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2018_J2_第42節・・素晴らしく深遠な「意志のサッカー」の応酬だった・・(町田ゼルビアvsヴェルディ、1-1)・・(2018年11月17日、土曜日)

良かった・・

ヴェルディが、クビの皮一枚で、「J1参入プレーオフ」に残ったんだ。

それを確信したのは、タイムアップの笛が吹かれた直後のことだった。

わたしは、4階から、階段をつかって降りていったんだけれど、そんな私を、ものすごい「勢い」と「歓声」が追い抜いていった。

そう、数人のヴェルディスタッフが、J1参入プレーオフに残ったことを確認し(!?)、小躍りしながら、超速で階段を駆け下りていったんだよ。

そして、その歓喜の爆発によって、私も、ヴェルディが「残った」ことを確認できたっちゅうわけさ。

そして・・

軽く、「ヨシッ」ってなガッツポーズが出たっけね。へへっ・・

ところで・・

この、「魂の勝負マッチ」と呼ぶにふさわしい試合については、例えばヴェルディが「スリーバック」でゲームに臨んだとか、そんな戦術的な視点よりも、とにかく両チームが展開した「意志のプレー」に注目するのが正解だと思った。

そう、両チームともに、ものすごく忠実に(主体的に!)ハードワークを探しつづけるなど、レベルを超えた「闘う意志」を炸裂させつづけたんだ。

言っているのは、もちろん、守備についてだよ。

そんな、闘う意志にあふれる強烈デュエルを積み重ねていく忠実ディフェンスだったから、両チームともに、簡単にはスペースを攻略できないのも道理だったんだよ。

まあ、とはいっても、そんなゲーム展開のなかでも、町田ゼルビアが(微妙に!?)イニシアチブを握っていることは、誰の目にも明らかだったでしょ。

でも・・

そう、ヴェルディ守備ブロックも、簡単にはスペースを使わせない。だから町田ゼルビアも、簡単にはシュートまでいけない。

そして逆に、ヴェルディが繰り出すカウンター気味の攻めに肝を冷やす・・

全体的には、そんなゲームが繰り広げられていたんだよ。

そう、まさに、極限のテンションが支配する、究極の勝負マッチ。

いや・・実は・・

ゲーム前のわたしは、「ホンモノの勝負は、勝たなければならないヴェルディの方・・対する町田は、生きるか死ぬかってな感じじゃないでしょ・・」なんて、安易に考えていたんだ。

それが・・

そう、フタを開けてみたら、両チームが放散するテンションが、まさにハンパない極限レベルにまで達していたっちゅうわけさ。

来シーズンへの、様々なインフルエンス(ポジティブな影響)を目指し、是が非でもリーグ優勝を成し遂げたい町田ゼルビア。

彼らは、その目標を達成するために、まさに「魂の闘い」を展開したんだ。

でも私は、安易なマインドで試合を観はじめてしまった。

恥じ入りました。

スミマセンね、相馬直樹さん・・

ということで・・

スペースに入り込んでいけない両チーム・・という視点。

だから、おのずと強引なロングシュートが多くなる。

また後半には、町田ゼルビアのクロスが、決まりそうになったりもした。

やっぱり、こんな緊迫したゲーム展開だから、一瞬の「スポット勝負」は、効果的だよね。

でも・・

そんな重苦しい展開のなか、ヴェルディが、一発タテパスを決め(まさにワンチャンスのスペース攻略!!)、それを先制ゴールにつなげちゃうんだ。

その後、町田ゼルビアが、スーパーなコンビネーションからの右サイドスペース攻略&ベストタイミングの折り返し&ダイレクトシュートで追い付いた。

それは、ゲームのテンションレベルが最高潮に達した時間帯だった。

またロスタイムには、町田ゼルビア観客の絶叫を誘発するような、ヴェルディのフリーヘディングシュート場面もあった。

まあ、とにかくそれは、たまにしか体感できない(!?)、まさに「魂の勝負マッチ」と呼ぶにふさわしい、素晴らしいエキサイティングゲームだったんだよ。

あっと・・最後に・・

言わずもがなだけれど、やっぱり、このロジカルコンセプトだけは強調して締めたい。

それは・・

イレギュラーするボールを足で扱うことで、瞬間的に状況が変化してしまうなど、不確実なファクターが満載のサッカーが、究極の意志のボールゲームであるという事実。

では、また・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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