トピックス


2020_ACL_ 準決勝・・たしかにゴール機会の量と質ではウルサンに凌駕されたけれど・・そこはサッカー・・だから「神様ドラマ」に期待するような「エモーショナル観 戦」に徹していた筆者でした・・(ウルサンvsヴィッセル、延長 = 2-1)・・(2020年12月13日、日曜日)

フ〜〜ッ・・・

まあ、たしかに、全体的なサッカーの内容と、ゴール機会の量と質では、ウルサンに軍配は挙がるけれど・・

そう・・

ゲーム後のインタビューで、山口螢も言っていたように、チーム総合力という視点では、ウルサンに一日の長があったと評価するのがフェアだと思うわけさ。

それでも・・

あれほどのピンチを凌ぎつづけたギリギリのゲーム(勝負)展開だったからこそ、あまりにも、ほろ苦い結末だって感じるのです。

実はわたし・・

「あのまま」PK戦までもつれ込み、そこで、準々決勝スウォン戦の勝利をリピートして欲しいって、自分勝手に願っていたんだよ。

とにかく、あれほど頑張ったヴィッセルだったわけだから・・

そのヴィッセル・・

前半から、何度も決定的ピンチに襲われた。

それでも、なんとか凌ぎきっていたヴィッセル・・

そんな彼らも、相手のミスからボールを奪ったドウグラスが、決定的チャンスを迎えるんだ。

でも、ミス・・

そういえば・・

延長でも、同じように、相手のミスから、GKと1対1になる決定的チャンスを得たドウグラスだったけれど・・

まったくフリーだったドウグラスが、あろうことか、弱気のタテパスを送ってしまったんだよ。

結局、そのことで、決定的チャンスをゴールに結びつけられなかった。

また、その他にも、流れの中やセットプレーから、決定的なヘディングチャンスも創りだした。

でも、決め切れない。

それに対して、ウルサンは・・

まあ、いいや・・

とにかく、ヴィッセルGK前川黛也のスーパーセーブの連続には、息を呑んだコトだけは記しておきますよ。

ということで・・

このゲーム内容では、「タラレバ」で何かを書くコトなんて、できない相談だよね。

だからこそ、何らかの「神様ドラマ」を期待していたのさ。

たまには・・

そのような、純粋な「エモーショナル観戦」も、いいものなんだよ。

ということで・・

最後の最後まで、全力で闘い、美しく散った、三浦淳宏ヴィッセルに、乾杯!!

とにかく、胸を張って帰国してください。

お疲れ様でした。

============

最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


===============

 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

==============

 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





[ トップページ ] [ Jワンポイント ] [湯浅健二です。 ]
[ Jデータベース ] [トピックス(New)] [ 海外情報 ]