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2014_J2_第23節・・松本山雅(反町康治)、東京ヴェルディ(三浦泰年)、そしてベルマーレ(チョウ・キジェ)に乾杯!!・・(2014年7月26日、土曜日)

チカラの入った勝負マッチだった。松本山雅vs東京ヴェルディ。だから、思わずキーボードに向かってしまった。

何せ、気温が31度(たぶんグラウンド上では35度!?)、そして湿度も80%に届かんとする、厳しい、厳しい自然条件のなかで、両チームともに最後の最後まで、忠実に、そして想像的&創造的に、攻守にわたるハードワークを繰り広げつづけたんだからね。

テレビ観戦にもかかわらず、手に汗握り、そして感銘を受けていた。

ホントに、両監督ともに、とても良い仕事をしている・・。

松本山雅の反町康治。

そして、東京ヴェルディの三浦泰年。

反町康治については、昨シーズンから、まったく心配していなかった。もちろん、「ここまで」躍進するとは想像していなかったけれど・・ネ。スミマセンね、反町さん。

反町康治の「ストロングハンド」によって松本山雅が躍進するという確信。それについては、昨シーズンの「このコラム」を参照してください。

それに対してヴェルディの三浦泰年。

実は、ちょっと心配していた。私は、彼が、とても優秀なプロコーチであることを、体感とともに知っているつもりなんだ。だから彼が、ツキに見放されていたことが心配だった。

そう、サッカー内容は徐々にアップしていたにもかかわらず、それに結果がともなってこなかったんだよ。

そして私は、そんな心配とともにブラジルへ渡ったというわけだ。でも・・

そう、ここにきて、そのヴェルディに、結果がついてくるようになったんだ。若手の躍進!? まあ、それもあるだろうけれど、それもまた監督のウデに拠るわけだから・・ね。

私は、快勝した前節のジュビロ戦も含め、三浦泰年と、彼を支えつづけたクラブ首脳陣に対して、心からの拍手をおくっていた。

そう、継続こそチカラなり・・ってわけだ。

それにしても、前節のジュビロ戦といい、この松本山雅戦といい、ここまでのリーグ成績とは、まったく乖離したゲーム内容だったじゃないか。

何せ、ヴェルディは「ビリ3位」で、ジュビロとヴェルディは、他クラブから抜きん出たカタチで2位争いをしているチームなんだからね。

もちろん、チョウ・キジェが率いるベルマーレは、レベルを超越した「別格チーム」だけれどネ。

今節のホーム富山戦でも(テレビ観戦は後半だけだったけれど・・)例によって抜群のダイナミズムで富山を圧倒していた。

それも、絶対的な中盤リーダー、永木亮太をケガで欠いていたにもかかわらず(永木亮太は、私がまだブラジルにいたときにケガしたの??)。

唐突だけれど、そのスーパー・ベルマーレについては、私のHPではじめた新連載「The Core Column」で発表した「このコラム」も参照してください。

あっと・・松本山雅vsヴェルディだった。

とにかくエキサイティングな勝負マッチになったね。でも、決定的なチャンスの量と質という視点じゃ、僅かだけれど、(ビリ3位の!?)ヴェルディに軍配が上がるかな・・。

とにかく、これからのヴェルディ、松本山雅、そしてベルマーレの(それぞれに特徴ある!!)発展を、自分自身の学習機会としても観察し尽くそうと楽しみにしている筆者なのでした。

あっと・・その前に、何とか早く「神経痛」を全快させなくちゃ・・フ〜〜ッ・・。


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 最後に「告知」です。

 実は、ソフトバンクではじめた「連載」だけれど、事情があって、半年で休止ということになってしまったんですよ。

 でも、久しぶりの「ちゃんとした連載」だったから、とてもリキを入れて書いていた。そして、そのプロセスを、とても楽しんでいた。自分の学習機会としても、とても有意義だったしね。

 そして思ったんですよ、この「モティベーション機会」を失ってしまうのは、とても残念だな〜・・ってね。

 だから、どこかで連載をはじようかな・・と、可能性を探りはじめた。そこでは、いくつか良さそうなハナシもあったし、メルマガでもいいかな・・なんてコトも考えた。

 でも・・サ、やっぱり、書くからには、できるかぎり多くの方々に読んでもらいたいわけですよ。でも、可能性がありそうな(メルマガも含めた)連載プラットフォームとしては、やはり私のホームページにかなうモノはなかった。

 ということで、どうなるか分からないけれど、とにかく、私のホームページで、新規に、連載をはじめることにしたのです。

 一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

 そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

 とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書こうかな。もし、うまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れてから立ち上げた新ビジネス」、そして「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

 ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、一週間ごとにアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

 もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

 まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・

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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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