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- 2024_田中碧の1・・田中碧が放つ、ボランチベースの(!)ゲーム&チャンスメイカーとしての存在感に、心惹かれていた・・(2024年12月14日、土曜日)
- さて・・
いま私は、日本代表の「重心プレイヤー」に、興味をもっているんだ。
そう、前回は、守田英正。
そして今回は、田中碧、
いま彼は、イングランド・チャンピオンシップの、リーズユナイテッドに所属している。
要は、プレミアリーグよりも、一つ下のプロリーグっちゅうことだ。
それが・・
そう、そこでは、日本の「J2」とは、比べものにならないほどの「雰囲気」が、充満している。
たぶんソールドアウトなんだろうね、満杯のスタジアムからは、「これぞサッカー文化」ってな強大なエネルギーが放散されている。
わたしが、子供の頃に観られた海外サッカーは、イングランドのみ。
このコトについては、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)がつづけていた「三菱ダイヤモンド・サッカー」に対して、心からの敬意と感謝をささげます。
そのこともあって、田中碧が所属するリーズユナイテッドにしろ、対戦相手のミドルスブラにせよ、クラブ名は、よく知っている。
この導入部で言いたかったコトは、イングランドにおける「サッカーの伝統の深さ」なのです。
そう、サッカーは、人類史上最高パワーを秘めた、最高の、異文化接点なんだよ。
そのパワーが、サッカーの母国イングランドでは、ハンパないっちゅうわけさ。
たしかに、リーズは、イングランドの「2部リーグ」ではあるけれど、社会的な意義も含め、その価値レベルの高さは、他国の「2部プロリーグ」の比ではない!?
そりゃ、分からないから、軽々な発言は避けるけれど・・
とにかく、そこには、サスガに、サッカーの母国イングランドの伝統が息づいているって感じられ、とても嬉しい気持ちに包まれたわけさ。
ということで・・
そう、そんな「本格的プロリーグ」に、今シーズンから参加した、田中碧。
そこで彼が、どんなプレーをしているのか、興味深く、観戦していた次第。
そして、思った・・
・・田中碧は、チーム重心の「中心」として、素晴らしい光を放っているじゃないか・・
・・とにかく、チームメイトが、田中碧を「探している」コトを、意の一番に感じた・・
・・そして、そのチームメイトからの期待に違わぬ、ゲーム&チャンスメイキング・・
・・彼は、仲間のポジショニングを、正確に、イメージングできている・・
・・だから、右を観ながら、スッと切り返し、ノールックで、逆サイドのフリー選手へ、パスを通したりしちゃう・・
・・また、テメーがボールをもったら、決して無理をせず、中盤での、人とボールの動きと「そのリズム」を加速させるように、うまくマネージしちゃう・・
・・だからこそ、リーズの、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での「動き」の流れは、よどみなく、相手ゴールへ迫っていけるっちゅうわけだ・・
・・もちろん、ボール奪取プロセス(守備)プロセスに入ったら、例によっての、忠実でクレバーな「寄せ」から、自らボールを奪い返したり、味方に、奪い返させたり・・
・・そんな、守備フローのマネージメントも、素晴らしい・・
・・それだけじゃなく、前述したけれど、チャンスとなったら、相手ディフェンスにとって「見慣れない顔」として、ゴール前まで迫っちゃう・・
・・実際、リーズの3点目は、田中碧が演出したゴールだった・・
もちろん、「そこ」が、イングランド2部リーグであるというファクターも、加味して評価しなければいけないとは思う。
ただ、とにかく、田中碧が、チームの「かけがえのない重心」として、抜群の存在感を積み重ねているいるという事実には、喜びしかないよ。
まあ、今回は、こんな「取っ掛かり評価」から入ったけれど、これからも、もっと、リーズのサッカーを追いかけようと思わせてくれた、田中碧だったのであ〜〜る。
へへっ・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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