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2013_コンフェド杯_その1・・前回とは違い、日本代表は、ゲーム戦術を駆使するのか!?・・(2013年6月14日、金曜日)

どうも皆さん、既にブラジルです。

 いま、リオ・デ・ジャネイロの空港で、ブラジリア行きの飛行機を待っているところ。そこで、月極で1000円弱というWiFiプロバイダーに登録しようとしているのですが、何度やってもエラーばかり。ちょっと我慢が足りないけれど、もう止めにした。

 リオだけれど、昨日(13日)の朝方到着しました。乗り継ぎウェイティングも含めて、さすがに36時間の移動は、きつかったね。全然平気だった昔とは違う。フ〜〜・・

 そのこともあって、ブラジル到着を1日早め、最初の日は、疲労回復も兼ねてリオを探索しようと思ったわけです。

 あっと、今回は、コンフェド杯の後、ドイツに4週間ほど滞在するから、経由地は、ドイツのフランクフルでした。

 さてブラジル。

 到着して、すぐに、リオの空港に設置されているコンフェデレーションズカップ事務局のブースへ行き、情報を収集しました。

 まず何といっても、ホテルへの移動手段。もちろんタクシーに乗るのが最も簡単だろうけれど、それじゃ詰まらない。だから初日は、いつも公共交通機関を利用することにしているのですよ。まったく初めての地でもネ。

 そしたら、あった、あった。ホテル近くを通る、ちょっと高級な「プレミア・バス」を、事務局の方が見つけてくれたのです。

 「それにしても、アナタは、明日にはブラジリアへ飛ぶんですよね・・1日の滞在にしては、ホントに空港から遠いホテルを予約しましたね〜・・」

 そんな事務局の方の言葉に、少し不安がつのったけれど、まあ仕方ない。

 そしたら、そのホテルは、ホントに、リオの端っこの地域にあった。感覚的には、市街地の西の端から東の端へ移動する感じ。

 まあ初日だからと、少し高級なホテルを予約したつもりだったのですよ。たしかに、その地域は、リオでもハイソに違いない、見るからに高級そうな高層マンションが林立している。そのなかの一角に、わたしが予約したホテルがあるっちゅうわけです。

 それでも、行きは、プレミア・バスが、そのホテルのすぐ横で降ろしてくれたから、とてもラッキーではありました。

 もちろん、ホテルの前で私を降ろすことについては、空港に設置されたコンフェデレーションズカップ事務局の方がバスドライバーと交渉してくれました。感謝です。

 その後、アクレディテーション(記者証)のピックアップのため、例の、マラカナン・スタジアムへ。そこでは、もうタクシー移動しか手段がなかった。

 まあ、路線バスもあるらしいけれど、調べて、乗り継いで・・なんていうことをやるには、正直、元気が足りなかったっちゅう体たらくでした。

 マラカナン・スタジアムに隣接しているアクレディテーション・センターでは、問題なく記者証が交付されたけれど、それにしてもマラカナン・スタジアムは、ハンパじゃなくデカイ。

 その異様を見ながら、1950年ワールドカップにおいて、実質的な決勝戦となったブラジル対ウルグアイ戦で、地元ブラジル代表が逆転負けを喫した「マラカナンの悲劇」に思いを馳せたっけ。

 その後は市のセンター地域(セントロ)を探索しましたよ。そこでの移動手段は、もちろんメトロ(地下鉄)。マラカナンから、ほど近いところにメトロ駅があるんですよ。

 そのリオのセンターと呼ばれる地域だけれど、そこは、以外と落ち着いた雰囲気だったね。様々なミュージアムや劇場が、とても素敵に町の雰囲気を引き立てている。

 まあ、リオの中心的な繁華街は、セントロと呼ばれる「そこ」じゃなく、コパカバーナとか、イパネマといった海岸線沿いなんだろうね。

 とにかく、そんな落ち着いた雰囲気のなかで早い夕食をとり、ビールでほろ酔い気分になってから、再びメトロの人になった。これで、ホテルにとても近い終着駅まで行けば、タクシー代が「かなり」浮く・・なんていう、ちょっとセコい発想だったんですよ。でも・・

