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W杯レポート(11)・・ヤッター!・・これで、培ってきた自信に、本物の「実」が詰まったゾ!・・日本対ロシア(1-0)・・(2002年6月9日、日曜日)

東京から「愛車」で横浜まで移動しました。ものすごく爽やかな気候。オートバイライディングには、まさに理想的。でも・・。

 昨夜のスカパー情報番組に出演したのですが、そこで、「明日の試合では、日本代表に二つの追い風が吹くはず・・。一つは、まさにホームゲームという雰囲気になること・・そしてもう一つが、気候が味方してくれること・・」なんて話した直後、「明日は、寒冷前線の通過で、爽やかな気候になるでしょう。キックオフ時の気温は20度前後、湿度も20パーセント前後・・」なんていうウェザー情報が流れてしまって・・。もちろん、気候に味方してもらおうなんて考えること自体が「せこい」んですがネ。まあ「ホーム」ということだけでも十分ですから・・。

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 「トルコは、コスタ・リカにはイージーに勝つだろ・・」。横浜競技場、メディアセンターで隣に座るイングランド人ジャーナリストが声をかけてきます。「たぶんネ・・」と、つれない返事。その前に行われた、メキシコ対エクアドルのことがアタマを離れなかったんですよ。

 この試合は、メキシコが「2-1」という逆転勝利をかざったのですが(これでメキシコが勝ち点6!)、最終節では、手負いのトラ、イタリアと対戦しなければなりません。また「世代交代」が成功して生き返ったクロアチアは、グループリーグ敗退が決まったエクアドルとの対戦。ということで、最終節が終わったとき、イタリア、クロアチア、そしてメキシコが、すべて「勝ち点6」で並ぶ・・なんていう可能性は大きいですよね。いや、こちらも面白い。

 ということでトルコ。苦労はしましたが、全体的にはペースを握り、やっと「1-0」のリードを奪います。でも、リードしてからの内容は誉められたものではありません。相手をコントロールしながら、見かけで押されるという展開ではなく、「押され切って」しまうシーンが目立つんですよ。最後の勝負の瞬間まで攻め込まれてしまってはネ・・。

 何といっても、中盤守備に問題があります。コスタ・リカの攻めは、各ステーションのプレーが「遅い」のだから、確実に次のパスをイメージできるのに、足許につながれてから「よっこらしょ」とチェックへいくシーンが続出なんですよ。だから彼らに、得意なドリブル勝負へ持ち込まれてしまったり、正確なクロスやロングボールを送り込まれてしまう。

 またカウンター気味の攻撃にうつったときのサポートも「薄い」。ここが、世界の一流との「僅差」ということなんでしょう。攻め上がるコスタ・リカなのだから、ここぞ!のシーンで、最低一人は、攻撃の「常連(三人)」に全力ダッシュで絡んでいけば(もちろん最終勝負のフリーランニングで、決定的スペースへ!)、コスタ・リカの守備ラインは、まったく対応できないのに(見慣れないヤツが急に顔を出してくる!)。でもトルコは、チャンスになっても、仕掛けていくのは「常連」だけ。それもミエミエの一発勝負ばかり。これでは、ラインが「薄い」コスタ・リカでも、余裕をもって守り切れてしまうのも当然です。

 とはいっても、コスタ・リカの攻めにも工夫がないから、トルコは、最後のドリブル勝負やロングクロスだけをケアしていればオーケーという意識なんでしょう。でも、そんなイージーな意識が、墓穴を掘ることにつながってしまいます。残り数分というところで、一発パスから、こぼれたところを12番のパークスに決められてしまったのです。あ〜あ・・。

 そこからは、バスチュルク等の主力は交代してしまっていますから、攻めが完全にチカラ業に・・。逆に、しっかりと守るコスタ・リカに、決定的なカウンターを決められそうになったりします(ワンチョベのフリーシュート!)。 そしてタイムアップ。

