トピックス


2017_CWC・・レッズには、この「結果」にめげることなく、「内容」を極める「自分たちのサッカー」を志向しつづけて欲しい・・(レッズvsアルジャジーラ、0-1)・・(2017年12月10日、日曜日)

フ〜〜ッ・・

・・ということで、タイムアップのホイッスルを聞いた瞬間にテレビのスイッチを切り、ベッドにもぐり込んだっちゅう体たらくでした。

でもレッズは、皆さんもご覧になった通り、とても立派な「自分たちのサッカー」を展開した。

自分たちが試合のイニシアチブを握るような積極的な(ある意味リスキーな、またある意味、美しく楽しい!?)ゲーム戦術イメージでグラウンドに立ったんだよ。

でも結局・・

そう、カウンター気味のプロセスで、ロマリーニョの、アリ・マブフートへのタテパス一発に沈められてしまったんだ。

それまでは、「あの」アリ・マブフートを効果的に抑えていた槙野智章。

でも、その瞬間だけは、マブフートの、視線を盗む爆発フリーランニングスタート(決定的スペースへの飛び出し)と加速力、そしてトップスピードの餌食になってしまった。

もちろん、その、一発タテパス攻撃という「十八番プロセス」では、ロマリーニョとマブフートのイメージは完璧にシンクロしていた。

ロマリーニョが、遠藤航の「寄せ」をかわした次の瞬間、マブフートは、サイド気味のポジションから、(瞬間的にロマリーニョを見てしまった!?)槙野智章の脇を「すり抜ける」ように(センターゾーンのタテスペースへ向けて!)、爆発的に加速したんだよ。

それが勝負の瞬間であり、ソコですべてが決まった・・。

そう、それは、「ボールがないところ」で勝負が決した瞬間だったんだ。

もちろん槙野智章も、それまでに何度も、マブフートの超越スピードを体感しているから、「アッ・・ヤバイッ!!」って感じたに違いない。

でも、時すでに遅し。

マブフートは、槙野智章が「何かできる間合い」を、遙かに超えるほど槙野智章を引き離していたっちゅうわけだ。

それにしても、この一発タテパス攻撃のキッカケになった、宇賀神友弥のボールロスト。

そこで宇賀神友弥の背後からアタックしてボールを奪ったアルジャジーラ選手のアタックは、完璧にファールだったよね。

何せ、その選手は、まったくボールに触らず、宇賀神友弥がボールをコントロールした足のカカトを蹴ったのだから。

その結果、宇賀神友弥がブッ倒れただけじゃなく、ボールが「前へ」こぼれたっちゅうわけだ。

とにかく、そのファールも含めた決勝ゴールまでの一連の流れは、とても残酷な瞬間だった。

それまでレッズは、ゲーム全体のイニシアチブを握り、何度か、決定的なシュートチャンスの流れまでも創りだしていた。

また決勝ゴールの後も、最後の最後まで諦めずに攻め、決定的チャンスを創りだした。

だから・・

もちろんタラレバは許されないけれど、それでも、この「クソッ!」ってな感情が霧散するまでには、少し時間がかかりそうだ。

フ〜〜ッ・・

ところで(ここからはレッズ選手個人に関するコメントを)・・

攻守にわたって、様々な意味合いの「アリバイ・プレー」が多かった(だから私のフラストレーションが限界まで達していた!)矢島慎也。

このところ、本当の意味で「伸びてきている」と感じさせてくれている。

そう、本当の意味で「良い選手」へと脱皮している最中なんだよ。

攻守にわたって、意志を込めたフルスプリントが格段に増えている。

そう、ボールがないところで勝負を決めるために・・

この「爆発スタートにフルスプリント」っていうテーマについては、「The Core Column」で、かなり以前に発表した「このコラム」も参照して下さい。

フルスプリントは、攻守にわたって、「この瞬間に成し遂げたい・・」と熱望する勝負イメージが、アタマのなかに鮮明に湧きだしていることの明確な証左だからね。

でも、もしソレが「ぬるま湯スプリント」だったら、まさにアリバイプレーっちゅうわけだ。

これまで矢島慎也は、そんなアリバイプレーのオンパレードだったんだよ。だから、こちらも、怒り心頭に発していたんだ。

でも・・

たぶん、彼のなかでも、何らかの「心の変化」があったんだろうね。

わたしは、その「変化」を誘発した一つの「刺激」が、長澤和輝のブレイクスルーだと思っている。

健全に刺激し合うライバル関係。いいね・・

とにかく、勇気(強い意志!)こそが、本物のブレイクスルーにつながる唯一の心理バックボーンだということが言いたかった。

ドイツの哲学者ニーチェが、こんなコトを言った。曰く・・

・・名声を失ったら、創りなおせばいい・・金を失ったら、稼ぎなおせばいい・・でも勇気を失ったら、生まれてきた意味がない・・

フムフム・・

これで(次の5位決定戦を終えたら)、レッズの今シーズンが終わります。

選手たちには、オフの間も、事あるごとに、イメージトレーニングと読書に励むことを勧めま〜す。

へへっ・・

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ところで・・

私の、とても近しい友人である「カーラ・ライフ」さんが経営する、鎌倉にある「シーキャッスル」というドイツレストラン。

今年、実に「60周年」を迎えたんだよ。

そのシーキャッスルについては、HPはないから、「このページ」や、「あのページ」「こんなページ」、またご自分で検索されたページなどをご参照あれ。そのインプレッションでは、「カーラ」が、とても丸くなっているっちゅうことだけれど・・へへっ・・

また、カーラについては、「My Biography」シリーズでも書いたっけね。

彼女が登場するコラムは、こちら(その1その2その3)ですかね。

とにかく機会があったら、是非、カーラのところで、ドイツ料理に舌鼓を打ってください・・ネ。

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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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