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ヨーロッパの日本人・・今週は、格段に調子を上げている小野伸二と、ちょっと不遇な中田英寿・・(2003年11月3日、月曜日)

小野伸二が、本当に良くなっている・・。

 前節、ホームでのビレム戦。二列目で出場した小野は、攻守にわたって「実効ある起点」として高質な機能性を魅せていました。攻撃では、豊富な運動量と、例によってのシンプルプレーを基盤に(パス&ムーブもいい!)、ボールを持ったら(コントロール&キープしたら)、オレが次の仕掛けのコアになってやる!という意志を強烈に振りまきます。まあ、ドリブルで相手を抜き去るところまで行けませんが、それでも巧みなボールコントロール(フェイク&カット)からスルーパスを決めたりコンビネーションプレーを決めたりと、確かな「仕掛けの起点」として機能するのですよ。

 どうして小野のプレーの実効レベルが目立って高揚しているのかって? もちろんそれは、運動量が増えたことで、またパスを呼び込む動きが機能するようになったことで、はたまた、起点プレーに対するチーム内の信頼が大きく高まっていることで、彼にボールが集まるようになっている(味方が積極的に彼を捜そうとしている)からです。とにかくボールタッチ頻度が高くなっていることが、すべてのベース。そして、ボールをもってからのプレーが、前述したように「個の勝負プレー」も効果的にミックスするようになっているなど組織プレーと孤児分プレーのバランスが着実に大きく改善していることも大きい。これまでは、リスクチャレンジがほとんどなく、シンプル「過ぎる」パスプレーばかりが前面に押し出されることで(ちょいと個人勝負を逃げている・・ミスを避けるようにリスクにチャレンジしていかない・・というニュアンスが強かった!)、実効プレーにつながらないケースが目立っていたのですが(運動量が少なく様子見シーンも多発!)、この試合では、まさにイメチェンの活躍なのです。

 この数週間で「格段の調子アップ」を果たした小野伸二。私は、ちょっとビックリしていました。まあいつも書いているように、守備的ハーフとしては、ボールを奪い返すテクニックとダイナミズムが十分なだけではなく、特に一試合に数回あるかないかという決定的ディフェンスシーンにおけるボールがないところでの決定的マークや、一対一の勝負シーンでの競り合いの強さなど、多くの「課題」を抱えているから、そのポジションでは「?」がつくけれど、攻撃的ハーフとしては良い素質をもっていますからネ。その良い素質が、ボールがないところでの意識と意志が高揚していることで、またボールをもってからのリスクチャレンジマインドが高揚していることで、うまく実効プレーに反映されているということでしょう。

 日本代表のミッドフィールドという視点で考えてみてもポジティブ。もちろん前気味ハーフを想定してのことですが、中村俊輔と違うところは、小野が、スペースを作り出したりパスを受けるためのフリーランニングがより活発だということ。要は、パスを出すだけではなく、スペースでのパスレシーブでも効果的なプレーを展開するということです。もちろん日本代表での小野は(今のところはまだ!)守備的ハーフですから、どうしても後方でボールに触る頻度が増えることで「パサー」として機能するシーンが多くなってしまいますが、攻撃的ハーフへ基本ポジションを上げた場合は、仕掛けの起点、パサー、パスレシーバー等々、様々な「顔」を魅せてくれるに違いないと思うのです。やはり小野の天賦の才をもっとも効果的に発揮できる基本ポジジョンは前気味ハーフということです。

 これから中田のゲームを観戦するつもりなのですが、その前に30分だけ、今節のフローニンヘン対フェイエノールトのゲームを観戦しています。そこでも小野は、、攻守にわたって自分主体で仕掛けていく積極パフォーマンス(リスクチャレンジてんこ盛りだから、攻守の目的を達成するための実効レベルも格段にアップしている!)を魅せつづけてくれます。もしかしたら、新たに契約を更改したこともあって(?!)、本物のブレイクスルーのまっただ中にいるのかも・・。

