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 「Number Video ワールドカップ5秒間のドラマ(文芸春秋)」・・「DVD版」です!(発売日は2002年2月22日・・販売会社は「パイオニアLCD」、各有名書店、家電店、DVD取り扱いレコード店で入手できます)


<文芸春秋社>

文芸春秋社の「ナンバービデオ」シリーズで、「ワールドカップ 五秒間のドラマ」が発売されたことは、以前お知らせしましたが、今度、好評を受けて「DVD版」も制作されました。このビデオの「原作」が湯浅だというわけです。

 このビデオ(DVD)は、実写と「コンピュータグラフィックス」を駆使し、下に記した、ワールドカップ史上に残る名勝負において繰り広げられた一瞬のプレーをピックアップすることで、戦術ドラマ、心理ドラマという「深いコノテーション(言外に含蓄される意味)」を表現したもの。コンピュータグラフィックスは、「モーション・キャプチャー」をベースにしたハイクオリティーなものですから、分かりやすいことこの上ないはずです。

 扱ったゲームは、サッカー好きにとっては「もうこれしかない!」という、誰もがもう一度見てみたいと思うハイレベルマッチばかり。まず「1974年ドイツワールドカップ:オランダ対ブラジル」、「1982年スペインワールドカップ:イタリア対ブラジル、ドイツ対フランス」、そして「1986年メキシコワールドカップ:フランス対ブラジル、アルゼンチン対イングランド」。どうですか・・どなたでも「ナルホド」と思われるでしょう!?

 例えばオランダ対ブラジル(1974年)。我々コーチにとって大きな「戦術的な発想ブレイク」の原点となったオランダのチーム戦術についても詳しく扱いましたし(このことについては、昨年ドイツで開催された国際会議で、当時のオランダ代表ミケルス監督とも話しが弾んだモノです)、一瞬のスーパープレーにおける「両チーム選手たちの有機的な連鎖」なども扱いました。まあ、もっと詳しい内容については、また時間があるときにでも「書き足す」ことにします。
 

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