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- 2018_WM雑感の2・・さて、サランスク・・そして異文化接点としてのサッカーという視点・・(2018年6月19日、火曜日)
- どうも皆さん・・
いま、サランスクへ向かう夜行寝台特急のなかで目を醒ましたところ。
私が予約したのは、四人コンパートメントの上部ベッド。
家族は、治安面で少し心配していたけれど、乗客のほとんどはサッカーステークホルダーということで、まったく危険な雰囲気はなかったね。
そのステークホルダーの方たちだけれど、多くはコロンビアのサポーターだった。
モスクワからサランスクまでの特別寝台は、4列車ほど準備されていたけれど、日本人ステークホルダーの多くは「早い便」で出かけたようで、私が乗った客室のほとんどはコロンビア人だった。
みなさん、とても気さくで、気持ちのよい方たちばかり。
まあ、心配は杞憂に終わった・・っちゅうことです。
あっと、ベッドだけれど・・
たしかにヨコは狭い、でも、長さは、190センチの私でも、まったく問題なく寝られましたよ。もちろん乗客が落ちないように、しっかりとサポートステイも備わっている。
室内温度の調整がうまくいっていないのか、暑くなったり寒くなったりの繰り返しには閉口したけれど、まあ、全体的には快適な空間ではありました。
それに・・
そう、私は、一昨日にロシア入りしている関係で(時差ボケで)、すぐに熟睡できたんだ。
でも、何度かは、室温の変化で起こされたけれど、結局、安全だという安心感が、よりリラックスした熟睡を誘ってくれたっちゅうわけだね。
あっ、そうそう・・
「電気がなければ何もはじまらない・・」という事実を象徴する、列車に接地されているコンセントから、それを奪い合うようにスマホに充電しているシーンを掲載しておきましたよ。
コロンビアは、日本と同様に「アメリカタイプ」のコンセント。でもロシアは、ドイツと同じ形状の「220ボルト」。それに合わせて、さまざまなカタチのコンバーターが入り乱れていたっちゅうわけさ。
さて・・
ということでサランスクに到着し、スタジアムへ向かって歩きはじめた。
今日は試合日ということで、クルマの通行は、完璧に遮断されているとのこと。
口づてに、シャトルバスが運行しているとか、特別なタクシーがあるとか、そんなハナシは聞いたけれど、ウワサに左右されることほど愚鈍なことはない。
だから私は、はじめから歩くことにしていた次第。
でも・・
そう、スタジアムまでは、地図から予想したとおりに25分ほどで到着したけれど、そこからメディアの入り口までが、とても遠かったんだ。
ということで、スタジアムに到着してから、スタジアムを取り囲む、大回りの周回歩道を、またまた30分ほど歩かされたんだよ。
まあ、メディアセンターの設置場所は、様々な要因で仕方ないのだろうけれど、右にスタジアムを観ながら、四分の三周ほど散歩させられたっちゅうわけさ。
フ〜〜ッ・・
まあ、仕方ない・・
それでも、寝台列車の車内も含めて、歩いている最中には、コロンビアのサッカーステークホルダーの方々と、様々な意味を内包する「触れあい」を体感できた。
それもまた、ワールドカップの醍醐味っちゅうわけさ。
何といってもサッカーは、人類史上最大パワーを秘める「異文化接点ツール」でもあるわけだからサ。
このテーマについては、「The Core Column」で、かなり前にアップした「このコラム」を参照して下さい。
そこでは、ワールドカップでの触れあいだけじゃなく、私のビジネスでも、サッカーという異文化接点ツールが大きく貢献してくれたというエピソードも紹介しています。
さて、コロンビア戦だ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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