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- 2020_ACL_・・マリノスは(彼らが志向する、美しい質実剛健サッカーは)、日本サッカーのアイデンティティ(誇り)だ!・・(マリノスvsチョンブク、4-1)・・(2020年12月1日、火曜日)
- なんだ・・
これじゃ、トレーニングにも、なりゃしない・・
前半の立ち上がり時間帯・・
チョンブクのプレー姿勢(意志ポテンシャル!?)と、スペース攻略からのシュートチャンスを創りつづけるマリノスの「立派なサッカー」を観ながら、そんな感覚につつまれていた。
とにかく・・
解説の城彰二も言っていたけれど、チョンブク選手たちの「意識と意志」が最低レベルなんだよ。
そのコトは、もちろん、彼らのボール奪取プロセスに、如実に投影される。
そう、チェイス(寄せ)&チェックやカバーリング、マーキングなどが、あまりにも緊張感に欠けていたんだ。
まあ確かに、最終勝負シーンでの「最後の半歩ブロック」は、さすがに韓国チャンピオンチームだって感じはしたけれど・・サ。
とにかく、そんなチョンブクのフォーム(チームの物理的・心理的な状態!)に、違和感のカタマリになっていた筆者だったのだよ。
あの、強い(はずの!)韓国チームが・・
そして、そんななか・・
そう、ティーラトンが夢のような強烈なキャノンシュートをブチかましたっちゅうわけだ。
先制ゴ〜〜〜ルッ!!!
そして私は、「この失点で、チョンブクも目を醒ますでしょ・・」なんて思っていたんだ。
でも・・
そう、解説の城彰二も「変だな〜〜!?」なんて感想を漏らしていたように、失点したのに、チョンブクのペースが上がってこないんだよ。
それって・・
もしかしたら、チームのなかで、監督のジョゼ・モライスに対する、何らかの不満が溜まっている・・!?
・・なんて、「現場の秘密」的な内情にまで、思いを巡らせちゃったよ。
でも・・
そう、前半も20分を過ぎたあたりから、チョンブク本来の「積極サッカー」が戻ってきたんだ。
だからこそ・・
「一体あれは何だったの?」なんていう疑問符で、アタマが一杯になってしまったわけさ。
まあ、とにかく・・
やっとゲーム内容が、「アジア最高レベルのサッカー」ってなところまで盛り返してきたんだ。
そうそう、それでこそ、(両チームにとっての!)貴重な学習機会になるってものだ。
ということで・・
その後、両チームともに仕掛け合うハイレベルな「動的均衡マッチ」にまで、やっとのことで成長を遂げたっちゅうわけだ。
それにしても・・
そう、マリノスが魅せつづける、「全員守備、全員攻撃」ってな感じの、トータルフットボール。
わたしは、サッカー人の一人として、そんなマリノスを、日本のアイデンティティ(誇り)にさえ感じていた。
その内容については、チョンブクとの第一戦コラムを、ご参照あれ。
ところで・・
前回コラムでも書いたけれど・・
このマリノスには、是非とも、ACLの頂点に立ってもらいたい。
そして来シーズンは・・
そう、「あの」鬼木達フロンターレが、日本チームの2連覇を達成する。
なんか、そんな心地よい夢をみさせてくれる、アンジェ・マリノスと鬼木達フロンターレに、感謝しましょう。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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