 そんなことを書いていたら、立ち上がりの数分で、小野がチョンッ!と落としたボールを(素晴らしく完璧なファウンデーションの落とし!)ルアリンクが、ドカン!と中距離キャノンシュートを決めてしまう(このゴールでは小野が0.5ゴール!)・・またその2分後には、相手パスを見事にインターセプトして左サイドをドリブルで突進し、目の覚めるようなクロスボールを送り込む(カイトのヘディングシュートは僅かにバーの上!)。そんな小野のプレーは心地よいことこの上ありません。このゲームについては、明日の再放送を録画して改めてレポートしよう・・なんてことを書いた直後に小野がアクシデントに見舞われてしまって・・。

 小野がスライディングでボールを奪い返したときに(その直後に)相手とぶつかったことで「何か」が起きたのです。膝を押さえてうずくまる小野伸二。その後は、バックスタンド側からグラウンドの外に出て、そこからベンチへ戻ってきました。これは交代だな・・と思っていた私は、打撲であって欲しいと願っていましたよ。半月板とか靭帯を損傷するなど、膝そのもののアクシデントだったら復帰までに長い期間が必要になる・・。

 まさに「壁」をぶち抜こうとしている(ブレイクスルーを達成しようとしている)小野伸二なのに、なんてツキがない・・なんて思っていたら、再びグラウンドへ復帰してきたのですよ。インターネット情報では、その後も最後までプレーしつづけたらしい。ケガが大事に至らなくて本当に良かったとはいっても、あまり無理しない方がいいのですがネ。とにかくこの試合については、後日に確認することにしますので・・。

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 さて中田英寿。この試合では、後半15分からの登場でした。そしてこの試合でも、サイドハーフに張り付いて上下するようにという指示を受けていたに違いない・・。

 たしかに、ボールを持てば、落ち着いた展開や、ドリブル勝負など(2-3回トライしたドリブル突破チャレンジは迫力満点!)、変化に富んだ実効プレーを魅せます。たしかに彼のプレーは一流です。それでも、味方とのコンビネーションでは、ほとんどイメージが一致しない・・。

 モルフェオがいた時は、彼が仕掛けの起点になろうとするから、いくらヒデがファウンデーションパスを出して「パス&ムーブ」を仕掛けていこうとしてもボールが回ってこない(ボールが戻ってこない!)・・またモルフェオが退いた後は、前の各人が、それぞれに締まりのない個人プレーに奔ってしまうからコンビネーションなど考えることもできない・・これでは楽しくも何ともない・・だから中田も個人勝負をイメージしたプレーに偏りがちになってしまう・・。何度、ズバッという中田のフリーランがムダに終わったことか。これではフラストレーションがたまるのも道理です。

 色々なメディア記事を見ていると、いまの彼のマインド・キーワードは「自由」ということになるでしょう。もちろんイタリアでは、選手たちが「出来ない、やらないことが戦術プランのスタートライン」だし、内容よりも勝つことが最優先だから規制サッカーになる。だから選手たちの基本ポジショニングバランスも、極力維持させようとする。もちろんそれが、国際舞台におけるイタリアサッカーの結果につながっているわけですが、逆にそれが、サッカーの可能性を歪んだカタチで抑制しているという国際的な批判の背景になっている・・。

 中田ですが、聞くところによると、守備的ハーフ(ボランチ)で出場した練習マッチでは、彼のパフォーマンスが高く評価されたとか。そんなハナシを聞いて、すぐに1年半前のことを思い出しましたよ(日韓ワールドカップの2ヶ月前)。そこで私は、不遇だった中田が(当時もパルマ所属)、吹っ切れた「再生」を果たしたプロセスについて、サッカーマガジンで二つのコラムを発表しました。それを添付しておきます。

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(2002年3月15日に仕上げたコラム)

