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2012_ヨーロッパの日本人・・長谷部誠・・ホント、良かった、良かった・・(ニュールンベルクvsヴォルフスブルク、1-0)・・(2012年11月6日、火曜日)

ホント、良かった、良かった・・

 やっと長谷部誠が、苦しい、苦しい状況を乗り越え、攻守にわたって、まさに解き放たれたという表現がピタリと当てはまる伸び伸びとしたプレーを魅せられる「場」を取り戻した。

 それは、監督の交代がキッカケになったわけだけれど、そのバックボーンに、長谷部誠の(心理・精神的に落ち込むことのない=決して諦めない=心の整っ た!?)誠実で積極的な言動だけではなく、そんなプロプレイヤーとしての姿勢を(もちろん彼のプレー価値も含めて!)高く評価し信頼する新監督の存在が あったことも確かな事実だと思う。

 数日前におこなわれたブンデスリーガ第10節は、清武弘嗣が所属するニュールンベルクとのアウェー戦だった。まあ、負けちゃったけれど、彼のプレー内容自体は、いつものように、高いレベルで安定していた。

 彼が魅せつづけた、攻守にわたって積極的に「汗かき仕事」を探しつづけるプレー姿勢。「それだ、それだヨ・・!」なんて、思わず心のなかで声が出た。

 長谷部誠の、基本的タスク(基本的なポジション)は、右のハーフ。

 ちょっと、そのゾーンに「張り付く傾向」が強すぎるようにも感じたけれど、まあ、彼を信頼するケストナー監督(暫定!?)からは、攻守にわたって限りな い自由を与えられているはず。だからこそ長谷部誠も、その信頼に応えるように、攻守にわたって積極的に(汗かき)仕事を探しつづけたということだね。

 とにかく、長谷部誠が、再び素敵な自己主張のできる「場」を取り戻したことが嬉しくて、(ちょっと短すぎるけれど・・)何か書きたくなった筆者なのでした〜・・

 ガンバレ〜〜!・・長谷部〜〜!!・・

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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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