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			 2024_Fujiフィルム-スーパーカップ・・やっぱりボール奪取プロセス(守備)の内容こそが・・また、このゲームを仕切ったプロレフェリー、池内明彦さんについても簡単に・・(ヴィッセルvsフロンターレ、0-1)(2024年2月17日、土曜日) 2024_Fujiフィルム-スーパーカップ・・やっぱりボール奪取プロセス(守備)の内容こそが・・また、このゲームを仕切ったプロレフェリー、池内明彦さんについても簡単に・・(ヴィッセルvsフロンターレ、0-1)(2024年2月17日、土曜日)
 
 
 さて、2024年の「J」がはじまった。 さて、2024年の「J」がはじまった。
 
 ところで、ヴィッセル。
 
 何か、吉田孝行ヴィッセルのサッカーを、「堅守速攻」ってなニュアンスで書かれたり、語られたり。
 
 そうかな〜〜・・
 
 わたしは、まったく、そうは思わない。
 
 要は・・
 
 彼らのボール奪取プロセス(守備)が、忠実、積極的&攻撃的ということ。
 
 彼らのプレーからは、監督の「意志」そのままに(!?)、「前から」ボールを奪いかえそうとする「意識と意志」が見える、見える。
 
 対するフロンターレ・・
 
 ACLとの兼ね合いで(!?)、メンバーを入れ替えた。
 
 鬼木達も、「ターンオーバーするかも・・」って語っていたとのこと。
 
 ということで前半は・・
 
 慣れないメンバーの、「攻守イメージングのフィット感」にスキが見え隠れってな展開になった。
 
 そう、彼ら本来の、イニシアチブ・フットボールが、陰を潜めてしまったんだ。
 
 ただ・・
 
 そう、後半になって、そのボール奪取プロセス(守備意識)が大きく活性化することになる。
 
 だからこそ、ボールも、「より」高い位置で奪い返せるようになったし、自陣に攻め込まれても、ヴィッセルに、簡単にはゴール機会を創らせなかった。
 
 もちろんそれは・・
 
 チェイス&チェック(寄せ)を絶対ベースにしたマーキング&カバーリングなど、ボールがないところでのアクションの量と質が、よくなったからに他ならない。
 
 逆にヴィッセルの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)は、どんどん勢いを失っていった。
 
 そう、彼らの、人とボールの動きと「そのリズム」が、フロンターレに、より効果的に、抑えられはじめたんだよ。
 
 難しいネ・・
 
 ゲーム中に、どんな「サイコロジカルな動き」があったかは、定かじゃないけれど・・
 
 ヴィッセルが、ボール奪取プロセス(守備)を、うまく活性化できなくなったコトは確かな事実。
 
 それって・・
 
 誰かの(一人の!)ディフェンス・プレーが、受け身で消極的になったから??
 
 互いの、ボールを奪いかえす「イメージング・シンクロ」の状態が、うまく噛み合わなくなったから!?
 
 分からないけれど・・
 
 わたしは、ボール奪取プロセス(守備)の機能性がアップしない場合・・
 
 プレイヤーの立ち位置とか、戦術イメージなどではなく・・
 
 あくまでも、選手たちの、「仕事を探しつづける意識と意志」というファクターにフォーカスする。
 
 そう、究極の「心理ボールゲーム」である、「不確実なサッカー・・」というディスカッションね。
 
 もちろん・・
 
 選手の立ち位置だって、選手の交代、イメージするべき「戦術アイデア」だって、「何かを変えるため」に、活用するさ。
 
 でも、そこにゃ、そんな物理的(戦術)ファクターを支配する、根源ファクターがあるんだよ。
 
 言いたかったコトは・・
 
 変な戦術論(周りの雑音!?)に、自身の「戦術アイデア」が「引っかき回されない」ように注意するコトの、大事さっていうポイントなんだよ。
 
 故ヘネス・ヴァイスヴァイラー、故リヌス・ミケルス、故ヴァレリー・ロバノフスキーといった「世界サッカーのレジェンド連中」からは、こんな金言を、いただきましたよ・・
 
 ・・いいか・・
 
 ・・変に、戦術論をひけらかす、専門家(プロコーチ!?)って呼ばれるヤツらは、そのほぼ全てが、素人のマスターベーターなんだ・・
 
 ・・もちろん戦術アイデアと、その意味合いを、深く理解し、臨機応変に、それらを「うまく組み合わせ」、駆使できるコトは大事だけれど・・
 
 ・・もっと大事なことは・・
 
 ・・選手たちが、積極的、主体的に「戦術を考え」、チームワークを機能させる(ベターに機能させる!)ために、正しい主張(言葉と積極プレー!)をするように心理マネージすることなんだ・・
 
 ・・彼らからは、そんな「教え」を授けてもらったんだよ。
 
 最後に・・
 
 この試合で「も」、素晴らしいホイッスルで、厳しい局面デュエルを「うまく裁いた」、プロフェッショナル・レフェリーの池内明彦さん。
 
 わたしがファンだった佐藤隆治さんが、現場を離れてしまったから・・
 
 これからは、池内明彦さんのファンになろうと思っている筆者なのであ〜る。
 
 へへっ・・
 
 
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- ところで・・
 
 チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
 
 以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、 その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。 その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
 
 彼女については、このページやあのページを参照してください。
 
 私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
 
  その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。 その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
 
 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
 
 「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
 
 ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
 
 また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
 
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- あっと・・
 
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
 
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
 
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
  
 
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
 
 
 
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 最後に「告知」です。
 
 どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
 
 一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
 
 
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
 
 自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
 
 ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
 
 もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
 
 
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
 
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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
 追伸:わたしは ”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。 ”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
 
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