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2022_プレーオフ(その2)・・来週日曜日の、チョウ・キジェ京都サンガとの一発勝負が、いまから楽しみで仕方ありません・・(熊本vs山形、2-2)・・(2022年11月6日、日曜日)

まさに、全身全霊の、攻守ハードワークとリスクチャレンジの応酬だった。

そう、究極とも表現できそうな、主体性プレーの激突だったんだ。

とはいっても、ゲーム全体を「俯瞰」して観たら、そこには・・

プレー姿勢(チーム戦術)ニュアンスという視点で、こんな微妙な差異も見えていた。

・・最後の最後まで、前からプレスの姿勢を、まったく崩さず「寄せ」つづけた、熊本・・

・・対する山形は・・

・・ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションも含めた「人とボールの動き」という視点で、よりスマートな「テイスト」を魅せつけた・・

・・ってなコトになりそうだけれど・・

とはいっても、もちろん、両チームともに・・

ボール奪取プロセス(守備)でも、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)でも、それぞれの特長を出し切ったコトだけは、確かな事実だった。

まあ、両チームともに、似通った(攻守イメージングの!)サッカーをやっていたっちゅうことだね。

またそこには、一発勝負という視点もあった。

そう、J2最終成績の上位チームが、ホームスタジアムで闘えるだけじゃなく、同点の場合は、ホームチームに勝ちが転がりこむんだよ。

「そのこと」が、心理的・精神的な「落とし穴」になる可能性があるわけだ。

そう、心のスキが出てくるかもしれない・・という心理的なネガティブ・エフェクト。

何せサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」だからね。

でも、両チームともに、監督による優れた心理マネージメントが功を奏したようだ。

そう、両チームともに、その「落とし穴」にはまることなく、最後の最後まで、持ち味を出し切る、素晴らしい闘いを披露したんだ。

だからゲームは、一瞬も、目を離すことができない、エキサイティングな勝負マッチへと成長していった。

試合後のダゾンインタビューで、山形のピーター・クラモフスキーは、悔しそうな表情をみせた。

たぶん彼は、サッカー内容では、「ウチの方が、若干、上だった・・」って思っていたんだろうね。

その、感覚的な評価については、わたしも、(微妙に!?)アグリーではあった。

とはいっても・・

熊本が、最後の最後までブチかましつづけた、レベルを超えた「勢い」のチェイス&チェックやカバーリング(最高の意識と意志!)には、アタマが下がった。

ということで・・

J1への参入決定戦は、チョウ・キジェ京都サンガとの一発勝負ということになった。

レギュレーションは、変わらず、場所は「京都」で、90分で引き分けの場合は、ホームチーム勝利ということになる。

来週の勝負マッチが楽しみで仕方ありませんよ。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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