 試合後のトルコ選手たちの表情に、苦渋が・・。彼らは状況をしっかりと把握しているということです。最終戦の中国に勝ったとしても、勝ち点「4」。コスタ・リカは、すでにこの時点で「4」を獲得しています。彼らの最終戦の相手は、既に決勝トーナメント進出を決めているブラジル。コスタ・リカが勝てば、彼らがトップということになるのですがネ。

 ブラジルは、確実に「決勝トーナメントの山のメンツ」を見ながら最終戦をどう戦うのかを決めるでしょう。もしかしたら「グループ二位」の方が、準決勝までの組み合わせが良いケースだってありますから・・。つまり彼らのグループは、「強いチーム」が入った他のグループの結果が見えてから最終戦を迎えられるということです。そのときは、トルコの決勝トーナメント進出が、限りなく難しいものになる・・なんて思っている湯浅です。

 それにしてもトルコ。彼らは、この試合で、肉を切らせて骨を断つホンモノの勝負の「怖さ」を学習したに違いありません。そうでなければ、次にはつながりませんから・・。

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 さて、日本対ロシアです。

 ロシアでは、モストボイが出ていない。日本では、森岡が先発から外れた。さて・・。

 このゲームは、例によって「時間を追って」レポートすることにします。

 日本は落ち着いた立ち上がりです。3分には、持ち上がった稲本がロングシュートまで放ってしまう。フムフム・・。とはいっても、やはりロシアは、しっかりとした技術をベースに、ハイレベルな戦術的発想もみせている。ボールが、ポンポンと、それも「前後」にもスムーズに動きつづけるんですよ(ボールの動きに深さがある!)。やはり強いなコイツらは・・。彼らの「展開」を見ていてそう思っていた湯浅です。

 11分には、膠着状態を引き裂くような、スメルティンのロングシュートが飛び出します。ペナルティーエリアの前のスペースでは、絶対に相手をフリーにしてはいけません・・なんてことを思っていた湯浅ですが、そのことを、そのスメルティンのフリーシュートという「刺激」で、日本の守備ブロックは感じたでしょうか・・。

 それでも、全体的なペースを握るのは日本・・。それは、良いことなのどうか・・。全体的な展開では、それがロシアの「ワナ(ゲーム戦術的な意図)」だというフシは、(彼らのカウンターに勢いがないから)感じないのですが・・。

 そんなことを思っていたとき、またまたロシアのイズマイロフに、右サイドからロングシュートを打たれてしまいます(これは危なかった!)。もっと中盤ブロックが、そのロングシュートに対するイメージを明確にもたなければ(最終ラインの前のスペースをケアするイメージを明確にもつ!)・・なんて思っている湯浅です。

 それにしても、やはり日本代表は攻めきれない。これも、前半は抑えて(注意深く攻め上がる)、後半彼らが疲れてきたところで勝負をかけていく・・というイメージなんでしょうか・・ベルギー戦のように。何といっても、稲本、戸田、はたまた両サイド(明神と小野伸二)は最前線まで攻め上がってきませんからネ。まず、攻守にわたって、全体的なポジショニングバランスを・・という意図なんでしょう。

 それでも、バランスを重視し過ぎると、もう何度も指摘しているように、中盤のラインと最終ラインの間の「わずかなスペース」を使われてしまうことにもつながる・・さて・・。

 でも15分を過ぎたあたりから、そのスペースに対するケア意識に覚醒してきたと感じます。とにかく、二つも、フリーでロングシュート打たれてしまったんですからネ。

 立ち上がりの時間帯はさておき、10分を過ぎたあたりからは、完全に膠着状態・・というか、やはり攻めの変化、最終勝負までいけるかもしれないという雰囲気では、ロシアに一日の長があると感じます。ロシアは、ショートパスを「前後左右」につなぐだけではなく、たまには一発ロングパスを最前線へ送り込んだり、一発サイドチェンジパスで勝負をかけたりと、とにかく変化に富んだ攻めを繰り出してくるんですよ。それにしても、一発ロングパスでは、日本がヘディングで勝てない。これは大問題だ。もしロシアが、「これがチャンスだ!」と感じたら(確実に、ベンチのロマンツェフ監督には分かっている!)、彼らは、そんな攻め方を増やしてくるでしょうからネ。でも、やはり、ロシアだから、「伝統」からはかけ離れた攻めは展開しないかな・・でも、もし日本が一点を先制し、追い込まれたら、その攻撃を仕掛けてくるだろう・・とはいっても、日本も、それが明確に見えていたら、スッと下がり、前へのダッシュからのジャンプヘッドで対抗するなどいう対策をとってくるに違いないとは思うけれど・・なんてことを、続けざまに考えていました。

