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- 2013_ブラジル便り・・サンパウロに到着・・ちょっと嬉しいことがあったから報告・・(2013年7月1日、月曜日)
- どうも皆さん・・
今日、サンパウロまで移動してきたのですが、ちょっと嬉しくなることがあったので、コラムをアップしようと思った次第。
えっ・・!? どうしてサンパウロへ行ったのかって? もちろん、来年に向けてのロケハン。それと、長くブラジルで生活する「ある方」とアポが取れたこともありました。4日ほど滞在します。
その方とは明日ランチをご一緒させていただくのですが、サッカーにも精通している方ですからね、様々な視点の「ブラジル談義」が弾むはず。とても楽しみです。もちろん、「The 対談」でアップする予定です。
ところで、前述した「嬉しくなること・・」ですが、それは、リオ・デ・ジャネイロからのバス移動(約500キロ)、そしてネットで予約したホテルに関してです。
「え〜〜!? バスでサンパウロまで行くんですか?? 6時間もかかるんでしょ、私は絶対に嫌だな・・」
リオのホテルの女性職員の方に、リオからサンパウロまでの長距離バスについて聞いたところ、こんな、ちょっとビックリさせられるような反応が返ってきたんですよ。
もちろん、その彼女、ひとしきり「情緒的な反応を爆発」させた後は、リオのバスターミナルへの行き方を教えてはくれましたよ。もちろん、やる気なさそうな感じでね。
そう・・「ホントに、アンタはバスなんかでサンパウロまで行くの??」ってな、奇異なモノを見る目つきをされてサ。フ〜〜・・
でも、実際にバスで移動してみると、もう快適そのものだった。シートは上質。前の席との間隔は、十分以上のスペースが取ってある。まあ、一昔前の旅客機のビジネスクラスってな感じですかネ。
それに、車内には無線LAN(WiFi)が設置されているから、必要に応じてメールを確認したり、ニュースを見たり。
わたしは、オリバー・ストーンが制作した「オリバーストーンが語る もう一つのアメリカ史(10回シリーズ)」を、3回分もつづけて見てしまった。
人間の歴史の裏側には、さまざまな醜い思惑が蠢(うごめ)いている。
でも、そんななかにも、これまた様々な思惑が激しくせめぎ合うプロセスの「なれの果て」とも言える歴史には無視されることの方が多い(!?)、人類全体の幸せを願う「グッドウィル」も、数多く埋もれている。
オリバー・ストーンは、そんな「深層の人間性のメカニズム」を、あくまでもニュートラルな語り口で白日の下にさらしていくのですよ。
このシリーズは、もう何度も見返しているし、家に帰ればハードディスクに録画している。とにかく、何度見ても、様々な意味の「深い人間性(人間の本音や本性)」の一端に触れられることが大変な刺激になるのです。
あっと・・またまた脱線。スミマセン・・
とにかく、この長距離バスでの移動が、とても快適だったということが、まず言いたかった。
たぶん、リオのホテルの彼の女性は、まだ一度もバスで移動したことがないんだろうね。食わず嫌い・・!? 今度、教えてあげよう。もちろん旅の達人の方々にとっては、南米ではバス移動が常識だということは広く知れわたっているわけだけれど・・あははっ・・
ということで、次の「嬉しかったこと・・」。それが、ネットを使って予約したサンパウロのホテルでした。
いま、そのホテルの部屋の中に設置されているワーキングデスクで書いているのですが、とにかく「WiFi」が快適。
これまでは、つなぐこと自体が難しかったり、つながっても途中で切れてしまったりと、無線LANに関しては、完全にツキに見放されていた。でも、ここでは・・
それだけじゃなく、とにかくすべての設備がモダンでキレイ。テレビも、NHKだけじゃなく、ドイツや英語ニュースも問題なく見られる。
またフロントの方たちも、めちゃくちゃ親切で、それに英語が話せる。そして何といっても、安い。
今日の朝まで滞在していてたリオのホテル(コパカバーナ)の3分の1だぜ。それに設備も、断然こちらの方が上。
まあ、リオのホテルのロケーションは、コパカバーナだったからね。そのことは、差し引いて評価しなければいけないんだろうけれど、それでも、総合的な「バリューフォーマネー評価」では、明らかに、大きく差をつけて、このサンパウロのホテルに軍配が上がる。
このホテルは、サンパウロの中心とも言える、レーパブリカと、パウリスタの中間に位置します。ロケーション的にも理想的。
ということで、このホテルは、「ホテル・モンクロア」といいます。お試しあれ・・
内容はないけれど、とにかく、日記としても書きためておこうとキーボードに向かった次第でした。ではまた明日・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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