 「守備戦術をガチガチに徹底しすぎだとは思わないかい・・?」

 もう5-6年も前のことになるが、ドイツサッカーコーチ連盟主催の国際会議で、アドリアーノという、一人のイタリア人コーチと知り合った。彼はイタリア地方協会のコーチとして、ユースの指導などにあたっているということだった。彼自身もドイツに留学していたから、会話はドイツ語でオーケー。もちろん話題の中心は、イタリアサッカーである。とにかく現場コーチの基本的な考え方をより詳しく知りたかった。

 アドリアーノは、イタリアサッカーは、守備においてポジショニングバランスをものすごく大事にするし、ユースの選手たちにはまずそのことを教えると熱弁をふるう。たしかにサッカーでは守備がすべてのスタートライン。それが安定していなければ、優れた攻撃を組み立てることなど望むべくもない。ただ、イタリアの守備は、あまりに決まり事が強調されすぎていると感じていたボクは、その疑問をぶつけてみた。「守備にはいったら、できる限り、基本ポジションに戻ってバランスをとることをベースにするのかい? それじゃ、次の攻撃は、前線の選手たちに任せきりになるだろうし、変化だって演出するのは難しいんじゃないのか・・」。

 「たしかにイタリアサッカーは、ファンタスティックな攻撃はできないかもしれないけれど、それって最後は個人の才能に頼るところが大きいからな。でも守備は、しっかりしたロジックを徹底すれば、組織としてどんどん伸びる。とにかくサッカーの基本は守備なんだよ・・」と、アドリアーノ。彼は、「あの」アリゴ・サッキを信奉しているらしい。そう、いま中田英寿が所属しているパルマの実質的な監督(テクニカル・ディレクター)である。

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 アリゴ・サッキとカルミニャーニ監督のコンビは、二部落ちの危機に立たされていたパルマを、システマティックな守備戦術の「徹底」をベースに建て直しつつあるように見える。最初は明確なチャンスメーカーを置かず、まず中盤守備の強化をはかることでチーム内の戦術イメージを統一し、それがうまく機能しはじめたところで、ミクーを二列目に配置した。そして、中田英寿がベンチへと追いやられる。「守備の意識が低く、チーム戦術に適応できていない(3月12日、報知新聞)」という理由で・・。

 中田英寿に対する、チーム首脳陣のディフェンス評価は驚くほど低い。「あの」中田がである。要は、彼らが考える、ポジショニングバランスを重視する「守備戦術イメージ」に適合しないということらしい。勝ちにこだわる典型的な「戦術サッカー」。そこでは、個人の自由度は、かなり抑えられる。

 「中盤を強くするために、(あまり動きまわらずに)ポジションをキープして守備をより強化する・・(パルマ、ゾラットコーチ)」というのが、今のパルマの発想であり、中田は、ポジショニングバランスを重視するパルマ守備戦術への忠誠心が低いと評価されているということだ。

 ペルージャ、ローマと渡り歩き、パルマで、自由なチャンスメーカーとして10番を与えられた中田。彼は、中盤守備で追いすぎず、常に、味方がボールを奪ったときに前線でのタテパスターゲットマンになる・・というウリビエリ監督の戦術サッカーを実践することで、ディフェンスに対する発想が希薄になっていったのかもしれない。とはいっても、彼が、非常にクレバーで実効ある守備能力を備えていることも確かな事実である。

 まだ見ていないが、いま中田は、守備的ハーフまでポジションを下げられているという。そこでもまだ、信頼を勝ち取るまでには至っていないようだが、それを聞いたとき、「ものすごくポジティブな環境変化かもしれない・・」と、直感的に思ったものだ。中盤の底。彼本来のクリエイティブでダイナミックな守備感覚がよみがえってくるに違いない。それさえ戻れば、攻撃のリズムもよくなるはずだ。もちろんまず、臨機応変なタテのポジションチェンジを制限する、厳格なパルマの守備戦術という「壁」を乗り越えなければならないわけだが・・。