 やはり怖いな、コイツたちは・・なんて思っていた前半の27分、やってくれました、日本代表が、彼らにとっては初めてといえる決定的チャンスを作り出したのです。演出家は、やはり「見慣れない顔」、中田浩二でした。彼が、左サイドを、小野とのコンビ、そして「スクリーニングドリブル」を駆使して突破したのです。そして、ロシアゴール前のスペースへ、決定的なトラバースパス。中田はディフェンダーだから、その、相手ゴール前を横切るような「トラバースパス」の怖さを十二分に知っているから・・。そして、案の定、慌てたロシアGKと守備ラインがクリアをミスし、ペナルティーエリアの正面ゾーンに転がるところを、中田ヒデが、豪快にシュートを放ったというわけです。

 まったくのフリー・・。フィリップも含め、誰もが立ち上がりました。でも、そのシュートは、惜しくもバーを越えてしまって・・。

 
 立ち上がりの落ち着いた展開から、徐々に、日本チームの中にも「タテのポジションチェンジ(リスクチャレンジ)」が出はじめていました。このプレーの直前には、最終ラインから松田が飛び出したり、中田ヒデと稲本が頻繁にタテで入れ替わったり・・。フムフム。

 前半32分。ドリブルで中へ切れ込んでいった・・(後でビデオで確認します!)のスルーパスと、ピメノフの走り込みがピタリとシンクロします。初めて日本のフラットスリーが「ウラ」を突かれた瞬間でした。これは、中田浩二が、上がり切れていなかったから(オフサイドラインを上げ切れなかったから)!? これも、後でビデオを確認します。

 最終ラインで、「ウラをケアー」する意識の高い中田浩二。自分主体の判断で、早めにブレイクする傾向があります。

 私は、それに対し、基本的にはアグリー。その彼のアクションで、何度ピンチが救われたことか。それでも、チームメイトとの「イメージ」がシンクロしていなければ怖い、怖い。まあ、機会と脅威は表裏一体ということです。それも、サッカーという特異なボールのゲームの特色ということでしょう。とにかく、結果によって「のみ」、それぞれの「自分主体の判断によるプレー」が正解かどうかが決められてしまう・・ということだけには避けなければならないということです。

 
 (ここからはPS文章!)上記の決定的ピンチで「上がれていなかった」のは小野伸二でした。また、走り込んだピメノフは、中田浩二の「背後」から走り抜けたわけで、(いくら距離があったにせよ!)その意図を事前に察知して「最終勝負のマーク」へ急行しなければならなかったのも小野伸二(または中田浩二に声をかける!)。彼には、そのシーンをビデオで見直して欲しいと思います(それも、彼にとってのものすごく価値のある学習プロセスになるはず!)。まあ、小野の「外側」にはもう一人の敵がいたわけで、そのマーク・・ということなんでしょうが、あんな決定的な場面こそ、「自分主体のブレイク」を敢行する瞬間だったはずです。

 それにしても、このピンチに飛び出して日本代表を救った楢崎。素晴らしいハイボールの処理、ベストタイミングでの飛び出しなど、試合全体を通じて、本当に安定したゴールキーピングでした。

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 そして39分。やってくれましたよ、戸田が。右サイドを完璧に崩され、最終のラストクロス(グラウンダーパス)が送られる状況で、最後まで、送り込まれるボールと、自分がマークすべき相手を確実に掌握し、明確な最終勝負シーンのイメージを描けていた戸田が、そのラストパスを見事にクリアしたのです。「よし! いいぞ戸田! サンキュー!」なんて声が自然と出ていました。やはり戸田は頼りになる・・、あの「赤のモヒカン」も含めてネ・・(雰囲気でも勝つ!)。

