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2024_日本代表(WM予選)・・実力の差を、しっかりとゴールで表現してくれた森保一ジャパン・・これからの本物のギリギリ勝負への期待が高まりつづける・・(ミャンマーvs日本, 0-5)・・(2024年6月6日、木曜日)

ミャンマーは、もちろん、ボール奪取プロセス(守備)で「組織」を固める。

ということで、このゲームでの森保一ジャパンのテーマは・・

どのように、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)をブチかましていくのかという一点に絞り込まれる。

気候的な条件は、蒸し暑く、雨も降っているなど、とてもウェット。

そんななかで、ミャンマーは、とても忠実に、マーキング&カバーリングを繰り返す。

とはいっても・・

ウラの決定的スペースを突かれるのが怖いミャンマーは、前からプレスは、そこそこ。

そこでのチェイス&チェック(寄せ)の勢いは、限られたチャンスに爆発するといった程度だ。

そしてミャンマーは、強固なブロック守備をブチかましてくるんだよ。

ということで、このゲームでは・・

スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)において、選手が、どのような「イメージング」でゲームに臨んでいるのかという点にスボットを当てようと思ったわけさ。

さて、前述したように・・

足許パスをつなぐような「人とボールの動き」では、まったくといっていいほど、ミャンマーのブロック守備を振りまわせない。

だからこそ・・

「突貫小僧ドリブル」や、ワンツーを積み重ねる、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーション、こそが、KFSなんだよ。

KFS = Key Factor for Success・・ね。

そのテーマについては、このところの「J_コラム」で、かなりの頻度で、主張している。

ということで森保一ジャパンは・・

中村敬斗の、突貫小僧ドリブル、そして、鎌田大地などがリンクする、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションで、しっかりとゴール機会を創りだすんだ。

そこでは、以前のような、守備を固める相手に対する「攻めあぐみ」なんていう雰囲気は、かなり薄まったと感じた。

それも、これも・・

選手たちが、フットボールネーションでの厳しいライバル争いに生き残り、しっかりと活躍できているからに他ならない。

そう、環境こそが、人を、育てるんだよ。

それにしても、中村敬斗。

その、突貫小僧ぶりは、素晴らしいの一言だった。

あっと、それだけじゃなく・・

それ以上に、彼のシュート感性が、得も言われぬほどの「上質レベル」だと感じた。

その、シュート決定力というテーマについては、「このコラム」も、ご参照あれ。

いま彼は、オーストリアのリンツで活躍しているらしい。

今度、友人のドイツ人(オーストリア人)コーチ連中に、彼について、聞いてみよう。

とにかく・・

たしかに後半は、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)で、少しペースを落としたけれど、それでも、全体としてみれば、キッチリと、立派に勝ち切った。

それは、特筆の称賛に値する成果だった。

次は、ホーム(広島)でのシリア戦。

楽しみで仕方ない。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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