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2022_ACL・・吉田孝行ヴィッセルには、マリノスに対する立派な勝利や、この悔しい敗戦を糧に(!?)、本来のチカラを蘇らせ、リーグ戦での確かなパフォーマンスを期待します・・(ヴィッセルvsチョンブク、1-3)・・(2022年8月22日、月曜日)

ウワッ!!

後半ロスタイムに入ったタイミング。

唐突に、チョンブクが、決定的なチャンスを創りだしたんだ。

最初は、鋭いクロスボールからの、ダイビングヘッド。

また、その直後には、強烈なミドル弾。

両方とも、GK前川黛也が、スーパーセーブで防いだ。

それは、得点になっても、まったくおかしくないゴール機会ではあった。

フ〜〜ッ、なんだ、この唐突な大ピンチは・・

・・なんて思ったけれど、でも、その1分前には、ヴィッセル汰木康也が放った、まさに「キャノン」ってなミドル弾もあったよね。

それもまた、とても可能性の高いゴール機会だったんだ。

そう・・

ゲーム終了間際に、両チームが、まさに唐突の極みってなゴール機会を創りだしたんだよ。

「えっ!?」ってな感性に包まれちゃうほど唐突なチャンスをネ。

何せ・・

そうなんだよ。

それまでのゲーム展開は、典型的なトーナメントマッチってな、膠着の極みといった雰囲気につつまれていたんだよ。

そう、静的な拮抗マッチ・・!?

両チームともに、次のスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)へのサポートパワーという視点では、とても注意深かったんだ。

逆に、ボール奪取プロセス(守備)は、ものすごく忠実&ダイナミックなんだよ。

そんな戦い方こそが、トーナメント一発勝負の絶対バックボーンだっちゅうわけだ。

でも・・

そう、ゴールという極限の「刺激」が、ゲームを活性化させることになる。

わたしは、こんなコトを考えていた・・

まあ、「あんな」ゲーム展開だから、ゴールが入るとしても、たぶん、セットプレーか一発カウンターによるんだろうな〜・・

でも、そんなゲーム展開イメージを描いていた矢先。

そう、そんな後半19分。

コーナーキック崩れの展開のなかから、汰木康也が、こぼれ球を蹴り込むんだ。

先制ゴ〜ルッ!!

でも・・

そう、その2分後には、グスタボからの一発タテパスを受けたバロウが、そのまま持ち込んで、同点ゴールを叩き込んじゃう。

フ〜〜ッ!!

そしてゲームが、選手たちの「意識と意志とイメージング」の興奮レベルに合わせるように、エキサイティングに高揚していくっちゅうわけだ。

その後、何度か、両チームがチャンスを創りだす。

それでも、決まらない。

そしてまた、ゲームが膠着していく。

まあ、このまま延長かな・・

そんな雰囲気のなかで飛び出した、冒頭の、ゴール機会だったというわけだ。

それにしても・・

決勝ゴールを、ヘディングでブチ込んだグスタボは、抜群の「高さ」を魅せたね。

そのヘディングを生み出した、正確なクロスは、同点ゴールを奪ったバロウから。

つまり・・

この両人で、同点ゴールと逆転ゴールを生み出したっちゅうわけだ。

もう一つ・・

延長後半のロスタイムに、このゲーム唯一といっていいゴール機会を得た、ムゴシャ。

絶対的なヘディングシュートのチャンスだったけれど・・

チョンブクのグスタボは、キッチリと、ゴールを決めたのに対し、ムゴシャのヘディングシュートは、ボール1個分、右に逸れていった。

フ〜〜ッ・・

さて、ということで・・

もちろん、吉田孝行ヴィッセルは、立派なサッカーを展開した。

日本のサッカー人として、彼らに対して、称賛と感謝の拍手をおくります。

とにかく、彼らには・・

マリノスに対する立派な勝利や、この悔しい敗戦を糧に(!?)、本来のチカラを蘇らせることで、リーグ戦でも、確かなパフォーマンスアップを期待します。



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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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