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2018_J2_J1昇格プレーオフ・・2日もつづけて、サッカーの「ミステリアス・ドラマ」を見せつけられてしまった・・堪能した・・(横浜FCvsヴェルディ、0-1)・・(2018年12月2日、日曜日)

・・オレ達って、こんなギリギリのテンション勝負は、ゴマンと体感しているじゃない・・

・・でもサ、やっぱり、その度に新鮮な感覚で(緊迫感のなかで!?)ゲームを観られるよな・・

そんな私の言葉に、奥寺康彦が、うなづきながら・・

・・うん・・まさに、その通りだ・・

ハーフタイムに、日本サッカー最初のプロ選手として8年間もブンデスリーガでレギュラーを張りつづけた(ドイツ時代の)戦友、奥寺康彦と、そんな会話を交わした。

彼については、昨日の「J1最終節コラム」や、「My Biography」で発表した「戦友、奥寺康彦」っちゅうタイトルのコラムシリーズを参照してください(そのコラムシリーズの第1回目は、こちら)。

でも・・

そう、試合後には、声をかけられなかった。

まあ、仕方ない・・

ということで、全体的なゲーム展開・・

前半は、誰の目にも、「横浜FC」がイニシアチブを握っていると映ったことでしょう。

横浜FCは、ゲームのイニシアチブを握るだけじゃなく、時間の経過とともに、イバや野村直輝、瀬沼優司といった強者をコアに、しっかりとスベースを攻略できるようにもなっていった。

もちろん「そんな仕掛けプロセス」が、シュートチャンスにつながらないはずがない。

そんな(横浜FCの)ポジティブなサッカーに、奥寺康彦からも、緊張から解放されはじめたポジティブな雰囲気が放散されていたっけね。

だから、冒頭の会話もできたっちゅうわけさ。

とにかく、横浜FCの「ゲーム展開イメージ」は、とても優れていたんだ。

要は、「引き分けさえすればオレ達が決勝へいける・・」なんていう安易な発想ではなく、あくまでも積極的な攻撃サッカーで決勝へ進出することを、全員がイメージしていたんだよ。

その姿勢は、後半も、まったく変わらなかった。

たしかに、ヴェルディーの智将ロティーナが「二枚替え」を敢行してから、ヴェルディが試合のベースを奪い返すシーンが増えた。

それでも横浜FCは、決して「受け身のプレー姿勢」に陥ることなく、あくまでも積極的に攻め上がっていったんだよ。

もちろん、その「積極的な攻め上がり」のバックボーンに、佐藤優平を中心にした「優れたバランサー」の存在があったことは、言うまでもないでしょ。

とにかく横浜FCは、とても優れたチームになっていると感じた。

そんな良い仕事をしている優れたプロコーチ、タヴァレス監督には、拍手しかない。

でも・・

そう、そこはサッカー。

いくら横浜が、美しく勝つことをイメージする(!?)優れたサッカーを展開し、何度もチャンスを創りだしたとはいっても、結局は、一発のセットプレーで沈められてしまうことになるんだ。

そんな「勝負シーン」は、昨日の、J1最終節(フロンターレ対ジュビロ)にも似通っていた。

そう、ヴェルディ決勝ゴールが決まったのは、後半ロスタイム6分のことだったんだ。

それも、コーナーキックから、相手ゴール前まで上がっていったヴェルディGK上福元直人のヘディングシュートがキッカケになるという、まさにドラマチックな決勝ゴール。

最後は、こぼれ球を、ドウグラス・ヴィエイラが押し込んだ。

これで、12月8日に磐田スタジアムで開催される「J1参入プレーオフ決勝」に馳せ参じるのは、ヴェルディということになった。

皆さんもご存じのように、わたしは、古巣であるヴェルディ(当時は読売サッカークラブ)に肩入れしている。

だから、少し、嬉しかった。

でも、試合後に、苦虫をかみつぶす奥寺康彦に声をかけられるだけの心の余裕はなかった。

だらしない・・フ〜〜ッ・・

とにかく・・

優れたプロコーチ、タヴァレス監督に率いられ、進化&深化をつづける(!)横浜FCが、来シーズンの「J2」で抜群の存在感を発揮するのは自明だよね。

わたしも、来シーズンは、できる限り彼らをフォローしようと思います。

あっと、最後に・・

昨日は書かなかったけれど・・

そう、わたしが個人的に(!?)応援する風間八宏とチョウ・キジェが「J1」に残留できて、とても嬉しかったんですよ。

ということで、今シーズンの国内マッチで残すのは、J1算入プレーオフ決勝(ジュビロvsヴェルディ)と、天皇杯の準決勝、決勝だね。

お互い、とことん楽しみましょう・・ネ。


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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