トピックス
- 2006_ワールドカップ日記・・今日は、基本的にオフです・・(2006年6月19日、月曜日)
- 今日は、朝から東京新聞の記事を書き上げ、そのままゲルゼンキルヒェン競技場のメディアセンターへ向かいました。はじめからスタジアム観戦は休みという日程にしていたのですよ。でも、東京新聞の原稿を送ってからの250キロの移動がまたまた大変だったのです(昨夜宿泊したフランクフルトからゲルゼンキルヒェンへの移動)。ホント、イヤになる。
フランクフルトからドルトムントへ向かうアウトバーン。初めて使うルートです。最初から最後まで「二車線」。そこを、大量のトラックが列をなす。もちろん彼らは、100キロから120キロで、右の走行車線を独占しているわけです。そして追い越し車線(左車線)を、様々なスピードで走りたいクルマが入り乱れるといった具合です。
最初右車線でトラックと一緒に走っていた「おじいさん」ドライバーが、ゆっくりと追い越し車線にレーンチェンジし、110キロくらいでゆっくりとトラックを追い抜いていく。このレーンチェンジの際に、後方から高速で迫ってきたBMWが急ブレーキを踏む。3台後方の私は、おじいさんが追い越し車線に来ることを予測していたから、すぐにアクセルを戻していました。このおじいさんドライバーですが、10分くらい掛かってやっと10台の数珠つなぎトラック列を追い抜いて右車線へ戻ったのですが、その(おじいさんが運転する)クルマを追い抜くときに、70歳は過ぎているに違いないおじいさんだと確認した次第。フムフム・・
そのおじいさんドライバーは特殊な例だったけれど、この250キロのあいだ、そんなイライラの連続でしたよ(まあ私は、おじいさんドライバーのときだけで、後は諦めていたからイライラもしなかったけれどネ)。真面目そうなおじさん。ものすごく古いオペルに乗るルンルンの若い女性。厳しい顔をしたビジネスウーマン風の女性。皆さん、安全運転に徹する方たちです。フ〜〜。
結局、到着までに2時間半もかかってしまいました。そしてゲルゼンキルヒェンのメディアセンターで、サッカー新聞「エルゴラッソ」とNHKデジタル文字放送&ホームページのための原稿を書きはじめたというわけです。でも、昨夜あまり寝ていなかったことと、前述したハードなドライブで神経がクタクタ。どうも集中できないのですよ。普通だったら、大体のストーリーイメージで書きはじめたら、すぐにでも様々な「枝葉アイデア」が浮かんでくるものなのですが、どうもこの日は調子が悪い。
ということで、デスクでちょっと目をつぶることにした次第。そして、ハッと気づいたときには、今日の第一試合、トーゴ対スイスが、既に後半ロスタイムに入っていたという体たらくなのでした。ちょっとのつもりが2時間近くもグースカ寝ていたらしい。ばかでかいゲルゼンキルヒェンのメディアセンターですからね。そこでは、数人のジャーナリストしか仕事をしていない。そのなかで一人のアジア人が、ライブ中継をやっているのにもかかわらず、デスクに突っ伏してグースカ寝ている。態はありません。
そんなこんなで、今日は散々な一日でした。明日は、エッセンからベルリンへ電車移動。もちろんドイツ対エクアドル戦です。先日も書いたとおり、エクアドルは強敵。いまからものすごく楽しみです。スミマセン、今日はこんなところです。もう、寝ます。では、チュース!!(ドイツ語で、じゃあね、という意味・・)
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