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- 2016_ACL・・期待が極限まで増幅していたけれど・・フ〜〜ッ!・・(上海vsFC東京、1-0)・・(2016年5月24日、火曜日)
- 一国を代表するクラブがしのぎを削るアジアチャンピオンズリーグ。
わたしが、究極の情緒(当事者意識&参加意識!?)ベースでFC東京を応援していたことは言うまでもありません。
ただ、だからこそ・・
後半ロスタイムにブチかまされた、上海のパワープレーによる決勝ゴール。そして、残り数分にFC東京がブチかましたパワープレーが果実を得られなかったことの落胆は、とてつもないレベルに達してしまった。
フ〜〜ッ・・
それは、まさに、めくるめく歓喜と、奈落の失望が、激しく交錯するサッカーの面目躍如という瞬間だったということか。
短く、短く・・
上海は、外国人を中心にした数人の「天才」たちによる、ゴリ押しの個人勝負プレー「しか」ないチームだった。だからこそ、悔しさが増幅される。
それに対してFC東京は、上海の、ボール周り「だけ」の勝負プレーを、しっかりとした予測と効果的カバーリングを基盤に、とてもスマートに受け止めていた。
もちろん、ボールがないところで勝負が決まってしまうような、戦術的にハイレベルな「せめぎ合い」ならば、もっと多くの「タクティカル視点」だって出てくるさ。
でも、「あんなタイプとレベル」のゲームコンテンツだったわけだから、観ているこちらは、もう、手に汗握るしかなかった。
唯一・・
両チーム選手による局面(球際)でのボールを巡るせめぎ合いと、FC東京が魅せつづけた、次の勝負パス(クロス)を巡るせめぎ合い(正確なポジショニングとカバーリング、そして最後の瞬間における”半歩アクション”)だけが見所だった。
とにかく、その視点で、二度ほど決定的なチャンスまで「も」創りだしたFC東京は、立派な「闘い」を展開したと思うわけだ。
たしかに前半には、上海のフリーキックとサイドゾーン突破から、二度ほど、完璧な(ヘディングシュートの!)カタチを創りだされちゃったけれどね。
とにかく、そんなゲーム展開コノテーション(言外に含蓄される意味)だったから、こちらの期待は、時間を追うごとに膨張していったっちゅうわけさ。
でも・・
そう、奈落の失望。
サッカーには付きものだし、私は、数え切れないほど「それ」を体感している。とはいっても、やはり辛い。
だからこそ、城福浩さんとチームに対しては、ねぎらいの言葉を掛けるしかない。
お疲れ様でした・・
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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