トピックス
- 2017_WM最終予選・・それにしても、これほど、戦術的に掘り下げたいと思える「内容」が乏しいゲームも珍しい・・(イラクvs日本、1-1)・・(2017年6月13日、火曜日)
- フ〜〜ッ・・
このゲームには、中東での極限の勝負マッチ(W杯地域予選!!)だからこその、物理的&心理的なコノテーション(言外に含蓄される意味)が詰め込まれていた!?
気候的な厳しい条件にしても(現地の事情で、猛烈に暑い時間帯のキックオフになったとか)、デコボコのグラウンド状況にしても、レベルの低いレフェリーにしても、ゴリ押しの「個の勝負」を、極限の闘う意志をベースに全力でブチかましてくるイラクにしても・・
まあ、とはいっても、グループ首位は変わらないし、後は、残された2試合で、グループライバル(オーストラリア、サウジアラビア)との直接対決を勝ち抜けばいい。
そんな状況は、イレギュラーするボールを足であつかう不確実なサッカーだからこそ、精神衛生上も、とても健全だと言えるでしょ。
とにかく、次の、ホームでのオーストラリア戦に勝てば、ロシアへの切符が手に入るんだ。
別の視点からすれば、最後の最後まで、「極限テンションで試合に臨める・・」という、とてもポジティブな側面も見えてくる。
繰り返しになるけれど、やっぱり、ギリギリの勝負マッチこそが最高の「学習機会」ということ。
それを乗り越えてこそ、現場、マネージメント、ファン等などの「日本サッカーに関わるステーキホルダー」が、また一歩、本物の世界へと近づくことができるのさ。
それにしても、前述した、中東で勝負マッチを闘うときのハードルは高い。
特に、この試合では、気候条件とグラウンド条件が厳しかった。
相手も、条件は同じだった・・!?
たしかに、それは、そうだ。
でも、イラクは、「それ」に馴れている。
そして彼らは、そんな厳しい環境にうまく適合した(!?)、局面での個の勝負をブツ切りのように積み重ねる「ゴリ押しサッカー」を、徹底して仕掛けてきたっちゅうわけだ。
それでも日本の守備ブロックは、とても力強く忠実に、そしてクレバーに、そんなイラクの「パワーサッカー」を抑制できていたんだよ。
でも、たった一回だけ陥った(本物の!)ピンチで、同点ゴールを奪われた。
たしかに日本のチャンスも限られてはいたけれど、全体的なサッカー内容では、やはり日本に一日「以上」の長があった。だからこそ、「タラレバの感性」に苛(さいな)まれる。
でも・・
とにかく、これほど、戦術的に掘り下げたいと思える「内容」が乏しいゲームも珍しい・・ということも確かな事実だったんだよ。
やはり、気候とグラウンドの条件が、サッカー内容に及ぼす影響は、とても大きいということか。
サッカーにおける基本的な志向コンセプトは、攻守にわたって、いかに多く、そして効果的に、数的に優位なカタチを作りつづけられるか・・というモノだからね。
そう、美しく(組織的に!!)相手からボールを奪い返し、シュートを打つために(スペースを攻略していくために)・・
まあ、仕方ない・・
ということで、今日は、こんなところで筆を置くことにします。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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