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2024_
日本代表(WM最終予選)・・このゲームでも、中国戦(前半)と同様に、前半9分の(三笘薫と堂安律による!)絶対ゴールチャンスがあったからこそ、心を
平安に、観戦できた・・もう、アジアの「強化ディフェンス」は、人とボールの活発な動き(≒ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション)に支えられ
た森保一ジャパンの敵じゃない・・(バーレーンvs日本, 0-5)・・(2024年9月11日、水曜日)
				
   
   
   
   
			 
			
守田英正・・
    
このゲームじゃ、何といっても、この、「神出鬼没の忍者」を、採りあげざるを得ない。
    
別に・・
    
ゴールという視点で「も」、目立ちに目立ちまくったというだけじゃ、ないよ。
    
とにかく・・
    
絶対キャプテン遠藤航との、攻守にわたるコンビネーションが、素晴らしかったんだ。
    
まさに、森保一ジャパンの「重心コンビ」ってな感じ。
    
まあ、その守田英正だけじゃなく・・
    
フロンターレ発で、フットボールネーションへ巣立っていった(そして活躍する)ヤツら・・
    
そんな、遠藤航のパートナーとしての「忍者」は、フロンターレ輩出で、田中碧、旗手怜央もいる。
    
考えてみれば・・
    
風間八宏と、彼の「偉大なる後継者」鬼木達によって創造された(!?)ヤツらだ。
    
まあ、もちろん、彼らが、本場で活躍できるまでに成長した背景には・・
    
監督をサポートする優れたスタッフや、中村憲剛、大島僚太といった日本サッカー史に残る、優秀なチームメイトとの、大いなる「刺激の交歓」があったはず。
    
そんな、「環境が生み出した光り輝く結晶」としての、守田英正・・
    
とにかく、攻守にわたって、仕事(ハードワーク&クリエイティブワーク)を探しまくっていた。
    
そう、まさに、究極の「主体性プレー」を魅せつづけたんだ。
    
あまり長くならないように、守田英正については、こんなところで締めるけれど・・
    
とにかく・・
    
守田英正の、素晴らしい、カタチに囚われない、主体性(!!)パフォーマンスを強調したかった。
    
ということで、ゲーム・・
    
やっぱり、バーレーンは、中国戦の前半のような「基本的発想」で、ゲームに臨んできた。
    
しっかり人数をかけて守り、一発カウンターやセットプレーで「虎の子」をブチ込み、勝負に勝つ。
    
ということで、バーレーン監督のクロアチア人、ドラガン・タライッチは・・
    
日本の「組織的な仕掛け」に、ボール奪取プロセス(守備)イメージングの重点を、置いた。
    
そう・・
    
とにかく、森保一ジャパンのスペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、ボールがないところでのアクションの量と質をターゲットに、守備イメージングを鍛えてきたと思うんだ。
    
でも、結局は・・
    
そう、バーレーン守備は、ボールがないところで、森保一ジャパンに、やられてしまった。
    
鎌田大地の、素晴らしい飛び出しから奪った、先制PKにしても、追加ゴール、ダメ押し弾、「ダメダメ押し弾」、「ダメダメダメ押し弾」にしても・・
    
それにしても、61分に、守田英正がブチ込んだ、ワンツーからの3点目は、胸のすく一発だった。
    
あっと、また、その守田英正がブチ込んだ、日本代表の4点目も・・
    
ソコで魅せた、守田英正の、ボールがないところでの「動き」が、秀逸の極みだったっけね。
    
その経緯・・
    
遠藤航から、左サイドにポジショニングしていた三笘薫に、パスが出た・・
    
そのまま三笘薫が持ち込み、ゴール前へ、守田英正との「アイコンタクト」に誘われるかのように、正確で「優しい」ラスト・トラバース・クロスを送り込むんだよ。
    
もちろん、「そこ」には、走り込んでいた「忍者」がいた。
    
これもまた、胸のすく一発だったよね。
    
ホント、守田英正の、攻守にわたる大活躍は、記憶に残る。
    
ところで、皆さんも・・
    
ゲームのなかで、どんどん「変化(劣化!?)」しつづけた、バーレーン守備の「徹底アクション」に、お気づきになったと思います。
    
そう、ボールがないところでの、バーレーン守備の量と質の、大幅な「劣化」ね。
    
やっぱり、不確実ファクター満載のサッカーは、究極の「心理ボールゲーム」なんだよ。
    
そう、バーレーン選手たちの、ボール奪取プロセス(守備)での「意識と意志ポテンシャル!」が、日本のゴールとともに、地に落ちていったんだ。
    
まさに、中国の後半のようにね・・
    
その他にも・・
    
後半になって登場したベンチメンバーの、大活躍(存在感アップ!)。
    
中村敬斗・・
    
その、「個の才能レベル」は、まさに天井知らず。
    
伊東純也・・
    
積極的なリスクチャレンジ姿勢が、チームに活力を与えた。
    
久保建英・・
    
やっぱり、日本を代表する天賦の才。
    
「中東」を相手にしても、その「個の勝負」は、どんどん充実していった(自信と確信レベルの進化&深化!)。
    
また、彼の左足から放たれる、勝負のタテスルーパスも、威力(魅力)満点だった。
    
というコトで、最後に・・
    
これまで、中国や中東とやるときは、彼らの「強化ディフェンス」に、苦労させられた。
    
でも・・
    
近頃は、そんな強化(高密度)ディフェンスをモノともしない、ボールがないところでの勝負アクションが、抜群の「存在感」を魅せている。
    
正確なスルーパスや、変幻自在のクロスなどなど。
    
そう、人とボールの活発な動き(≒ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション)に支えられた森保一ジャパン。
    
観ているコチラも、とても「平安な心」で観戦できるようになっている。
    
もう、森保一ジャパンの相手は、「世界」しかないということか。
    
あっと・・
    
そんな、平安な心理にしてくれたのは、中国戦の「前半」と、このゲーム前半9分の、堂安律が放った、ポスト直撃のダイレクトシュートだった。
    
そのビックチャンスを観ながら、思っていた。
    
・・そうそう、この最終勝負センスだよ・・
    
・・これが機能していれば、相手の強化ディフェンスだって、まったく怖くない・・
    
・・そう、中国戦のように、いつかは、ゴールをブチ込んでくれる・・
    
・・そんな、「心の平安」ね。
    
もう、アジアの「強化ディフェンス」は、日本の敵じゃない。
    
この二試合を観ながら、そんなコトを思っていた。
  
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最後に「告知」です。
    
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
    
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
     
  - そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
    
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
    
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
    
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
     
  - まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
   
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				 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
			
			
			
			
			
			
			
			
				 追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
			
			
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				 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
			
				 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
			
				 
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
			
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