さて、静岡エコパスタジアムのメディアルーム。大変な混雑です。何といっても「事実上の決勝戦」と呼ばれる準々決勝の対戦ですからネ。とはいっても私は、まったくそんなことは思っていません。とにかく世界中が注目する人気チームの対戦、また私にとっては、深い戦術的な視点という意味でも、ものすごく興味を惹かれる対戦というわけです。
組織プレーと単独勝負プレーのバランスに、まだまだ問題を抱えるブラジル。それに対し、今大会屈指の守備ブロックと、爆発的なカウンター能力を備えたイングランドの対戦というわけです。
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さてキックオフ。まずイングランドが押し込み、コーナーキックを奪います。それに対し、最前線までボールを運べないブラジル。とにかく、イングランドの守備ブロックが、本当にキチッと組織されていると感じます。
これについては、一番最近に発売されたサッカーマガジンに「イングランド守備のツボ」なんていうテーマで(タイトルがどうなったかは知りません)文章を起こしましたので参照してください。要は、限りなく「個人判断ベース」の、ポジショニングバランス・オリエンテッド守備システムだということです。ちょっと難しいですかネ。
要は、前後左右のポジショニングバランスをしっかりと取って(ラインコントロールもある程度はみせる!)、柔軟に、そして自由自在に「ライン・ブレイクと、ライン構築」をくり返すということです。もちろんその中心にいる選手たちは、最終ライン中央のキャンベル&ファーディナンドコンビ、そして中盤センターの、バットとスコールズのコンビです。
それに対してブラジルは、たしかに中盤の低い位置ではボールを慎重につなぎます(横パスは華麗!)、それでも、勝負エリアに入ってきたら、まさに「個人勝負」ばかり。このことについては、次回のサッカーマガジンでも書きますが、勝負エリアのスペースで、ある程度フリーでボールを持つ(≒最終勝負の起点になる!)までのプロセスが、ほとんどドリブル勝負ばかりだというこことです。でもサッカーの基本的な発想は、何といっても「組織パスプレー」。もしブラジルが、彼らの個人勝負能力に、もっと組織プレーをミックスしてくれば、思う存分「最終勝負の起点」を作り出せるのに・・なんて感じています。そう、「あの」フランスやアルゼンチンのようにね・・。
そんなブラジルの「攻撃性向」は、イングランドも先刻承知。だから、それぞれの「チェック・アクション」でも、意識的に「間合い」を開けていると感じます。絶対に安易なアタックを仕掛けることなく、トラップの瞬間のアタックが無理だったらウェイティング。それも、相手に「さあ、ドリブルで勝負してこいよ!」なんていうプロボケーション(あおる)的なマインドが見え隠れするんですよ。もちろん「そのアクティブエリア」には、他の選手たちが、しっかりとサポートに寄ってくる・・。ナルホド、イングランドも、ヤツらには、そんな攻撃を仕掛けさせた方が得策だ・・と考えているようです。
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試合は、ややブラジルが押し気味に推移していきます。とはいっても、まったくといっていいほど、イングランドの「ウラスペース」を突いていけません。
結局、両チームともに、セットプレーだけが「ブレイク・スルー」のツールといった雰囲気・・なんて思っていた前半18分、きましたよ、ブラジルが。初めての「流れのなかでのチャンスメイク」を魅せたのです。
左サイドでボールをもったロナウドが、少しドリブルで切れ込みながら(ある程度フリーになった状況から)、最前線のセンターに張るリバウドの足許へ、ズバッというパスを出します。もちろん自身は、そのままスッとシュートポジションへ動きつづけます。そしてリバウドから、「あうんの呼吸」で戻された「ラスト・ファウンデーションパス」をダイレクトで叩いたのです。まさに、ブラジルのツボとも言える、素晴らしい「最終勝負コンビネーション」。このチャンスメイクには鳥肌が立ち、「やった!」と思わず声が出てしまいました。結局ロナウドのシュートは、イングランドGK、シーマンの正面に飛んでしまいましたがネ・・。
