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2025_ ナデシコ・・立派なエポックメイキングな勝利・・わたしは、勝負シーンへ臨んでいくナデシコ選手たちの、表情や姿勢(勇気)を観ながら、彼女たちの「確信の 内実」を、ヒシヒシと体感しつづけていた・・(アメリカvsナデシコ、 1-2 )・・(2025年2月27日、木曜日)

すごい〜っ!!、ナデシコ・・

歴史上、アメリカに対して、二つ目の勝利を、それも、立派な内容で、奪いとった。

わたしは、2011年ドイツ女子W杯を、1ヶ月半、現地で、ずっと追いつづけた。

そのときの決勝の相手も、アメリカ。

でも、結果は引き分けで、なだれ込んだPK戦での勝利だったから、その勝利は、「勝ち」とはカウントされないんだよ。

その決勝のレポートは、「このコラム」をご参照あれ。

そこでも書いたけれど、そこでの内容は、やっぱりアメリカに、イニシアチブを握られた。

でも、このゲームでは、さまざまな視点で、互角のコンテンツだったと思う。

それについて、こんな表現は、いかが!?

十分以上に(互角に!?)やれてる感・・

新任監督、ニルス・ニールセン率いるナデシコは、「そんな感性」で、着実にステップアップしているって体感させてくれた。

前述した、2011年ドイツ女子W杯の決勝の「内容」よりも、攻守にわたり、勇気をもって、しっかりチャレンジできているってな視点でもネ。

とにかく、近年のアメリカ戦と比べても、互角に(それ以上に!?)渡りあっていけるっ(!)ってな感じ。

へへっ・・

そんな「頼もしさ」を感じさせれくれたナデシコの絶対ベース・・

それは、何といっても、ボール奪取プロセス(守備)での、チェイス&チェック(寄せ)と、その積極的&攻撃的アクションへの、周りの連動性が素晴らしかったからだね。

その勢いは、ゲームの終盤でも、まったく衰えを知らなかった。

とにかく、ニルス・ニールセンは、ゲーム後インタビューでも語っていたように、選手たちに対して、色々な意味を内包する、「積極的&攻撃的な感性」を浸透させているって感じるよ。

わたしは、現場の人間として、そんな積極的&攻撃的、もっといえば、究極の「主体性マインド」を植えつけることの難しさを知っているつもりだ。

ちょっと難しい表現になるけれど・・

要は、攻守にわたる「チャレンジ」へ向かう、本質的な「深層心理」のコト・・

その気持ちが、どこまで「突き抜けているか」っちゅう、分かりにくいディスカッション。

ゾーンにはいる!?

まあ、そうとも言えるんだろうけれど・・

とにかく、勝負シーンへ臨んでいくナデシコ選手たちの、表情や姿勢(勇気)を観ながら、彼女たちの「確信の内実」を、ヒシヒシと体感しつづけていたよ。

まあ、かいつまんで言えば・・

「やれるっ!! いけるっ!!」ってな自信と確信をもってチャレンジしていくのと、「どうなるだろうか!?」ってな感性で「行く」のとでは、結果に、大きな「違い」が出てくるっちゅうわけさ。

それって、「シュート決定力」ってな、つかみ所のないファクターにも、言えるんだよ。

そんな「ギリギリの感性」でも、とても頼り甲斐のあるナデシコなんだ。

たしかにアメリカからは・・

一発ショートカウンターでのスピードや高さ、パワーでは、大きな差があるって感じさせられたけれど・・

それでも、我らがナデシコは、決して「引く」ようなマインドではなく、あくまでも、前向きに、「いけるっ!! やれるっ!!」ってなオーラを、前面に押し出してプレーした。

だから、最後の最後まで、彼女たちの「勝利を疑う」ような気持ちは、これっぽっちも、アタマに浮かんでこなかった。

とにかく、おめでとうございました。

貴女方は、日本サッカーのアイデンティティになった。

わたしは、アイデンティティを、「誇りのリソース」って定義するんだよ。

最後に・・

2011年ドイツ女子W杯、決勝の後日談として、「こんなコラム」や「あんなコラム」、またまた「そんなコラム」や「あんなコラム」もアップしたから、是非、ご一読アレ。

ということで、ものすごくハッピーな心持ちで、筆を置く、筆者なのでした〜〜・・

また、ニルス・ニールセンの試合後インタビューで、名前が挙がった、佐々木則夫さん(サッカー協会女子部責任者!?)。

ホントに、良い仕事をしている。

同じサッカー仲間として、心からの称賛と感謝の拍手をおくります。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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