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2022_J1_(変則)9節・・変化こそ常態(諸行無常)というポジティブ刺激・・リカルド浦和レッズの進化&深化への期待がふくらみ続けるじゃないか・・(レッズvsヴィッセル、2-2)・・(2022年2月23日、水曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
フム〜〜ッ・・
    
全体的な内容からすれば、リカルド浦和レッズが勝ち点3をゲットしても・・
    
・・試合後には、そんな印象が、アタマを占拠していた。
    
それにしても、明本考浩。
    
手を出しちゃいけない。
    
もちろん相手も、プレーが止まるまでの流れでは手を出していたけれど、うまく明本考浩に「当たらなかった」。
    
それに対して(相手の挑発に乗せられた!?)明本考浩。
    
誰がみても、まったく言い訳が立たないほどの見事なパンチをブチかました。
    
フ〜〜ッ・・
    
まあ、仕方ない。
    
明本考浩には、これを貴重な学習機会にして欲しいって、心から願います。
    
そう・・
    
興奮したときに、何か、まったく別のことをアタマに思い浮かべるとか、そんな感情コントロールテクニック・・ね。
    
何せ彼は、素晴らしい攻守ハードワークとリスクチャレンジを自ら探しつづけ、それを効果的にブチかましつづける、スーパー主体性プレーヤーなのだから。
    
いまは代替が効かない選手なんだよ、明本考浩は。
    
そして、87分の同点ゴール。
    
この失点は、明本考浩にとって、追い打ちのショッキングな出来事だったはず。
    
そう、これ以上ないほど強烈な「ネガティブ刺激」。
    
とにかく・・
    
「あの」シーンを忘れないためにも、その刺激を、ポジティブなモノへと変化させましょう。
    
あっと、87分の、同点とされた失点シーン。
    
そこじゃ、アンドレス・イニエスタに軍配を上げるしかない。
    
「このスペースしかない・・」っちゅうスポットへ、まさに測ったような軌跡を描く、スーパークロスを上げたんだからね。
    
GK西川周作が、微妙に「飛び出せ」ないだけじゃなく、レッズディフェンダーの「微妙な背後スペース」へ、ピンポイントのクロスを送り込んだんだ。
    
お見事・・
    
そして、ここから冒頭のテーマに戻るわけさ・・
    
全体的なサッカー内容では、三浦淳寛ヴィッセルを、明確に上回っていた・・
    
さきほどの「マリノスvsフロンターレ」でも採りあげたけれど・・
    
攻守にわたる局面デュエル、そしてスペース攻略プロセスで、リカルド浦和レッズに、一日以上の長があったんだよ。
    
そう・・
    
ボール奪取プロセス(守備)では、明確に、ヴィッセルを凌駕していたし・・
    
「そこ」から繰り出すスペース攻略プロセス(仕掛け)でも、人とボールの動き、「組織プレー」と「個の勝負プレー」のバランスといった視点などで、リカルド浦和レッズが、より高い次元のサッカーを魅せていたんだ。
    
そのコトは、観ている方々も、アグリーに違いない。
    
でも、ゲームが進むなかで・・
    
明本考浩のレッドカードだけじゃなく・・
    
「あの」アンドレス・イニエスタが登場してくるんだ。
    
そして、「ダイレクトパス」をミックスした組織プレーで、次元の違う存在感を光り輝かせはじめるんだよ。
    
そんなアンドレス・イニエスタのプレーぶりを観ながら・・
    
ダイレクトパスが、いかに効果的か・・
    
それによって、いかに簡単に「局面を有利に変容させられるか」という普遍的なテーマが、アタマを駆けめぐったモノさ。
    
もちろん彼は、ダイレクトだけじゃなく、前述したような決定的パスを送り込むだけの「天賦の才」も有している。
    
イチバンの強みは、ヴィッセル選手たちが、例外なく、そんな「アンドレス・イニエスタの天才」を活用し尽くそうとしているコトだね。
    
だから彼らは、「アンドレス・イニエスタのためにも走る」コトを厭(いと)わない。
    
そこでも、三浦淳寛の、心理マネージャーとしてのウデが発揮されるというわけだ。
    
良いネ・・
    
ということで、リカルド浦和レッズ。
    
敗れた(第1節)サンガ戦もふくめて、とても良いサッカーを魅せている。
    
そこには、リカルドが、積極的に「新顔」を起用するなど、チームに活力を与えつづけているという背景もあるよね。
    
チームは、生き物なんだ。
    
だからこそチームにとっては、変化こそ常態(諸行無常!?)という普遍的コンセプトを身近に体感しつづけるコトこそが、ものすごく大事な「ポジティブ刺激」だと思うわけさ。
    
これからの進化&深化への期待がふくらみつづけるじゃないか。 
   
  
   
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  - ところで・・
    
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
    
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
    
彼女については、このページやあのページを参照してください。
    
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
    
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
    
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
    
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
    
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
    
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。 
   
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  - あっと・・
 
  
   
  - 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
   
  - ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
  
   
  - この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
 
  
   
  - とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
    
   
   
- 
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  
   
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  
   
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
  
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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