私の隣は、イングランドのジャーナリスト連中。もう、試合中に声が出っぱなし。例によっての「パワフルなイングランドヴォイス」ですから、とにかく大迫力なのです。私も声は大きい方なのですが、それでも彼らには負けるかも・・。
そして22分。イングランドが、一瞬のカウンターから先制ゴールを決めます。オーウェン!! 右サイドの深い位置でミルズがボールを持ち、中盤の高いポジションでまったくフリーになっていたヘスキーの足許へ、スパッと正確なタテパスが飛びます。まったくフリーのヘスキー。余裕をもってボールをコントロールします。
そしてそこから、逆の左サイド最前線で、ルシオにマークされているオーウェンへ、「ルシオの前の決定的スペースへオーウェンが飛び出していく・・」というイメージのラスト・サイドチェンジパスが出たのです。でも蹴られたボールのコースが少しズレ、直接ルシオへ向かっていってしまう・・。イングランドファンの誰もが、あ〜〜あ、ルシオに奪われてしまう・・と思ったに違いないその瞬間でした、アウトサイドをつかったルシオのボールコントロールがミスになってしまうのです。コロコロと右サイドへ転がっていくボール。そしてそのこぼれ球を拾ったオーウェンが、落ちつき払ってブラジルGKの「アクション」を観察し、飛び込んでくる彼の身体を正確に外したシュートを叩き込んだというわけです。
その瞬間のスタンドの大歓声。ブラジルの人々はサンバのリズムで応援していますが、イングランド人は、パワフル・ヴォイス。ということで、やはりサッカーの応援ではイングランドサポーターに大いなるアドバンテージがあるようです。それほどスタンドが揺れたんですよ。「ウオ〜〜! ゴ〜〜ル!!! イングランド!! イングランド!!」ってな具合。
そこからは、イングランドが、例によって、余裕をもってブラジルの攻めを潰しつづけます。でも起きてしまいました。中盤でのミスが・・。
それは前半ロスタイムのこと。イングランド選手のちょっとしたミスからボールを奪ったロナウジーニョが、そのままドリブルで突進しはじめたのです。もちろん大きなフェイク動作を入れながら。そして一人を完全に置き去りにした瞬間(つまり、イングランドの最終守備ラインの視線と意識を引きつけた瞬間)、ストン!と、まるで置くようなラストパスを、右サイドでフリーになっていたリバウドへパスへ通してしまうのです。
そんな「ベスト・ファウンデーション・パス」を、あのリバウドが逃すはずがありません。そのままダイレクトで、ピタリと、イングランドゴールの左サイドネットへ「ラストパス」を通してしまうのです。同点ゴ〜〜ル!!
まあイングランドにとっては、青天の霹靂(へきれき)といった失点ではありました。それまでの展開では、「このブラジルの攻撃だったら、確実に守り切れるゾ!」という自信がアリアリと感じられていましたからネ。
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さて後半。
それは、4分のことでした。ロナウジーニョの直接フリーキックが追加ゴールになってしまいます。
ロナウジーニョが、センターゾーンへ合わせると見せかけ、直接ゴールを狙ったのです。それは、蹴られたボールが、イングランドゴールの左上隅へピタリと飛んでいったというファインゴール。イングランドGKのシーマンは、虚を突かれてしまって・・。彼の「最初のアクション」は、ヘディングに合わせるボールを予測したものでした。そこから、あわててポジションを修正しようとしたのですが、結局、防ぎ切れなかったというわけです。
でもそのロナウジーニョが、後半12分に、足の裏をみせて、ファーディナンド選手(だったと思うのですが・・)の足首にタックルするという危険なプレーで、一発退場になってしまいます。またまたドラマの予感じゃありませんか。でも、ロナウジーニョのタックルは、決して、はじめから「足首」を狙ったものじゃなかったと思いますヨ・・念のため・・。
