね・・
たしかに、その部分では、よくなっているのかな・・
とはいっても・・
相手ディフェンスを、ズタズタに切り裂くような「危険なニオイ」は、ほぼ、感じられなかった。
もっと、(勇気あふれる!)フッ切れた勝負が必要なんだよ。
個のドリブル勝負でも、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションでも、必殺のシュート性クロスでも、勇気マンマンのミドル弾でも・・
まあ、このゲームについては、そんなところかな・・
スミマセンね、どうも気合いが乗りきらなかった。
あっと・・最後に、中島翔哉・・
この試合でもベンチスタートというコトになった。
彼は、まったく「万全」ではないっちゅうコトなのか??
前述の、昨シーズン最終戦で魅せたような・・
もっと言えば、以前の彼が、世界サッカーの表舞台で存在感を発揮していたときのような・・
美しく、力強い「勝負プレー」を、どうしても渇望しちゃう筆者なのだ〜〜・・
へへっ・・
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、まだ、連載をつづけています。
一つは、選択したテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝、「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・と思っている次第。
もちろん、トピックスのトップページに「タイトル」をレイアウトしましたので、そちらからも入っていけます。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは-
"Football saves Japan"の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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