トピックス
2019_J1_第31節・・レッズは、今日のゲームも含めたACL決勝第一戦までの強烈な4連戦で、最高のマネージメントが求められる・・(サンフレッチェvsレッズ、1-1)・・(2019年10月29日、火曜日)
フム~・・
このゲームからは、様々な視点の「揺動テーマ」が抽出できそうだね。
ということで、例によっての箇条書きで・・
・・まず、両チームの、ゲームに臨む心理状態(闘う意志ポテンシャル!?)という視点・・
・・ホームのサンフレッチェは、優勝戦線に生き残るためにも、絶対に勝ちたい・・
・・そんな、勝ちへの「こだわり意志のポテンシャル」っちゅう視点では、たぶん、レッズは、サンフレッチェのレベルまでは、微妙に至っていない!?・・
・・そのこともあって(!?)前半は、落ち着いてゲームをコントロールしながら、失点ゼロでいこう・・ってな心づもりでグラウンドに立った!?・・
・・そして、そんな意志ポテンシャルの差が、ゲーム内容に如実に現れる・・
・・完璧にゲームを支配するサンフレッチェ・・
・・対するレッズは、そんなサンフレッチェの仕掛けのダイナミズムを、うまく去勢できずに、何度も、決定的なゴール機会を創りだされてしまう・・
・・対するレッズのゴール機会は、エヴェルトンが抜け出した1本だけ・・
・・後半・・
・・サスガにレッズも、前半のようなサッカーではネガティブな要素ばかりが残ってしまう・・と、前からプレス守備を仕掛けていこうとする・・
・・あっと・・
・・試合でイニシアチブを握る・・という現象は、ひとえに、守備(ボール奪取プロセス)の内実によって決まってくるんだよ・・
・・ということで、後半のレッズが、少しは攻め上がれるようになったのも道理・・
・・でも・・
・・そう、すぐに、サンフレッチェの強烈な「意志ポテンシャル」が押し返していく・・
・・そしてゲームは、互角の展開へと成長していく・・
・・そんなゲーム展開のなかでも、「ゴール機会」という視点では、前半同様に、サンフレッチェに、一日以上の長があるんだよ・・
・・でも・・
・・そう、ここでサッカーの神様がイタズラを・・
・・後方から押し上げてきたレッズ最終ラインの岩波拓也が、まさに「ワンチャンス」ってな先制ゴールを、流し込んでしまうんだよ・・
・・さて、ここからが、コラムの本題的なテーマ・・
・・要は、そこからのレッズが、ACLで魅せつづけている、ホンモノの、勝負マインドの「ゾーン」に入ったというポイントのこと・・
・・そう、勝ち切るための、攻守にわたる、強烈な意志の炸裂・・
・・それ時点まで、サンフレッチェにゲームを支配され、何度もスペースを攻略されて決定的な「ゴール機会」を創りだされていた・・
・・それは、レッズが、守備での「意志ポテンシャル」を最高潮レベルまで引き上げられていなかったから・・
・・わたしの目には・・
・・チェイス&チェック(寄せ)だけじゃなく、サポート、カバーリング、ボールがないところでの粘りマーキング、そして「最後の半歩」等など、すべてが「甘い」と映っていた・・
・・そんな組織ディフェンスの、大事なファクターそれぞれに、少しずつ、ほんの少しずつ、最後の「意志の爆発」が、感じられなかったんだ・・
・・それが・・
・・虎の子の1点を(かなりラッキーに!?)もぎ取ってからのレッズ守備の意志のポテンシャルが、急激に、ACLのレベルまで上り詰めていったと感じたんだよ・・
・・それぞれの守備アクションでの「闘う意志」が、急激に高揚したんだ・・
・・そう、意志の爆発・・
・・たしかに、橋岡大樹が、オウンゴールをブチ込んじゃったけれど・・
・・そんな偶発的な事故とは関係なく、それからのレッズは、攻守にわたるプレーのポテンシャルを、格段にアップさせていったんだ・・
・・レッズの、リーグ戦でのパフォーマンスは、正直に言って、ACLのそれ(闘う意志ポテンシャル!?)とは、かなり異なったモノだった・・
・・だから、この残り15分でのパフォーマンスには、価値があると感じていた筆者なのだよ・・
・・ACL決勝へ向け、自分たちがイメージする勝負強いサッカーを、最高潮のレベルで維持するためにネ・・
・・でも、これから・・
・・なか2日で、それもアウェーで、「あの」アントラーズとのリーグ戦がある・・
・・またその後、なか3日で、フロンターレ戦が控えている・・
・・そして、その後、なか3日で、サウジアラビアまで移動して、アルヒラルとのアウェーでの決勝第一戦を闘うんだ・・
・・どうなんだろうね、この強烈な三連戦・・
・・そこでレッズは、どんな闘いを魅せてくれるのだろうか?・・
・・また、フォーム&コンディション回復プログラムという意味合いも込めたメンバー構成(メンバーの使い回しローテーション)は?・・
・・フ~~ッ!!・・
・・自身の学習機会としても、ものすごく興味深い2週間になるよね・・
・・とにかく、お互い、サッカーの奥深さを、とことん楽しみ尽くしましょう・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ~・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま~す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか~~・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは
”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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