トピックス
2025_
クラブワールドカップの3・・浦和レッズのクラブワールドカップ・・3連敗という結果だったけれど・・さまざまな意味で「世界とのギリギリの勝負」を体感
したコトが、彼らの「次の進化&深化」の有意義な「糧」になる(なった)ことは確かな事実さ・・(レッズvsモンテレイ,
0-4)・・(2025年6月26日、木曜日)
攻守にわたる「組織的なサッカー内容」では・・
そう、互角に近いチカラを魅せていたレッズ。
でも結局は・・
そう、組織ではなく、「個」で、やられてしまった。
とにかく、「あの先制弾」が、強烈すぎた。
超ロングの、ブレまくる強烈シュート・・
西川周作先生でも、「あれでは」ノーチャンスだった。
そして、そこから、レッズの集中力(意識と意志の沸点)が、大きく減退していった。
微妙だけれど・・
そう、ボール奪取プロセス(守備)において、局面デュエルへもっていく経過エネルギーレベルが、落ちた・・と、感じたんだよ。
そして、2発目、3発目を、見事に、まさに見事に決められてしまう。
メキシコの特長は、何といっても、細かな人とボールの動き・・
でもヤツらは、それを絶対ベースに、個の勝負チャンスへ持ち込もうとする。
そして、だからこそ・・
一発ロング勝負パスで、「個の最終勝負」へ持ち込むような仕掛けにも長けているし、一発カウンターでの「意識と意志」の爆発レベルや、セットプレーでも世界レベルなんだ。
そんな、仕掛けの「プロセスイメージング」は、まさに、伝統。
だからチーム内での、仕掛けイメージング共有レベルが、ハンパないんだよ。
それに対してレッズ・・
攻守にわたって、組織エッセンスでは、まあ、互角の存在感は魅せていた。
それでも・・
そう、スペース攻略プロセス(攻撃&仕掛け)での、フィニッシング・イメージングとなったら・・
まだまだ、組織と個のバランスという視点でも、課題が山積みだ。
その「微妙な差」について、レッズ選手たちは、それを、強烈に、体感させられた!?
だからこそ、その体感が、着実に「次の進化&深化」をリードしていく!?
まあ、そういう、ポジティブな見方(学習機会)も、成り立つだろうね。
世界の強豪モンテレイは、たしかに「勝負強かった」。
そう、「チャンスの雰囲気が湧き上がるかもしれない・・」ってなときの、ヤツら個々の「主体的な爆発レベル」は、やっぱりレベルを超えていたんだ。
さて、レッズのクラブワールドカップ・・
まあ、3連敗という結果にはなってしまったけれど・・
彼らは、さまざまな意味で、「世界とのギリギリの勝負」を体感した。
そのコトが、彼らの「次の進化&深化」の、有意義な「糧」になる(なった)ことは、確かな事実さ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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