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- 2014_心地よい「変化」を魅せはじめた本田圭佑・・(2014年9月15日、月曜日)
- 良くなっているネ〜・・本田圭佑。
様々な意味を込めた、攻守にわたるチームプレーの内容が、(まあ彼自身はこう表現するんだろうけれど・・)意識と意志を『自ら』高めることによって、明らかに高揚しつづけている。
グラウンド上の具体的な「現象ポイント」としては・・
・・攻守にわたる、(全体的な運動量が改善しているなかで繰り出される!)全力スプリントの量と質が、目立って改善しつつある・・
・・全力スプリントは、攻守の目的を達成しようとする意志がなければ出てこない・・もちろん、その目的を、自分自身が(直接的に!)達成できないシチュエーションでも、味方に「達成してもらう・・」という意志も見える・・
だからこそ、意識と意志が発展ベクトルに乗っていると実感できるわけだ。
- この、全力スプリント(爆発スタートとフルスプリント)というテーマについては、当HPの新連載、「The Core Column」で発表した「このコラム」も参照してください。
たしかに、アギーレ・ジャパンでも、同様に、意識と意志の「ポジティブ変化」が感じられるようになっていたっけ。
やっと彼も、自分自身が「例外的に特別な存在ではない」ことを自覚したのかもしれない!?・・あっ・・失礼・・あははっ・・。
昨日の香川真司コラムでも書いたけれど、彼らは、基本的には組織プレイヤーなんだよ。組織サッカーが、本当の意味で機能してはじめてチカラを発揮できる。
だからこそ彼らも、攻守にわたる組織サッカー(チームプレー)を加速させるために「も」貢献しなければ(汗をかかなきゃ)いけない。
彼らの才能は、たしかに特別なレベルにある。そして、だからこそ、もっとたくさん、ボールに触らなければならないんだよ。そのためにこそ・・まあ、もう言うまでもないだろうけれど・・サ。
でも書いちゃう・・。
だからこそ、もっともっと、攻守ハードワークに勤しまなければならないんだ。
そうすれば、チームメイトから本当の意味のレスペクトを獲得できるし、だからこそ、彼らにボールが集まるし周りも、パスレシーブの動きを加速させる。
そして、だからこそ彼らも「より良いプレー」ができることで自信を深められるだけじゃなく、チームメイトからの信頼も増幅する。
- だからこそ、この試合での本田圭佑は、ドリブル突破だってボールキープ(タメ)からのスルーパスだって、ドリブルしながら(相手の意識と視線
を引きつけながら!)繰り出すラストパス(ラストクロス)にも、抜群の実効が伴っていた(もちろんそこでは、受け手がしっかりと動いていることもあるよネ
=本田圭佑に対する信頼もアップしている!?)。
そして、本田圭佑の、チーム内ポジショニングを確立させるための善循環プロセスが回りつづけるっちゅうわけだ。
もちろん彼らが、ディエゴ・マラドーナのような世紀の天才だったらハナシは別だけれどネ。
そんなレベルの選手がいるんだったら、確かに、チーム戦術を「特殊」なモノにするのも選択肢に入ってくる・・っちゅうわけだ。
あっ・・そうそう・・このテーマについては、ガンバ大阪の宇佐美貴史という興味深いオブジェクトもいたっけ。
いまのガンバは、宇佐美貴史の個の勝負能力を最大限に活かすために(彼の価値をチーム全体でシェアするために!?)、彼中心のチーム戦術で戦い、ある程度の成果を出している。
フム〜〜・・
もちろん、皆さんも観られたとおり、宇佐美貴史の、攻守ハードワーク(組織プレー)の内容は、もう最低だよね。
あれじゃ、日本代表に入っても、チームコンセプトが「壊れる」だけでしょ。
もし彼の才能を活かすならば、いまのガンバのように、彼中心のチーム戦術を立てなければならない。でも・・
そう、(バイエルンやホッフェンハイムでそうであったように!!)チームメイトたちが納得するはずがないし、そこには、日本代表の相手が「世界」という視点もある。もちろん「アジア」にしても、どんどんレベルアップしているしネ。
そこと対抗していくために、宇佐美貴史を中心にしたチーム戦術を立てるのは、どうなんだい? それって、まさに、「本田圭佑のお家」と心中したザックジャパン・・!?
もちろん、日本代表に入った宇佐美貴史が、アギーレという「刺激」によって(!?)まったく違うイメージでプレーするかもしれないけれど・・サ。
あっと・・脱線。このテーマについては、新連載の「The Core Column」で取りあげようかな・・。
ということで、本田圭佑に戻るけれど・・。
たしかに、「パス&ムーブ」という視点や、「その他の小さなコト」でも、まだまだ不満ではあるけれど、本田圭佑が、自らの意志で(!?)ポジティブに変わりはじめたコトは、本当に嬉しい。
さて、またまたエキサイティングな「学習機会」が増えた。
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ところで、ブラジルW杯に、後藤健生さんと「スカイプ」を通して繰り返したディスカッションをまとめた、ライブ感あふれる「ナマ対談本」が出来上がりました。
その新刊については、「こちら」をご参照ください。ではまた・・
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最後に「告知」です。
実は、ソフトバンクではじめた「連載」だけれど、事情があって、半年で休止ということになってしまったんですよ。
でも、久しぶりの「ちゃんとした連載」だったから、とてもリキを入れて書いていた。そして、そのプロセスを、とても楽しんでいた。自分の学習機会としても、とても有意義だったしね。
そして思ったんですよ、この「モティベーション機会」を失ってしまうのは、とても残念だな〜・・ってね。
だから、どこかで連載をはじようかな・・と、可能性を探りはじめた。そこでは、いくつか良さそうなハナシもあったし、メルマガでもいいかな・・なんてコトも考えた。
でも・・サ、やっぱり、書くからには、できるかぎり多くの方々に読んでもらいたいわけですよ。でも、可能性がありそうな(メルマガも含めた)連載プラットフォームとしては、やはり私のホームページにかなうモノはなかった。
ということで、どうなるか分からないけれど、とにかく、私のホームページで、新規に、連載をはじめることにしたのです。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書こうかな。もし、うまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れてから立ち上げた新ビジネス」、そして「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、一週間ごとにアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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