トピックス
- 2018_WMの24・・若手主体の両チームともに、完璧にフッ切れた攻撃サッカーをブチかまし合った・・堪能した・・そして西野ジャパンとの絡みでも一言・・(イングランドvsベルギー、 0-1)・・(2018年6月28日、木曜日)
- このゲームが行われる前のタイミングだけれど・・
巷(ちまた)では、両チームともに、「グループ首位で抜けたくないに違いない・・」なんてコトが、言われていたんだよ。
要は、トップで抜け出したら、決勝トーナメントの2回戦(準々決勝)でブラジルと当たることになるから、両チームともに、それを避けたいに違いない・・っちゅう巷のウワサ。
でも・・
そう、フタを開けてみたら、もう、両チームともにガンガンと仕掛けていっちゃうじゃないか。
そう、互いに積極的、攻撃的に仕掛け合う、まさにエキサイティングで面白いサッカーマッチになったんだ。
とはいっても、決して「ノーガードの殴り合い」なんていう低次元サッカーではなく、あくまでも、攻守にわたる、積極的、攻撃的なサッカーをブチかまし合っている「だけ」なんだ。
あっと・・
このゲームの先発メンバーだけれど、両チームともに、レギュラーと考えられているチームから、7人から8人は違うメンツが先発に名を連ねた。
もちろん少し若め。だから世界に名を売ろうと、モティベーションはビンビンっちゅうわけさ。
でも・・
サッカーの内容では、やはり・・というか、ベルギーに一日の長がある。
要は、組織プレーと個人勝負プレーが、程よくバランスしていることで、イングランドよりも、より実効レベル高く、決定的スペースを攻略できているっちゅうことだね。
もちろんイングランドも、組織と個が、とてもハイレベルにバランスした、美しく、勝負強いサッカーを展開しているよ。
まあ、とても微妙なニュアンスで、ベルギーの若手の方が、よりテクニカルでスキルフルだ・・っちゅう表現が妥当なんだろうね。
昔からイングランドサッカーを観つづけている筆者だから、その、スマートで力強い組織サッカーには、チト違和感を覚えたりしちゃったりして・・。
スミマセンね・・先入観でモノを語っちゃって・・へへっ・・
とにかく、戦前の「巷のウワサ」によって、面目ないことに、少し観戦モティベーションがダウンしていた筆者だったのですよ。
だから、両チームが展開する、攻守ハードワークとリスクチャレンジ豊富な攻撃サッカーに舌を巻き、すぐにキーボードに向かわざるを得なくなったっちゅう体たらくだったのです。
試合だけれど・・
結局、ベルギーのヤヌザイがブチ込んだスーパー・カーブ・ミドルによって決着がついた。
そう、勝ったベルギーは、決勝トーナメント1回戦で西野ジャパンと対戦するんだよ。
私は、西野ジャパンが、すべてのサッカー要素的な視点でチカラがあり、魅力的なベルギーと対戦することになって、本心から、喜んでいます。
何せ、そのことで西野ジャパンは、最高の「世界アピール機会」を勝ち取ったわけだからね。
そこで彼らが展開してくれるに違いない「フッ切れたチャレンジングサッカー」。
その闘いは、日本サッカー史に残るだろうし、世界を、「へ〜〜っ!!」って驚かすに違いないって確信している筆者なのです。
またまた・・
ガンバレ〜・・西野ジャパン〜〜っ!!
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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