 ボクは、もし中田が(何らかのこだわりを捨てて!?)中盤の底というポジションの魅力を『自ら』見いだせたら、必ずや世界レベルの「ボランチ」にまで成長すると確信している。ドゥンガやヴェーロンなど、守備を基調にしながらも、後方からの創造的なゲームメイクで決定機までも演出してしまうようなチームの重心・・、それである。確実に中田は、そのクラスにまで成長できるだけのキャパシティーを備えている。そうなれば、もうどんなポジションでも完璧にこなせるようになるに違いない。

 脅威と機会は表裏一体。特に非定型なサッカーでは、その格言がピタリと当てはまる。自分の意志さえ強く持てば、脅威をも、ステップアップするための大きな機会に変容させられるのだ。何といっても中田英寿は、十分すぎるほどのインテリジェンスと、サッカー選手としてのたぐい希なる天賦の才に恵まれているのだから。(了)

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 そしてその二週間後に、同じくサッカーマガジンで、下記のような二つ目のコラムを発表しました。それを書いたタイミングは、(一回目のコラムが発表されるのと同時に)中田がセリエで復活のダイナミックプレーを披露し、日本代表でも、ポーランド戦で素晴らしいプレーを披露した直後のことでした。

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(2002年3月29日に仕上げたコラム)

 「すごいぞ・・ナカタは。これまでアイツは、ベンチだったんだって? 信じられないね。基本的には、ちょっと下がり気味でプレーしていたけれど、前へ、後ろへと、それはダイナミックに動きまわっていたぜ。効果レベルでは、確実にベストプレーヤーの一人だったよ。それに、あれだけの攻撃センスをもっていながら、守備でも、しっかりと汚れ役に精を出していたからな。特に、ここぞっていう場面でのボールがないところでの忠実なマークや、わざと間合いを空けてから仕掛けるアタックなんかも感動ものだったぜ・・」。

 自分では見ることができなかったので、ドイツの友人に、パルマ対ユヴェントス戦をテレビで見てもらい、中田英寿について印象を聞かせてもらうことにした。プロコーチである彼自身も、中田のプレーに興味をもっていたから、ボクの頼みを快く引き受けてくれたというわけだ。

 ボクは、彼の観察眼を信頼している。だからその話しを聞いて、そうか、中田英寿は、中盤の底でも「自由」を見いだしたのか・・と、直感的に思っていた。それも、「あの」戦術サッカーのパルマで・・。

 サッカーとは、結局はそういうものである。どういうものかって・・? 要は、グラウンド上での選手たちのプレー姿勢によって、ゲーム戦術の「機能の仕方」が変容していくことだってあり得るということだ。まず守備からゲームに入り、攻守にわたって、常に「自分主体で仕事を探す」という積極プレーをくり返していれば、中田クラスの才能だったら、中盤の底が基調だとしても、徐々に、彼をコアにしたゲームになっていくことだって十分に考えられるのである。そして、中田の「自由度」が高まる。それに応じてゲーム戦術もポジティブに変容していく。こうなったらもうチームの首脳陣は黙るしかない。中田は、そのメカニズムを十分に理解し、実践し、そして「自由」を勝ち取ったということなのだろう。

 トップ下は、チームのなかでもっとも大きな「自由度」が保証されるポジション。それでも、戦術的な(ロジックに計画された)イメージにこだわり過ぎることで守備がおろそかになったら、自身のプレーが矮小に縮こまってしまう。そのことは、全てのポジションに言える。戦術サッカーへの忠実さが、チームの「自由なダイナミズム」を減退させる閉塞したネガティブサイクル。イタリアサッカーが抱えている「隠された病根」は、そこにあるのかもしれない。

 前回のコラムで、もし中田が、中盤の底としてプレーすることの魅力を「自ら」見いだせたら、確実に本物のボランチにまで成長できる・・、そして、そのレベルまでいけば、もうどんなポジションでも最高のパフォーマンスを発揮できるようになる・・と書いた。現代サッカーが待望して止まない、高質のオールラウンドプレーヤー。彼は、それを体現できるだけのキャパシティーを備えている。