ということで、ここまで、カウンターとセットプレーから三点が入りました。そのうちの2点がブラジル。そしてブラジルでは、選手が一人足りません。そうなったら、もうゲームの流れは決まっていますよネ。
どんどんと攻め上がるイングランドに対し、しっかりと守ってカウンターを狙うブラジル。まさに、展開は逆転してしまったというわけです。でもイングランドは、自分たちが主体になって攻め込むという展開に関しては、まだまだ「イメージ」がそんなに確立していない・・なんて感じます。
逆にブラジルにとっては、願ってもないシチュエーション。何といっても、相手守備の人数が少ない(もちろん自チームで攻撃に参加する人数も限られる!)カウンターの状況だったら、もうどんなにドリブル勝負してもいい・・というよりも、そのドリブル突破が一番効果的ですからネ。
どうしても流れのなかからチャンスを作り出すことができないイングランド。そして試合が、ブラジルによってコントロールされるという膠着状態に入っていきます。一人足りないブラジルがですよ・・。まあ、こういう状況になったからこそ、彼らの個人能力の素晴らしさが目立ちに目立ったとも言えそうです。
イングランドの中盤に、一人でも、ロナウドやリバウド、ロナウジーニョやデニウソン等に代表される「ブラジル的」な選手がいればな〜〜、なんて無い物ねだりの湯浅です。そうすれば、確実に彼らの攻撃に「理想的な変化」を生み出すことができるでしょうからネ。またそれによって、「最終勝負のパス演出家」ベッカムの能力も、もっともっと活かされるに違いない・・。でも結局は、何も生まれないままにタイムアップの笛を聞くことになってしまいます。
まあこの試合は、ロナウジーニョが一人でゲームを決め(同点ゴールを演出したスーパードリブルとアシスト、そしてフリーキックからの直接ゴールのことですよ!)、一人でゲームを面白くした(退場になったこと!)っちゅう内容でしたかネ。
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試合時間が短くなっていくなかで、隣に座るイングランド人ジャーナリスト連中の興奮度が高まっていきます。ブラジル選手が時間稼ぎをするたびに・・、またレフェリーが微妙な笛を吹くたびに・・、ドカン!とイスから立ち上がり、大仰に手を大きく広げながら、またドカン!と、イスにケツを降ろす。たしかに大迫力ではあります。
でも負けた後も、スタンドのイングランドファンの方々からは、「イングランド! イングランド!」と何度も、何度もコールが上がっていました。感動的なシーン。私はイングランドの強固な守備ブロックをもっと堪能していたかったから、ここで彼らが姿を消すことをちょっと残念に思っています。
でも、ブラジルが、「この」サッカーでどこまで勝ち進むのか・・、またはサッカーの質が向上していくのか・・等々にも大いなる興味を惹かれます。何といっても、見ていて面白いことこの上ありませんからネ、彼らのサッカーは・・。
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さて次は、ドイツ対USA。それをレポートする前に、ブラジル対イングランド戦だけはアップしておくことにしましょう。そして後からドイツ対USAのレポートを「付け足す」ことにします。
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さて試合がはじまりました。そして出てきましたよ、期待のセバスチャン・ケール。この試合では、最終ラインの中央を務めます。ということで、ラメロー、そして先日のパラグアイ戦で素晴らしいプレーを展開したイェレミースはベンチスタートということになりました。
それにしてもアメリカはハイペースで立ち上がります。もちろんそれは、中盤ディフェンスのダイナミズム。とにかく、ガンガンと前へプレッシャーをかけてくるのです。どこまでこのペースがつづくのか。対するドイツは、とにかく落ち着いたゲームを展開します。まず、相手選手たちのクセを見極めようとするかのような、落ち着いたディフェンスプレーから入ります。もちろん互いのプレーが有機的に連鎖していますから、ウラを突かれるようなシーンは皆無です。