 前半が終了しました。ロシアが作り出したチャンスは、二本のロングシュートと、前述の32分、39分と立てつづけに決定的スペースを突いた攻め。それに対し日本代表が作り出したのは、立ち上がり早々の、稲本のドリブルロングシュートと、中田浩二の攻め上がりをベースにした、中田ヒデのロングシュートくらい。フムフム・・。

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 さて後半。ロシアの「足」の変化はどうか・・。気候は、涼しくはあるんですが、それでもグラウンド上は暑いだろうし・・(でも結局、最後までロシアの足が止まることはありませんでした!)。

 立ち上がりの46分。ロシアがチャンスを作り出します。右サイドのカルピンが、素晴らしい突破からのラストパスを、日本ゴール前へ通したのです。このシーンでは、一瞬のカルピンのタテへの動きに、小野が振りきられてしまいました。小野は、このシーンを、ビデオで見直しましょう。素晴らしい「イメージトレーニング素材」です。

 このシーン、シュートミスになってしまったらか良かったものの・・。フ〜〜。でも、その後のコーナーキックでは、ハイボールを、しっかりと楢崎がキャッチ。やはり、これだよな・・。これで、日本の守備ブロックは落ち着いたに違いない!

 そして迎えた50分。やってくれました、日本代表が。それも、またまた稲本が・・!!

 左サイドの中田浩二が、大きなボールの動きをベースに、フリーでボールを持ちます。そして、放り込みではなく、ズバッという、グラウンダーの「クロスパス」を送り込んだんですよ。それが勝負の瞬間でした。

 中田浩二が狙ったのは、柳沢の「足許」。その瞬間、柳沢と、そのすぐ左にいた稲本の、最終勝負のイメージが完璧にシンクロします。チョン! 中田浩二からのパスを、ダイレクトで、稲本へ。それは、本当にオフサイドギリギリのタイミングでした。でも稲本には見えていたんでしょう。逆サイドに、まだロシアディフェンダーが残っているってネ。そしてワントラップした稲本が、落ち着いてシュートを決めます。(PS:これについてですが、試合後のインタビューで稲本が語ってました・・「オフサイドだと思ったから、リラックスしてシュートできました」・・ナルホド、稲本には、逆サイドのロシア選手が見えていなかった・・ヤナギからのダイレクトパスを受けたとき、オフサイドだと思った・・だから、落ち着いてシュートができた・・っちゅうことですか・・アハハッ・・でもまあそれもこれもサッカーですからネ)

 とにかく日本代表がやった! 先制ゴールだ!!

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 その後は、もう完全に日本ペース。さてここからだゾ! これからが、日本の本領が試されるんだ!!・・なんて心のなかで叫んでいました。

 57分。一瞬のスキから(ロシア選手のヘディングでの流しから)、交代出場したベスチャツトニフが、まったくフリーで抜け出します。でもシュートされたボールは、サイドネットへ・・。このシーンもビデオで確認することにしましょう。

 61分。右サイドの深いところから、中田ヒデが、一発のクロスボール(タテへの勝負のロングパス!)を柳沢へ送ります。オフサイドになるギリギリのタイミング。それを胸で止めながら相手をかわした柳沢が、まったくフリーになってシュートを放ちます。誰もが、「ヨシ!!」と思った瞬間。ボールは無情にも、バーを越えていく。

 柳沢は、このシュート場面を、何度も、本当に何度も見返さなければなりません。ここはワールドカップの勝負の場。そこで決めなかったら何時決めるんだ!!厳しい言葉ですが、彼にとっての最高の「イメージトレーニング素材」だと思う湯浅なのです。

 この時間帯から、ヒデと稲本の「タテのポジションチェンジ」が目立つようになっていきます(まあ、それまでも何度もありましがネ・・)。タテのポジションチェンジの演出家、中田ヒデの本領発揮。そして、その稲本が、またまたチャンスを演出します。中盤でボールを奪い返し、そのまま左サイドの柳沢へ。そこから逆サイドへボールが振られます。まったくフリーの日本選手が(誰だったか、要、確認!)コントロールして、フワッというロビングボール・・。でもそれは、サスガのオノプコが、読んでいました。ヘディングでのクリア!