 パルマでの中田は、中盤の底というポジションを基点に、首脳陣が黙らざるを得なくなるくらいの「実効」を積みかねることで、そのポジションを、限りなく自由度の高いものにまで昇華させることにチャレンジしているのかもしれない。それこそ、創造的な(戦術)破壊ではないか。

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 ポーランド戦で魅せた中田英寿のスーパーパフォーマンスについては、もう語るまでもないだろう。そのなかでもっとも惹かれたのは、「タテのポジションチェンジの演出家」という側面だった。

 そのとき、ボールをもった中田英寿は、「行け!」と、波戸の前に広がるスペースへタテパスを送り込んだ。そして、波戸のサポートポジションまで一度は押し上げ、波戸がそのまま勝負すると判断した次の瞬間には、波戸のプレーゾーンに残っていたポーランド選手のマークへ、スッとポジションを下げてしまう。波戸とのタテのポジションチェンジ。

 ボクの目は、そこからの中田のプレーに釘付けになった。勝負を挑んだ波戸だったが、結局は相手にボールを奪い返されてしまう。その瞬間、中田が、ポーランド選手への間合いを詰めた。そして今度は、実際にパスが出された別の相手への爆発アタックでボールを奪い返してしまったのだ。「パスを出させる」クレバーなポジショニング。目を奪われた。

 チームメイトから絶対的な信頼を集める中田英寿。そのベースは、才能あふれる攻撃プレーばかりではない。いや、むしろそれよりも、献身的なディフェンスや中盤での「穴埋め」といった、ダイナミックなバランスプレーにあると思っている。前述したシーンは、その典型。それ以外にも、自らが下がることで、守備的ハーフの稲本や戸田を前線へ送り込んだり、小野と交代して左サイドに入ったりする。そこからの、逆サイドにいる市川へ向けた矢のように鋭いサイドチェンジパス。それがキッカケで追加ゴールが生まれた。

 シンプルプレーの天才。創造的イメージシンクロの演出家。そんな中田英寿に、もう一つの称号を送りたい。タテのポジションチェンジを演出する中盤リーダー。

 パルマでの苦境を糧に、物理的・精神的に、一皮も、二皮もむけようとしている中田英寿。攻守にわたって、周りに有無を言わせぬほどのクリエイティブパワーを秘めた、変幻自在のリスクチャレンジがよみがえった。解放された中田。さて、ワールドカップが見えてきた。(了)

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 中田英寿ならば、確実に本物のボランチにまで成長することができる・・。その私の確信は今でも変わりません。ということで、パルマでもボランチにトライしてもいいのでは・・そして、真のゲームメイカーとして後方からモルフェオたちをコントロールする・・なんてことをイメージしたわけです。

 とはいっても、そこはイタリアですからネ。やっぱり戦術に「囲いこまれて」しまうのかもしれない・・。最後は「自由」にプレーせざるを得ないサッカーとはいっても、やはりそのバックボーンは、周りの味方との「高質」なプレーイメージ・シンクロ状態というわけです。だから、いくら中田の「守備意識」がレベルを超えているとはいっても(自由にプレーできる大前提は高い守備意識!)、やはり、基本ポジションが守備的ハーフだと決められている選手としては限界が見えている。そして結果が悪い方に転んだときは、(味方とのプレーイメージがシンクロしないことで=プレーが有機的に連鎖しないことで=互いに使い使われるというコンビネーションが機能しないことで)アイツは、いなければならないポジションから消えてしまう・・なんていう批判のターゲットになってしまうかも・・。

 それでも湯浅は、中田が本物のボランチになるところを見てみたい・・。彼は、そんな厳しい状況を、自分主体でポジティブに回せるだけのキャパを備えていると確信している湯浅なのです。

 またまた、長く、長〜くなってしまいました。さて今日はナビスコカップの決勝。真っ赤に染まった国立競技場での決戦に、どのような結末が待っているのか・・。とにかく楽しみで仕方ありません。では、ちょいと寝ることにします。




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