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横浜FC、ソシオの皆さんへ・・(2000年10月27日、金曜日)


何度か、横浜FCにかかわる方々から電話をいただきました。

 要は、先々週に「Yahoo Sports 2002 Club」で発表したコラム、「おめでとう横浜FC・・そして・・」について、私の真意ではなく、「奥寺ジェネラルマネージャーに全て任せておけばいい!!」という部分だけが、歪んだカタチで使われている・・というのです。

 確認したところ、たしかに受け取り方によっては・・という風にも考えられる使われ方があったので、ここでもう一度、私の真意を明確にしておこうと思ってHPをアップすることにしました。

 なるべく簡単に・・。「最終決定」は、基本的には、堅実な「身の丈マネージメント」を標榜する奥寺ジェネラルマネージャーに一任すればいい・・、ただそこに至るまでの「プロセス」では、実のある議論を尽くさなければならない・・、奥寺康彦も、ソシオの皆さんの意見には、『真摯』に耳を傾けるだろうし(その意味でも私は彼を信頼している!)、彼自身も『目的を意識した』ポジティブでクリエイティブな『代表的意見、提言』を待っているに違いない・・、ということです。

 要は、「身の丈マネージメント」の『程度(内容)』に関しては議論を尽くし(もちろん正しい「やり方」で!)、最終決定は奥寺康彦に一任すれば良い・・ということです。

 もちろん、総会や集会などで、面と向かって大勢の人々と議論するというのでは、収集がつかないに違いありません。ですから、ソシオ代表の役員なり、地域代表者が、それぞれのソシオ会員の方々の「意見・要望・提言」などをとりまとめ(できれば書式にして)、奥寺ジェネラルマネージャーと、「フェイス・ツー・フェイス」で話し合うのです。それがあって初めて、(代議員制ベースの)ツーウェイコミュニケーションが成り立つのだし、奥寺ジェネラルマネージャーも、そのことを望んでいるに違いないのです。

 だからソシオ会員の方々も、「出された結果」に対して文句を言うという姿勢ではなく、積極的に、そしてポジティブに議論し、結果をとりまとめ、(間接的ではあるが・・)奥寺康彦と話し合わなけばならないと思うのです。もちろん、詳細な「議論内容」についてここで言及しようとは思いません(分からないから、できないといった方が正確!)。ただ一つだけ、『横浜FC』という社会的ムーブメントの『目的』をしっかりと意識する、ソシオ会員の皆さん全員を取り込んだ、前向き、ポジティブなディスカッションは、絶対に必要だということが言いたかったのです。

 最後にもう一度。私は決して「盲目的」に、全てを奥寺ジェネラルマネージャーに任せろと言っているワケではありません。奥寺康彦ジェネラルマネージャー自身も望んでいるように、彼が「最終決定」を下すまでのプロセスにおいて、ソシオ会員の方々個々による、様々な意見・提言を、それなりの『効率的なカタチ』で、彼とのコミュニケーションの俎上に乗せるべき・・、会社、ソシオ役員会(理事会でしたっけ?!)は、そのためのシステム(効率的な双方向コミュニケーションシステム!!)をしっかりと作り上げなければならないということです。

 皆さんも、常に「原点」を視野に入れる「ポジティブな姿勢」で、「オク」をサポートしてください。横浜FCの発展を、願って止まない湯浅健二からの、心からのお願いです。

 では・・オヤスミナサイ(この意味の背景については、アジアカップ中国戦のレポートを参照してください)・・




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