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2013_コンフェド杯_その4・・オメデトウ、ホルガー・・そしてギリギリのドラマになった予選B組の最終日・・(2013年6月18日、火曜日)

ホルガー・オジェックの弾けるような笑顔に触発されてキーボードに向かってしまった。

 オーストラリアが、ケネディーのヘディング一発を守り切って、「予定調和」的にワールドカップ出場権を手に入れたんですよ。

 そのケネディーのヘディング一閃だけれど、後半83分だった。

 そりゃ嬉しいでしょ。何せ、もし引き分けでもしたら、この試合につづくタイミングで行われる、ヨルダン対オマーンで、アウェーのオマーンが勝てば、勝ち点で逆転されて3位に落ちてしまうところだったんだからね。

 あっと・・、このオーストラリア対イラクについては、ホテルのテレビで「ライブ中継」を観戦しながら手に汗握ることができました。

 とにかく、このゲームに対しては、参加意識というか当事者意識というか、とにかく心理・精神的な「距離」が、とても近かったんだよ。

 この「予定調和的・・」という表現については、「このコラム」を。また、当事者意識をアップさせた私とホルガー・オジェックとの関係については、「このコラム」を、それぞれ参照して下さい。

 ところで、レシフェ。

 既に、ブラジルのベニスと呼ばれる市街地の水路や橋、宮殿や劇場、教会などは観光しましたよ。それは、それで、とても良かった。

 そして、レシフェのもう一つの見所である、ボア・ビアージェンの海岸線だけれど、ホテルが、まさにそのウォーターフロントに位置しているんですよ。

 それについては、写真を参照してください。

 最初の写真の、手前から二つ目が、わたしのホテルです。また、同じ立ち位置から、海岸線に向かってシャッター切ったのが二枚目。

 何せ朝食をとる、ホテル3階にあるレストランのウインドー全面にアトランティックが広がっているんだからね。毎朝、心が洗われる思いなのです。とはいっても、毎日じゃ飽きちゃうだろうけれどサ。アハハッ・・

 あっと・・。試合だけれど、今は、これまたライブ中継されている韓国対イランの勝負マッチを観ながら書いています。

 そのゲーム、予想されたとおり、ゲーム全体としては韓国がイニシアチブを握るという展開。

 でも、あろうことか、完璧にボールをコントロールし(たぶん)逆サイドの味方へ横パスを送ろうとしていた韓国ディフェンダーが、一瞬、体勢を崩したこと で(背後から追いついてきたイラン選手に何かされた!?)、その追いすがっていたイラン選手にボールをかっさらわれ、そのまま先制ゴールを許しちゃうん だ。

 これで、あろうことか、韓国が「0-1」というビハインドに立たされてしまう。

 こうなったら、もう行くしかない。ガンガンと攻め上がり、完璧にイランを押し込んでいく韓国。

 後半30分には、フリーキックから、イランのゴール前1メートルという接近戦で、二度もシュートしたけれど、二度ともイランGKに防がれちゃう。呆然とする韓国選手たち。フ〜〜・・

 このまま、「0-1」でイランが勝ったら、さあ大変。

 まず勝ち点で逆転されて2位に転落する。

 それだけじゃなく、次のグループ最終戦、ウズベキスタン対カタール戦で、もし(結果を知った!)ホームのウズベキスタンが大勝を収めたら(総得点という視点も含めたら、たぶん6点差かな!?)得失点差(総得点)で、大逆転されてしまう。

 残り2分。フリーキックから、韓国がヘディングシュートを放つ。僅かに、本当にほんの僅かに、イランゴールの右ポストを外れていく。悲鳴がコダマするスタジアム。唇を噛む、韓国選手たち。

 もちろん私は、韓国を応援していますよ。彼らの、サッカー内容も含めたチーム総合力をレスペクトしているんです。だから、この試合でも、手に汗握っている。

 あっ、ロスタイムに、イ・グノが決定的ヘディングシュートを放った〜っ!! でも、わずかにイランゴールのバーを越えちゃう。フ〜〜・・

 アッ、タイムアップ・・あっ、ウズベキスタンが、後半ロスタイムに入ったところで「5-1」にした〜〜・・フ〜〜ッ・・一体どうなるんだろ〜・・

 あっ・・いま、ウズベキスタン対カタールが、「5-1」でタイムアップになった〜っ・・韓国、セ〜フッ!!!・・よかった〜〜っ・・

 スミマセン、「・・」のオンパレードで。

 ところで、冒頭のオーストラリア対イラク。

 内容的には、もちろんオーストラリアが上回っていた。でも・・

 まあ、とにかく、血湧き肉おどる最終予選のエキサイトメントを、思いがけずブラジルのホテルで堪能できた。結果も含め、本当にハッピーだった筆者でした。

 スミマセン、感情が先行した情緒的コラムで・・でもサ・・サッカーって、基本的にはエモーショナルなモノだから・・あははっ・・

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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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