そんな展開から、やはり最初のチャンスを作り出したのはドイツでした。右サイドへ開いたノイヴィルへタイミングの良いパスが通り、そこから、これまた素早いタイミングでのクロスボールが飛びます(トラバース気味のクロス・・でもクローゼが追いつかなかった!)。徐々にドイツがペースアップしてきたという立ち上がりの5分です。
あっと、この試合も、ツートップはミロスラフ・クローゼとノイヴィルのコンビ。やはり今のところは、その方がいいでしょう。ヤンカーは調子を崩していますからネ。ミロスラフは、理想的なトップになれるキャパを備えています。その周りを「衛星」のように走り回るノイヴィル。なかなか良いコンビですよ。
6分には、最終ラインのメッツェルダーまで最前線へ上がってシュートを打ったりします。どんどんとペースを上げていくドイツ。何といっても、「クリエイティブ系選手たち」を欠いたことで吹っ切れ、オレたちにはこれしかない・・というドイツのツボでイメージが一致していますから、最終ラインから誰かが上がっても、中盤のバラックやハーマンがカバーしてしまうのですよ。
とはいっても試合は、まだまだアメリカの勢いが衰えないことで、ものすごく白熱した展開になってきます。白熱の意味は、もちろん中盤での激しい攻防がくり返されているということです。アメリカが、左サイドからの決定的なクロスを送り込むシーンを作り出したり、ドノバンが、惜しいドリブルシュートを放ったり。アメリカもいいですよ。いや、手に汗握る展開になっています。
それにしてもアメリカのディフェンスパワーは衰えを知らない。とにかく、ドイツの「クロス」を絶対に上げさせないという意識で統一されていると感じます。また中盤でのチェック、それにつづくボールのないところでのマークも忠実。いや、素晴らしい。
そして、ダイナミックな膠着状態。それでも、全体的にはアメリカがペースを握っているといっても過言ではありません。さて・・なんて思っていた前半30分。ドノバンが、素晴らしいタイミングで抜け出し、決定的なシュートチャンスを迎えます。それでも、リンケの「追い込み」と、GKカーンの寄せが素晴らしく、結局は「シュートを打たされて」しまったというシーン。まあ、やはりカーンは素晴らしいGKですよネ。
35分前後からは、ドイツのパワーが炸裂しはじめます。セットプレーなどから、連続してアメリカゴール前で決定的なシーンを作り出してしまうのです。アメリカは、クロスが上がるシーンではビビり気味・・なんていう印象まであります。まあ、あのドイツの勢いですからネ。それは怖いでしょう。
そして39分。やっと、本当にやっと、ドイツが先制します。それは「やはり」右からのフリーキック。今度はシュナイダーではなく、ツィーゲが蹴ります。左足ですから、巻いて、アメリカゴール方向へカーブしていく・・。
もちろんそのボール目がけ、4-5人のドイツ人選手たちが、ドカ〜ン!と突っ込んでくるんですよ。美しくはありませんが、そのシーンには、やはりレベルを超えた「吹っ切れたパワー」を感じたものです。ヘディングシュートを決めたのはバラック。アメリカGKの足許へ叩きつけるヘディングゴール。いや、素晴らしい。
この、セットプレーからのパワー攻撃をはね返せるチームはいるんだろうか・・なんて思っていた42分、今度は流れのなかからノイヴィルがセンタリングを上げ、ファーポストスペースへ、これまた走り込んでいたミロスラフ・クローゼが、そのままヘディングシュートを見舞います。ドカン!! いやいや、ゴールが決まった擬音ではなく、ボールがポストに跳ね返った音です。もうこうなったらドイツの勢いは止まらない・・。
そして、息も抜けない前半が終了しました。
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さて後半、きましたよアメリカが。一体、彼らのエネルギー源は何なんだ? そういえば、シドニーオリンピックでも、日本代表が、疲れを知らないダイナミックサッカーに苦しめられましたよネ。
