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2023_天皇杯、決勝・・極限テンションとダイナミズムが支配する勝負マッチだった・・堪能させてもらった・・(フロンターレvsレイソル、0-0, PK=8-7)・・(2023年12月9日、土曜日)

極限の「集中力」のせめぎ合い・・

この勝負マッチを一言で表現したら、(タイトルとは違うけれど!?)そんな感じですかね。

要は・・

両チーム選手たちの、闘う意志が、最高レベルまで高まり、そのレベルが、最後まで(大きく!?)ダウンしなかったっちゅうコトです。

その「ダイナミックな意志」が、もっとも顕著に感じられたのは・・

言うまでもなく、ボール奪取プロセス(守備)の内実。

特に・・

相手にボールを奪いかえされた「次の瞬間」に爆発する、「戻り」アクション。

そう、チェイス&チェック(寄せや、追いかけ!!)。

その「勢い」が、ハンパなかったんだ。

最後の最後まで・・ね。

とにかく・・

相手にボールを奪われた瞬間に、攻守を切り替え、「とてもキツイ守備」へ戻るアクションを、それも全力で(!)実行しつづけた両チームに、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。

あっと・・

そんな極限手ションのなかでも、両チームは、何度も、ゴール機会は、創りだした。

特に・・

細谷真大の、完璧フリーで相手ゴールへ迫ったシーン・・

また・・

交替したゴミスのヘディングシュートシーン・・

二つとも、まさに決定的チャンスだったけれど、両方とも、GKが、見事に防ぎきった。

とにかく・・

ものすごい極限テンションが支配する、ドラマ満点の勝負マッチだったんだよ。

堪能した。

ところでゲーム・コンテンツ・・

レイソルは、忠実、積極的&攻撃的なボール奪取プロセス(守備)が、ゲーム戦術的なメインテーマということだった。

そう、積極的&攻撃的、そして忠実な、前からプレス守備。

対する、フロンターレは・・

いつものように、ステディーな(安定した)ボール奪取プロセス(守備)を絶対ベースに、しっかりと人とボールを動かすスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)を魅せつづける。

それでも・・

いつもの、美しい、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションは、限られていたよね。

あっと、対するレイソル・・

そのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)だけれど・・

彼らは、最前線の絶対エースコンビ、マテウス・サヴィオと細谷真大が、(どちらかというと!?)個の勝負プレーを前面に押し出すカタチで、シュートまでもっていった。

そんな両チームが誇示した、極限テンションの勝負マッチ。

心から楽しめた。

あっと、チト蛇足だけれど、最後に・・

昨日、日本サッカー協会が主催する、レフェリーに関する「ブリーフィング」に参加してきたんだ。

審判委員長、扇谷健司さん、Jリーグ担当統括、東城穣さん、そしてVAR担当マネージャー、昨シーズンまでピッチ上で活躍された、(わたしもファンだった!)佐藤隆治さん、各氏が、それぞれのテーマを、とてもうまく仕切られた。

特に、佐藤隆治さんによる、「VARの内情説明」は、とても参考になった。

でも・・

そう、その佐藤隆治さんの説明のなかで、「フットボール・コンタクト」っちゅう、キーワードが出てきたんだ。

その瞬間、「ボタン」を押された。

そして、どうしても語りたくなって、挙手し、発言の機会を求めた。

・・そのフットボール・コンタクトというテーマですが・・

・・わたしにとって、それは、これまで、コラムを書く上で、(心理的な!)鬼門だったんですよ・・

・・とにかく、背後からショルダーチャージを仕掛ける、相手がボールを支配している状況で、平行して走ることで、相手の脚を引っ掛ける(まあ、普通のフットボール・コンタクト!?)・・

・・また、ボールを支配する相手の脚を、「押す」ことでずらし、そしてボールを蹴り出す・・

・・そんな明確なファールを、「流す」レフェリングが、気持ち悪くて、仕方なかった・・

・・それが、今シーズン、徐々に、改善されてきつつあると実感しているんですよ・・

まあ、そこで、例に挙げたのが、「このコラム」で紹介した、エスパルス高橋祐治の、ヴェルディ染野唯月に対するファール(PK)シーンだった。

そして・・

・・そのシーンですが、明確なファールだったけれど、たぶん、半年前だったら、ファールにならなかったかも知れないって思っているんですよ・・

・・そう、だから、レフェリングが改善されているっていう印象をもっているんですが・・

まあ、それに対しては、お三人からは、明快なコメントはいただけなかったけれど・・

とにかく、ここでは・・

レフェリーの方々が、ものすごく深く、広く、ディスカッションし、スキルを高めているコトを、わたしの読者の皆さんにも、お伝えしたい・・と、思ったわけです。

そりゃ、そうだよ。

何せ・・

ゲームが流れていくなかで、それもプレイヤーのほとんどは、ファールじゃないって確信しているわけだからね。

そんな、厳しいファジー状況で、まさに「瞬間的」に判断し、決断しなきゃいけない。

わたしは、ドイツ(プロ)サッカーコーチ連盟が主催する国際会議で、いつも、国際的にも名の通った(ドイツやイングランドの)レフェリーの方々と、ディスカッションすることにしているんですよ。

もちろん、深く、広い、視点でネ。

彼らのほとんどは、日本のレフェリーを、高く評価している(そのコトも、お知らせしたかった!)。

それに・・

森保一ジャパンが、(世界トップへ近づいている雰囲気バチバチの!)結果を出していることで、これからは、もっと、国際舞台で、活躍できるようになるでしょ。

ということで・・

わたしは、昇格PO決勝を仕切った、池内明彦さんや、この天皇杯決勝でホイッスルを吹かれた、木村寛之さんのファンになろうと思った次第。

あっ・・これまでは、前述の佐藤隆治さんのファンだったんだよ。

ということで・・

鬼木達フロンターレに対して、同じサッカー人として、心からの祝福と感謝の拍手をおくる筆者なのだ〜・・。

へへっ・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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