出かける前に告知しておけばよかったのですが、二週間もホームページをアップデートしていなかったせいで、「病気にでもなったのですか・・」という有り難い心配から、「仕事が忙しすぎて、カネにならないことに時間がとれなくなったのでは・・」などというお節介なものまで、色々なレターをいただきました。内容に皮肉を含むモノがあったとはいえ、それも私のホームページが注目されていることの裏返しには違いないわけで、うれしい限りではあります。
今回の出張は、ヨーロッパが主だったのですが、そこでは、私の会社がすすめている海外での市場調査・分析・企画プロジェクトをディレクションするだけではなく、ワールドカップでの情報源や移動・通信手段の確保、また既に契約しているパリのマンションの確認、パリでの情報収集の可能性の模索など、いろいろな準備に追われました。もちろん私の(サッカー関係の)友人たちとも旧交を深めてきたのですが、そこでの情報交換内容などについては、次の「2002 Japan」で触れましょうかね。またもしかすると、今週末のブンデスリーガの結果いかんでは、大詰めのブンデスリーガを中心に書くことになるかもしれません。
それにしても「J」。内容が、本当にエキサイティングになってきたと感じます。中には、(今回も見てきた)ドイツ・ブンデスリーガの雰囲気にも負けないゲームだってあります。
これもワールドカップ効果ということです。見る側の「サッカーに対する一般的な興味レベル」が高まっただけではなく、選手たちの意識も、数段レベルアップしたことを感じます。それはそうです。自分たちが普段は一緒にプレーしている仲間たちが繰り広げた、素晴らしくドラマチックな「肉を切らせて骨を断つ」闘いを目の前に見せつけられたのですから、同じプロ選手として、黙っているわけにはいきませんよね。逆にいえば、「その他大勢」で満足するようでは、プロとしての基本的な態度として失格だということです。
病気でもなく、「金欠病(余計なお節介なのダ・・)」でもない湯浅の、ヨーロッパ出張からの帰国報告でした。