 そう、安物買いの銭失い・・

 メトロの一つの駅が工事中ということで、途中の駅で、強制的に降ろされてしまった。そこから、人に尋ねながらバスを利用する元気は、やっぱり絞り出せなかった。

 ということで、タクシー。その上、ラッシュアワーにぶつかってしまったことで、完璧に大渋滞に巻き込まれ、結局タクシー代は、行きよりも高くなってしまったという体たらくでした。

 ちょっとセコ過ぎたですかね。

 でも、大名旅行じゃないし、とにかく、出来る限り高いレベルで、バリューフォーマネー(クオリティー)のバランスを取るというのが、旅するときの絶対的なコンセプトなんですよ。そのことについては、若かった頃と、まったく変わりません。

 でも、まあ、初日にリラックスして英気を養うという意味では、そのホテルは良い選択だったかもしれません。初めから「遠い」ことが分かっていれば、そんなに気持ちの負担にならないしね。

 ということで、次の日(今日)は、ブラジリアへの移動ということになりました。

 ホテルから空港までの移動だけれど、プレミア・バスをホテルの前でつかまえるのは不可能に近いだろうから、昨日の帰りにお世話になったタクシー運転手の方にホテルまで迎えにきてもらうことにしたんですよ。

 このドライバーの方。運転が、ものすごく上手い。ゆっくりではなく、速いけれど、車線変更や追い越しなど、とてもスムーズで安心していられるんですよ。

 わたしも運転には自信があるほうだからね(学生時代は、大型トラック運転のアルバイトでドイツ留学費用を貯めたんです!)、だから、ドライブの善し悪し は、ある程度は評価できるつもりなんですよ。とにかく、良いドライバーの方にめぐりあったと、ハッピーな筆者だったのです。

 だから、昨日のホテル前で、クルマを下りるときに、次の日の朝の迎えを頼むことにした次第。もちろん、筆談。・・というか、絵を描いてコミュニケートした。

 そして、そのドライバー氏は、朝9時半にホテルに迎えに行く・・っていう「感じ」のことをポルトガル語でしゃべりながら、親指を立てるんですよ。

 というわけで、実は、彼が本当に朝の9時半に来てくれるかどうか、とても興味があった。そして9時半にホテルの玄関を出ると、そのドライバーの方が、またまた親指を立ててクルマに招き入れてくれたっちゅう次第。良かった、良かった。

 もちろんチップは、はずみました。

 それにしてもリオでは、市内の移動手段が限られているよね。メトロにしても、三つの路線しか「まだ」出来ていないし・・。まあ、東京が、世界基準からしたら「進みすぎて」いるんだろうけれど、それにしても・・

 スミマセン、あまり内容がなくて。

 とにかく、このコラムの表題にした、明後日のブラジル戦が楽しみだ・・という内容を書きはじめるまでの「前振り」が、ほとんどになってしまったという体たらくでした。フ〜〜・・

 ところで、リオやブラジリアでは、多くの市民の方々から、「ブラジル対日本はたのしみだな・・」なんて声を掛けられた。もちろん、ポルトガル語だからよく分からないけれど、たぶん、そんな感じで声を掛けてもらったとと思うのですよ。

 それに対して、私は、例外なく、「We beat you〜!!」って反応していたんだけれど、その意味が分かって具体的な反応をしてくれたのは、ほんの数人だったですかね。

 そう、ブラジルでは、(これまでのところ・・)ホントに英語が通じないという印象が強いのです。まして、ドイツ語なんて・・。どうなんだろう、私が、ツキに恵まれなかっただけなんだろうか・・

 とまれ、ブラジル戦。お互い、とことん楽しみましょうね。

 前回のポーランドでの対戦では、日本が、ギリギリのリスクチャレンジをつづけた。だからブラジルに手痛いカウンターをいくつもブチかまされた。

 そのときのレポートは「こちら」・・

 でも今回は、本物の勝負が掛かっているからネ。日本代表が、どんな「戦術」を駆使してゲームに臨んでいくのか・・。興味が尽きません。

 ではまた〜・・

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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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