トピックス
- 2014_W杯(33)・・パウリスタ通り・・そして写真を撮るのを忘れる悪癖についても・・(2014年7月11日、金曜日)
- 今日は、完全オフということにしました。
ということで、友人たちと、パウリスタ通り周辺へ出掛けた。まあ、ブラジルのお土産を探すという具体的な目的もあったわけだけれど・・。
ところで、サンパウロ。
昨年は、コンフェデレーションズカップが終了してから訪れ、ロケハンもかねて数日間滞在しました。そのときは、サンパウロでの試合はなかったからネ。
まあ、ロケハンとはいっても、リオ・デ・ジャネイロからの長距離バスやサンパウロの地下鉄を体験したり、比較的安全といわれている地域の(!?)ホテルや
レストランを探ったり、はたまた(ワールドカップでの数試合が予定されている)建設途中のスタジアムや空港を訪れたり・・と、そんなことがメインだった。
まあ、今年に入ってから、サンパウロに、大昔から知り合いだった友人ファミリーが住んでいることが判明し、結局彼らのところにお世話になることになったから、ホテルやレストランのロケハンは必要なかったわけだけれど・・ね。
でも昨年は、とにかく「すべてゼロ」から滞在プランを練らなければならないと思っていたわけだから、気を入れて、様々な視点でロケハンをやった。そのこともあって、パウリスタ通りについては、表面的に歩き回るのがやっとだったんですよ。
文化的な施設やショッピングセンターなどは、外側からうかがって、雰囲気を味わうだけだった。でも今日は、地元の方たちと一緒だから、より「深みのある体感」を積むことができたっちゅう次第でした。
パウリスタ通りは金融の中心地とはいうけれど、金融機関や文化組織の中心的な施設などだけじゃなく、ショッピングセンターなどの商業施設も数多くあるんですよ。
そのなかでも、地元の方たちがよく利用するショッピングセンターや、映画館、劇場、飲食街などが入った、複合型のコンプレックスビルは、とても興味深かったね。
とにかく、モノがあふれているし、電子機器にしてもファッションにしても、何となく、世界でも最先端が揃っている雰囲気なんですよ。
もちろん私は、電子機器についてはある程度分かるけれど、ファッションはからっきしだから、それらが世界最先端のトレンドに乗っているのかどうかなんて分
からない。でも、そのファッションの雰囲気だけは、トレンドの最先端という「ムード」が醸(かも)し出されているんだよ。
まあ、そのことについては、恥ずかしいから(!?)これ以上、語るのはやめにします。あははっ・・
でも、物々しく警戒にあたるガードマンが目についたことは言っておかなければ・・。
だから友人たちに聞いた。
「ガードマンだけれど、ワールドカップ期間中だから、特に厳しいっていうことなのかい?」
「いや・・そんなことはないよ・・それに、ガードマンが全く目立たないショッピングセンターだってあるしさ・・まあ、その施設によるんじゃないか・・」
でも私には、そのガードマンが、「BRICS」における経済格差を象徴しているように見えて仕方なかったんですよ。考えすぎかな・・!?
ということで我々は、あるコンプレックスビルのなかに入っている地元レストランに立ち寄ることにしました。ランチ・・。
私は、ライスとベイクドポテト、そして少しの野菜が添えられた、ビーフストロガノスの「ような」料理に舌鼓を打った。パサパサのライスは仕方ないにしても、ベイクドポテトとビーフストロガノフは、とても美味しかったですよ。
友人は、自身はじめてという「タルタルステーキ」を注文した。もちろんタマネギやニンニクなどをミックスし、塩コショウで軽く味付けした本格的なヤツ。
私も、ちょっとつまんだけれど、とても美味しかったですよ。もちろんパンにつけて食べたんだけれど、まあ、生の牛肉を挽(ひ)いて味付けしたドイツの「メット・ヴルスト」ってな感じだね。
その後、パウリスタ通りと交差する横道に入っていった。そこに、お土産にするのに最適の、ブラジルの手工芸品専門店があるということだったのですよ。
たしかに、本格的な手工芸品。見るかに、手間ヒマかけて手作りしたっていう感じ。いいね。
でも、ちょっと品物を観察することに「入り込み」すぎて、写真を撮るのを忘れてしまった。
それって、ホントに良くあるコトなんですよ。肝心なときに写真を忘れる。
たとえば昨年。
ドイツへ向かう飛行機に乗るため、サンパウロからリオデジャネイロへ長距離バスで移動したときのことです(コンフェデレーションズカップの後、一ヶ月ほどドイツに滞在した・・)。
リオの長距離バスターミナルで、出発時間に間に合わないかもしれないと焦りまくっていた時に、助け船を出してくれた、日系の超美人の女性。そのときも彼女の写真を撮るのを忘れてしまったっけ。
そのコラムは、「こちら」。
また、2002日韓ワールドカップ直前のヨーロッパ遠征で、(私にとっては!)記念すべき、ヨーロッパ強豪であるポーランドにアウェー勝利を収めたときに、危急状況でお世話になったポーランドの超美人についても、写真を取り忘れて、読者の方々からブーイングされたっけ。
そのときのコラムは、「こちら」。またポーランド戦については「こちら」です。
本当に、肝心なときに、写真を撮り忘れる筆者なのでした。でも、上記の二つのケース共に、決して作り話ではありませんよ。彼女たちの「ものすごく美しい容姿」は、いまでも鮮明に記憶に残っているのですよ。
アッと・・お土産。
ということで、友人たちのお陰で、とても良い買い物ができた・・っちゅうハナシでした。
明日は三位決定戦。
まあ、その存在意義も含めて、明日、ジックリと考えてみます。私は、そのゲームの後、急いでコラムをアップし、そのまま長距離夜行バス(今回は、気持ちのよいフルフラットシートが予約できた!)で、リオ・デ・ジャネイロへ向かいます。
では〜・・
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最後に「告知」です。
実は、ソフトバンクではじめた「連載」だけれど、事情があって、半年で休止ということになってしまったんですよ。
でも、久しぶりの「ちゃんとした連載」だったから、とてもリキを入れて書いていた。そして、そのプロセスを、とても楽しんでいた。自分の学習機会としても、とても有意義だったしね。
そして思ったんですよ、この「モティベーション機会」を失ってしまうのは、とても残念だな〜・・ってね。
だから、どこかで連載をはじようかな・・と、可能性を探りはじめた。そこでは、いくつか良さそうなハナシもあったし、メルマガでもいいかな・・なんてコトも考えた。
でも・・サ、やっぱり、書くからには、できるかぎり多くの方々に読んでもらいたいわけですよ。でも、可能性がありそうな(メルマガも含めた)連載プラットフォームとしては、やはり私のホームページにかなうモノはなかった。
ということで、どうなるか分からないけれど、とにかく、私のホームページで、新規に、連載をはじめることにしたのです。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書こうかな。もし、うまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れてから立ち上げた新ビジネス」、そして「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、一週間ごとにアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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