 直後の65分。ロシアゴール前で、鈴木と柳沢による「大きなワンツー」で、鈴木がフリーで抜け出します。もちろん「ツー」のパスを受けて。そしてシュート!! でもまたまたバーを越えていく。

 柳沢同様、鈴木も、ビデオでの「イメージトレーニング」が必要です。その「失敗」は、しっかりとしたプロセスを経ることで、必ずや「大きなプラス」となって、自分自身に戻ってくるものなのです。

 70分、中盤からドリブルで進んだ中田ヒデが、怒濤のロングシュートを放ちます。そう、ローマで決めた、「あの」シュートのイメージで! 結局、バーにはね返されたとはいえ、それは、ヒデの「記憶のなか」に深く刻み込まれている「ある明確なイメージ」が呼び起こされた瞬間だったということです。素晴らしいプレー体感の記憶。それこそが、本物の勝負においてモノをいうのです。だからこそ「イメージトレーニング」なのです。これで「素材」は十二分に揃ったのですから・・。

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 ここからは、日本代表の「大きな変化」という視点で書くことにします。

 素晴らしい先制ゴールをもぎ取り、そしてビビることなく、過度に守りに入ることもなく、「強いロシア」に対して、最後の最後まで、立派な、本当に立派な闘いをつづけた日本代表という視点です。そこでの日本代表のプレーには、本当に、「自信に満ちあふれたホンモノ」という雰囲気があったのです。ビビらず、最後まで「自分主体」で攻守にわたるアクションをつづける・・それです。

 彼らは、この試合で、「本物の一歩」を踏み出したということです。いままで培ってきた「世界に対する自信」。それに「実」が詰まった。

 私はいままで、それを書きませんでした。とにかく日本代表は、自信を深化させた・・それによつて、どんな相手とでも、持てるチカラを存分に発揮できるようになった・・とだけ書きつづけてきたのです。でも、その「自信」には、やはり「本物の実」は詰まっていませんでした。だから、どうしても「揺動」してしまうこともあった・・。自信の安定度は、まだまだだったということです。

 でも、そんなことを書いても仕方ない。とにかく彼らが、リスクチャレンジをくり返すことで、世界と抗していけるだけの自信をどんどんと蓄えつづけていたことは確かな事実でしたからネ。

 そして今、彼らには、その「深化した自信」に、確信という「実」が詰まったのです。そう、ワールドカップという、肉を切らせて骨を断つホンモノの勝負での勝利という「事実」を通して・・。

 この「確信」は、必ずや、周りのすべてのサッカーマンたちにもシェアされていくはずです。素晴らしいことです。彼らに対し、心からの感謝を表したい湯浅でした。

 もちろん、最後の最後まで、「創造的破壊者」としてチームを引っ張りつづけたフィリップに対してもネ。

 あっと・・。もうワールドカップは終わったなんていうような雰囲気で書いてしまいました。もちろん次のチュニジアに勝利し、グループトップでリーグ戦を抜け出さなければなりません。なんといっても、二位だったら、「あの」ブラジルと一回戦で当たってしまいますからネ。日本代表には、あらたなチャレンジターゲットができた・・ということですかネ。

 とにかく、培った自信に、本物の「実」が詰められたことが、本当に嬉しかった湯浅だったのです。

 オメデトウ! 日本代表!! そして、アリガトウ!・・ちょっとクサイ表現ですかネ。でも、あくまでも高潔に行動していくことを心に誓った湯浅ということで・・。

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 さてこれから、二つの新聞、サッカーマガジン、週刊プレイボーイの原稿を上げなければ・・。フ〜〜。

 明日は、昼頃、静岡へ移動です。乱筆、そしてビデオ確認なしの文章で、申し訳ありません。

 
 この原稿は、スタンドの記者席で仕上げました。これから、愛車で家路につきます。そこでビデオなどを見直してみようかな・・。とにかく気持ちの良いライディングになりそうです。では・・



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