そしてアメリカが、どんどんとドイツを押し込んでいきます。まあ、とはいっても、アメリカの攻撃が一本調子だから、ある程度は余裕をもって守れていることはたしかなんですが、それにしても、ドイツのペースは鈍い。一点リードし、それを守ろうとして「ドツボ」にはまる・・。それって、先日のアイルランド戦など、今まで何度も体感しているはずなのに。懲りないドイツ代表・・なんて、怒りがこみ上げてきたものです。
そんな流れのなか、ルディー・フェラー監督が動きます。攻守にわたって、どうも消極的なプレーが目立っていたベルント・シュナイダーに代え、中盤のダイナモ、イェレミースを投入したのです。そして、やっと、ドイツのペースが好転してきます。やはりサッカーは、中盤のダイナミズムが「命」なのです。
それにしてもイェレミース。素晴らしい闘うマインドじゃありませんか。ボールホルダーに対する、長い距離を走ったチェック、ボールのないところでのマーク、それにパスレシーバーに対する強烈なアタック。はたまた、後方からの積極的な攻撃参加。そんな彼のダイナミックプレーが、仲間たちの刺激にならないはずがない・・。それが、ペースアップの要因でした。
なんて期待していたのですが、結局はそのペースアップも10分程度で、またまた低調になっていきます。やはり、ドイツは守りきろうという意識の方が先行している・・。でも25分を過ぎたあたりから、アメリカに、ものすごくファールが多くなってきています。ドイツ選手たちの揺さぶりに付いてゆけなくなっているということですが、それがドイツのカウンターが機能しはじめた要因だったのかもしれません。
何といっても、カッチリと組織が出来上がっているドイツ守備ブロックに対し、アメリカは、後方からも選手たちが押し上げていくなど、どんどん人数をかけていくんですからネ。それでも、ボールの動きに変化がないだけではなく、ドリブルでアクセントをつけられる選手も見あたらない(まあ、ドノバンくらい!?)から、どうもドイツの守備ブロックを崩すところまではいけない。
とはいっても最後の時間帯のアメリカの攻めには、シンプルに・・という雰囲気が再び出てきたと感じます。サイドへボールを散らし、そこから早いタイミングでクロスを放り込んでいくんですよ。もちろん、そのほとんどは跳ね返されてしまいますが、それでもクロスですからネ、たまには、ピタリと中央の選手に合うこともあります。そしてサネーが、二本も、フリーでのヘディングシュートを見舞うのです。一度は、バックヘッドだったからゴールを外れてしまう。でももう一本は、完全に走り込むエネルギーにピタリと合ってしまいます。誰もが「アッ、ゴールだ!」と叫んだに違いありません。でもほんの少し、ゴール左へ外れてしまって・・。
それに対してドイツは、何度も決定的なカウンターシーンを作り出しはしますが、最後の瞬間に集中が途切れてしまって・・。そんなことをやっているとアイルランド戦の二の舞になるぞ!! なんて叫んでいました。この頃、ちょっと感情がほとばしり出ることが多くて。まあそれも、私が心底サッカーを楽しんでいる証だと解釈していただければ幸いなんですが・・。
ということでタイムアップ。でも、どうもスッキリしない。一点リードしたときの、自分たちでペースを作るという姿勢が、どうしようもなく低調。せっかく、イェレミースが刺激を与えたのに、結局は受け身プレーに終始するようになってしまって。とにかく、スッキリしない・・。
ここで、1980年代に行われたワールドカップ期間中に、ドイツ新聞が掲げた見出しをご紹介しましょう。どの大会のものだったかは、正確に記憶していないのですがネ。「こんなふうに我らの代表は、フラフラになりながらも決勝へ進出するのさ・・」。
とにかくこれでセネガルも勝ったら、湯浅のマイチームが二つもベスト4へ進出することになります。楽しむためには、これ以上ないという展開なのですが、それにしてもドイツのサッカー内容が・・。まあ仕方ない。2006年に期待しましょう。その布石としても、ドイツが「4」まで来れたことは本当に良かった・・なんて思っている湯浅でした。では・・