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2024_ 「J1」昇格プレーオフ・・「J1昇格」という、素晴らしい「成果」をつかみ取った、木山隆之ファジアーノに対し、同じサッカー人として、心からの称賛と 感謝の拍手をおくります・・(ファジアーノ岡山vsベガルタ、2-0 )・・(2024年12月7日、土曜日)

エネーチケー中継・・

試合後も、ずっと、テレビ画面に映し出される、ファジアーノの感動的なシーンを観つづけていた。

家族が参加した、喜び合うシーンも、よかった。

ドイツ人GKブローダーセンのお子さん、奥さんを交えたスリーショットも、素晴らしかった。

でも、そこでは・・

そう、惜しくも敗れた、森山佳郎ベガルタ、そして応援に岡山まで駆けつけたサポーターの皆さんに対する「さまざまな思い」もミックスしていたんだ。

また、読売サッカークラブ時代だけじゃなく、ドイツ人プロコーチ仲間の「ブンデスリーガでの盛衰」の体感も、呼び起こされていたよ。

そして、思った・・

やっぱり、サッカー(スポーツ)は、とても良いし、それは、社会的なポジティブ・エネルギーを放散するチカラがある。

あっと、敗れた森山佳郎ベガルタや、サポーターの皆さん・・

もちろん彼らは、同情なんてノーサンキューでしょ。

それでも、こんな「エモーショナルな激動」は、そうそう体感できるモノじゃない。

たぶん、後になってから、「そのホンモノの価値」を、反芻するでしょ。

あっ、スミマセン、導入部が長くなりすぎました。

それにしても・・

今年のプレーオフは、大変な「下克上ドラマ」になったよね。

なんといっても、準決勝で、上位2チームが、下位2チームに敗れてしまったんだから。

それでも、この決勝では、リーグの最終順位そのままの結果に落ち着いた。

その、準決勝での下克上ドラマだけれど・・

まあ、一発勝負ということもあったんだろうし(引き分けは、ホームゲームで戦える上位チームが勝ち抜け)・・

勝つしかなかった下位チームは、完全に「フッ切れた」心理で、勝負マッチに臨めたという背景もあったのかな。

そして迎えた、決勝・・

それは、ファジアーノ岡山vsベガルタ仙台という組み合わせになった。

会場は、もちろん、リーグ上位だった「ファジアーノ岡山」のホームスタジアム。

もちろんベガルタは、勝つしかないという条件で、ゲームに臨むことになった。

そしてゲームは、準決勝もそうだったけれど・・

勝つしかないチーム(ベガルタ)が、攻め込むという立ち上がりの展開になった。

さて〜〜・・

ファジアーノ岡山が、このままベガルタに主導権を握られつづけたら、まさに、心理的な悪魔のサイクルに捕まってしまうじゃないか・・

そんな心配がアタマをよぎったのだけれど・・

すぐに、サスガのプロコーチ、木山隆之が鍛えたチームだって、再認識させられたモノさ。

そう、ファジアーノが、徐々に、ペースを握りかえしていったんだよ。

そしてゲームが、例によっての、動的な均衡マッチへと「成長」していったわけだ。

エネーチケー解説の、槙野智章。

いいね〜・・

言葉にチカラがあるし、変な「マスターベーション内容」など、皆無。

そして、サッカーの本質を突くような、素晴らしい語りを、聞かせてくれた。

その槙野智章が語る。

・・徐々に、ファジアーノが、ペースをアップしてきましたね〜・・

・・逆に、ベガルタは、攻撃での、ボールがないところでのアクションの量と質が、受け身にダウンしはじめている・・

・・それでは、人とボールの動きを加速させられないし、試合ペースを、握りかえせない・・

うんうん、アグリーだね。

ところで、その槙野智章。

彼は、一時期、ドイツ、ブンデスリーガの雄、!.FC Koelnに所属していた。

その当時の、ケルンの会長は、その昔、わたしとボールを蹴った仲間だったんだよ。

ベルント・シュテーグマン・・

そのベルントと、槙野智章について話し合ったことがある。

・・マキノは、どんな選手だったんだい?・・

そんなベルントの質問に対して・・

・・彼は、サッカーの能力以外でも、とにかくアタマがいいし、パーソナリティーも、素晴らしい・・

・・彼が所属していた浦和レッズでも、チームの心理的な支柱っていうリーダー的な存在だったんだよ・・

そんな、楽しい語り合いがあったっけね。

あっと、ゲーム・・

全体的な、というか、局面的なサッカー内容は、まあ、互角といっていいよね。

それでも、戦術的な、そして勝負ベース的な「流れ」では、木山隆之ファジアーノに、「半日の長」があるかもしれない・・と感じていた。

もちろん、両チームともに、部分的に、前述したような、細かな「機能不全」は、出現する。

それでも、攻守ハードワークとリスクチャレンジという視点では、ものすごく微妙だけれど、やっばり、木山隆之のトコロに、軍配を挙げざるを得ないかな。

ここで、チト視点を変え・・

局面から局面に、激しく「動き」つづけるサッカーということで・・

フィジカル現象面(局面デュエルや、ボールがないところでのアクションの量と質など)における、微妙な「差異」のバックボーンも、考察するのは、面白い。

前述した、このゲームの「ルール」という人為的なモノだけじゃなく・・

選手それぞれのパーソナリティなどに代表される「心理・精神的バックボーン」・・

要は・・

そんな、とても魅力的で不可思議な「サッカー・ファクター」が、錯綜して、ぶつかり合い、絡み合っているという(心理的)バックボーンのことネ。

それには・・

主体性、攻撃性、協調性、自己犠牲ファクター、リーダーシップ・マインドなどなど、数え上げたら、きりがない。

ということで・・

イレギュラーするボールを足であつかうという不確実なファクターが山積みのサッカー・・

だから、そんな「心のファクター」が、フィジカル現象に与える影響は、計り知れないってなコトが言いたかった。

チト、回りくどかった!?

スミマセン・・

とにかく、最後に、その心理ベースで語りたかったのは・・

そう、木山隆之ファジアーノが、2点リードを奪ってからのベガルタの「熱量」が、微妙にダウンしていったという事実が、何を物語るのか・・という視点。

そんなコトを考えながら、世界をリードする(した)プロコーチ連中と、そんなテーマで、盛り上がったことを思いだしますよ。

あっと、とにかく・・

「J1昇格」という、素晴らしい「成果」をつかみ取った、木山隆之ファジアーノに対し、同じサッカー人として、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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