トピックス
- 2015_アジアカップ(2)・・市内での妙なエピソード・・そして「神様ドラマ」の一歩手前までいった勝負マッチ・・(ウズベキスタンvs北朝鮮、1-0)・・(2015年1月10日、土曜日)
- まさに、爆睡だった。
まあ、徐々に無理が効かない身体になりはじめているっちゅうことだろうね。
とはいっても、(数字的な!)加齢は止められなくても、(実質的な)老化スピードは「鈍化」させられるって確信しているし、そのコンセプト則って努力はしているつもりの筆者なのだ。
要は、食事の内容や運動も含め、しっかりとストイックに生活しているつもりなんですよ。でも、そんな「意識レベル」でコントロールできるコトは限られている。だから、自分じゃ、どうしようもない変調をきたすこともあるというわけです。
まあ、もっと言えば、自分自身のなかでの「死と向き合うディスカッション」が、どんどんとカタチを持ちはじめているとも表現できますかネ。
でも、だからこそ、極力「周り」に迷惑を掛けないように努力しているっちゅうことですが、とにかく、絶対寿命ではなく「健康寿命」をできる限り伸ばすことが、いまのターゲットということです。
ありゃ・・、ハナシが変な方向へいってしまった。とにかく、爆睡のおかげで、昨日までの疲れが、かなり吹っ飛んだことが言いたかったんだっけ。ヘヘヘッ・・。
とはいっても、「かなり」という形容詞「も」使わざるを得ないレベルの回復だからサ。まあ、加齢に由来する回復力の減退って言われても仕方ない。フ〜〜・・
ということで、朝食を美味しくいただいてから、リラックスした時間を過ごしながら、ゆっくりと、シャワーなどの準備をおわらせ、例によって、リラックスしたテンポで、メディアホテルまで歩を進めたのでした。でも・・
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そう、後100メートル程でメディアホテル(メディアシャトルバスの発着所)に到着というところで、道路工事による規制に引っ掛かってしまった。
それは、道が仕切られ、クルマが走るスペースだけじゃなく、歩行者スペースも狭められた規制でした。ということで、歩行者は、工事関係者の「手信号」に従わなければいけない。
でも、私のバスは、あと5分で出発なんだよ。
そのバスの出発時間をしっかりと確認し、そして、余裕をもって間に合うくらいの「ゆったりした速度」で歩を進めていたんですよ。
でも、最後の最後で、そのタイミングに狂いが生じた。何せ、その工事関係者は、まったくといっていいほど、人を渡らせずに待たせているんだからね。それも、往来するクルマは、ほとんどないにも関わらず。
2分近く、待った。でも、クルマが走っていないにもかかわらず、その工事関係者は、歩行者を行かせない。
私のバスの出発時刻まで、あと2分。メディアバスは、ホントに、1分の狂いも無く出発するんだ。そのことを知っていたからこその計算だった。ホントに焦った。
私は、「とても急いでいるんだ・・」と、その工事関係者に合図をし、道路を横断しようとした。そのときだった。
どこからか降って湧いたように、警察官が登場してきたんだよ。その彼が、私の動きを制したことは言うまでもない。もちろん、睨みつけている。
そしてその警官は、工事関係者とはいいながら、とにかく「その交通整理係に従え・・」というジェスチャーを送ってくるんだ。まあ、仕方ないけれど、それにしても・・。
そして、結局3分以上待たされて横断歩道を渡ることが許された。たぶん、横断歩道の両側で交通整理していた2人の工事関係者の意思疎通が、まさに稚拙だったっちゅうことでしょ。
あり得ないほど待たされた。そしてもちろん、シャトルバスにも乗り遅れた。、その、交通整理の不手際に、ホントにアタマにきた。
結局、そのことで1時間も無駄にすることになってしまったんだよ。まあ、仕方ないとはいえ、何か釈然としない。フ〜〜ッ・・
ところで、その警官。
私のことを、道路を横断するまでズッと睨みつづけていた。何か、私の「雰囲気」に気に入らないコトでもあったんだろうか?
