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2020_J2_第28節(J-1は13節)・・この両マッチ・・まさに「動的な均衡」ってな雰囲気が支配していた・・(ヴェルディvsジュビロ、0-0)と(ベルマーレvs鳥栖、0-0)・・(2020年10月21日、水曜日)

この両ゲームについては、もう、入り乱れる感じで語っちゃいます。

まず、「動的な均衡・・」という表現の意味するところだけれど・・

両ゲームで、そこに、微妙なニュアンス差異があったと思っているんだ。

まず、ベルマーレvs鳥栖だけれど・・

この勝負マッチは、「強烈な意志と意地のぶつかり合い・・」ってなコノテーション(言外に含蓄される意味)ってなコトになりそうだよね。

それに対して、ヴェルディvsジュビロ・・

その勝負マッチでは、どちらかといったら、「注意深さ・・」ってな雰囲気の方が、より強く感じ取れたんだ。

たぶん両チームともに、「行き過ぎたら、やられる・・オレたちは、トップを追い掛けるために負けられないんだっ!!」ってな感性が先行していたんだろうね。

だから、「ここぞっ!」ってな最終勝負シーンでも、どうも、人数(押し上げの勢い)だけじゃなく、決定的スペースへ突っ込んでいく姿勢(覚悟)も足りないって感じた。

また、こんな発想も・・

チーム力では(基本的なチーム戦術の発想でも!?)拮抗している(似通っている)両チームだから、やっぱり最後のトコロでは、個の勝負「の方」が、より効果的に結果を出せる実効プレー!?

でも実際には・・

そう、両チームともに、個のドリブル勝負で、仕掛け(抜け出し)切る(!!)ってな雰囲気は、ほとんど醸(かも)し出せず、最後のところで安全パスに「逃げる」シーンが目立っていたよね。

もちろん、藤田チマや大久保嘉人、はたまた山下諒也がブチかましたロング&ミドル弾は、「意志が込められていた!」っちゅう視点で、素晴らしかったけれど・・さ。

あっと・・

そんな「落ち着いたせめぎ合い」だったヴェルディvsジュビロに対して・・

そう、ベルマーレvs鳥栖の勝負マッチは、ものすごくダイナミックな意志と意地がぶつかり合い、火花を散らしていたんだ。

とにかく、両チームともに、攻守にわたる積極的でダイナミックな仕掛けサッカーで、リーグのなかでも、かなりの存在感を発揮しているんだよ。

それでも、その「ポジティブ内容」に、勝ち点が、うまく伴っていかない。

もちろん私は、そのサッカーが、日本サッカーも含めて「次につながる」って高く評価しているし、そのコトは、衆目の認めるところでしょ。

それにしても・・

両ゲームともに、イニシアチブやゴール機会という視点で、紆余曲折があったね。

そんな「ゲーム展開の揺動」に、決定的な影響を及ぼしていたのは、やっぱり、攻守にわたる、最後の「勝負イメージングの内容」だったと思うよ。

例えば、守備では・・

相手の「次のボールの動き」を、しっかりと予測できているか(予測しよう瞬間的にアタマを回転させているか≒ボールオリエンテッド・イメージング!?)。

そうそう、18時キックオフだった、ヴィッセルvsアントラーズ戦・・

前半だけダゾンしたんだけれど、そこで、アントラーズの「レオ・シルバ」が魅せつづけていた、予測ベースのインターセプト(相手トラップの瞬間を狙ったアタック!?)。

それには、鳥肌が立つほどの感銘を受けたモノさ。

あっと、攻撃・・

もちろん、ボールがないところで勝負を決めちゃうような決定的フリーランニングとか、勇気マンマンの「やり切る」ドリブル勝負とかね・・

だから、ベルマーレvs鳥栖の勝負マッチの方に、より引き込まれたモノさ。

それに対して、ヴェルディvsジュビロは、ちょっと「冷めた感性」のダゾン観戦だったワケさ。

ということで・・

両マッチともに、無得点の引き分けに終わっちゃったわけだから、そこでの「入れ込みレベルの差」は、推して知るべし・・でしょ。

まあ、とはいっても・・

物理的や心理・精神的なファクターも内包する様々なバックボーン要因からすれば、やっぱり、両方とも、動的な均衡マッチだったとするのが正しい評価だと思っている筆者なのであ〜る。

へへっ・・

ということで、今日は、こんなところで・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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