たしかに私は、190センチという大柄のアジア人で、そのときは、とても濃いサングラスをしていたし、交通整理の工事関係者に、時計を示しながら合図をしたとはいえ、「公共のルール」を破ろうとしたことは事実だヨ。でも・・ネ・・。
景観の「あのエキセントリックな反応」は、一体、何だったんだろうか・・。フ〜〜ッ・・
あっと・・またまた前段が長くなってしまった。
ということで、シドニーでスタジアム観戦した、ウズベキスタンvs北朝鮮の開幕マッチです。
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そのとき、本当に、息が止まった。
ゲームの残りタイムあと数秒というタイミングで、北朝鮮が、コーナーキックから、絶対的なヘディングシュートをブチかましたんだよ。
もちろん、私も含めて、観ている誰もがフリーズした。
それは、まさに「サッカーの怖さ」を痛感させられた瞬間だった。そして思った。
・・サッカーじゃ、一点リードという流れは、まさにドラマの導火線なんだよ・・そう、めくるめく歓喜と奈落の失望が交錯する、限界ドラマの導火線・・
そして、自然と、サッカーの内容として、ほとんどの参加チームに対して一日以上の長がある日本チームの闘いにも、思いを馳せていた。
そう、日本が一点リードして迎えた終盤の「震え」。だからこそ日本は、リードを奪ったとしても、常に追加ゴールを狙いつづけなきゃいけない。
その、残り数秒の劇的シーンは、そんなサッカードラマの怖さを痛感させられた瞬間だったのですよ。フ〜〜・・
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その劇的シーンだけれど、それには、もちろん前段があった。
個の単純総計的な総合力と、チーム戦術的な(組織サッカー的な視点での!)内容で、北朝鮮に明らかな「差」を示し、(結果的な!)決勝ゴールを挙げたウズベキスタン。
彼らは、その先制ゴールの後も攻めつづけ、何度も、決定的なチャンスを作り出しつづけていたんだ。
その多くは、誰もが、「どうしてゴールにならないの??」って感じるような絶対的チャンス。
だからこそ、最後の瞬間に北朝鮮が、コーナーキックから作り出した「その」同点ゴールのチャンス(ウズベキにとっては大ピンチ)が、観ている誰をもフリーズさせた・・っちゅうわけだ。フ〜〜・・
でもネ・・
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たしかにウズベキスタンは、北朝鮮よりも強いことを感じさせた。
組織的な「動き」でも、個の突破能力でも。
要は、人とボールの動きが、明らかに北朝鮮よりも洗練されていたということだけれど、彼らの場合、そのバックボーンは、何といっても攻守にわたる局面での個の勝負能力だよね。
でもネ・・
とはいっても、シュートを打つための「当面の目標」であるスペースを攻略するプロセスとしては、まだまだ課題が満載だよね。
日本の場合、人とボールが動きつづける、とても洗練された組織サッカーを徹底してくるから、その意味じゃ、明確にウズベキスタンの上をいく。
だからこそ、スペースも、より効果的に攻略しちゃう。そしてだからこそ、個の勝負プレー(突破ドリブルなど)も、とても高い実効レベルでブチかませちゃう。
まあ、このテーマについては、新連載「The Core Column」において、香川真司をモデルに、攻撃イメージをテーマにした「このコラム」も参照してください。
あっと・・またまた脱線。
言いたかったことは、ウズベキの場合、攻撃での組織コンビネーションの「要素が足りない」ということです。
そう、ボールがないところでの動きの量と質に大きな課題を抱えているんだよ。
だから、3人目、4人目の決定的なフリーランニングも出てこないし、たまに走っても、「そこ」を活用するイメージがシンクロしない。
要は、ウズベキの仕掛けに「一味(≒ボールがないところでの動きの量と質!)」が足りないということです。だから(特に前半は!)北朝鮮ディフェンスブロックに「読まれ」、簡単に、次のパスレシーバーのところで潰されてしまうようなシーンがつづいていたんだよ。
そして先制ゴール。もちろん北朝鮮の重心は前へいく。だからこそウズベキスタンは、何度も、カウンターチャンスを得たっちゅうゲーム展開の「構図」だった。
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ということで、今日は、こんなところですかネ。ではまた明日。
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最後に「告知」です。
実は、ソフトバンクではじめた「連載」だけれど、事情があって、半年で休止ということになってしまったんですよ。
でも、久しぶりの「ちゃんとした連載」だったから、とてもリキを入れて書いていた。そして、そのプロセスを、とても楽しんでいた。自分の学習機会としても、とても有意義だったしね。
そして思ったんですよ、この「モティベーション機会」を失ってしまうのは、とても残念だな〜・・ってね。
だから、どこかで連載をはじようかな・・と、可能性を探りはじめた。そこでは、いくつか良さそうなハナシもあったし、メルマガでもいいかな・・なんてコトも考えた。
でも・・サ、やっぱり、書くからには、できるかぎり多くの方々に読んでもらいたいわけですよ。でも、可能性がありそうな(メルマガも含めた)連載プラットフォームとしては、やはり私のホームページにかなうモノはなかった。
ということで、どうなるか分からないけれど、とにかく、私のホームページで、新規に、連載をはじめることにしたのです。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書こうかな。もし、うまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れてから立ち上げた新ビジネス」、そして「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、一週間ごとにアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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