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2020_J2_第34節・・来シーズンへ向けて、「高み」へ上り詰めるための「学習&チャレンジ機会」として、シーズン残り試合をとことん活用し尽くすヴェルディ!?・・(ザスパクサツ群馬vs東京ヴェルディ、0-3)・・(2020年11月15日、日曜日)

やってる選手たちは、楽しいだろうネ〜〜・・

ヴェルディは、不確実なサッカーを、心から楽しめるコトの根本的な「メカニズム」を、深く、とても深く、学びつづけているっちゅうわけだ。

もちろん、来シーズンの「スーパーチームへの脱皮」の絶対ベースという意味合いも含めてネ。

楽しめているコトのバックボーン・・

その第一は、何といっても、自分主体で、攻守ハードワークとリスクチャレンジを「探しまくれている」っちゅうことだよね。

一人ひとりが、攻守にわたって、「次はコレだっ!!」ってな確信的イメージングをもって、次の勝負シーンへチャレンジしまくっているっちゅうことでしょ。

・・次は、「こんな感じで」ボールを奪い返してやるぞっ!!・・

・・次は、オレが主体になって、ワンツーを三つくらい「つないでやるぞっ!!」・・

そんなふうに、自分主体で、攻守ハードワークとリスクチャレンジを探しまくる選手たち。

それこそが、正当な「自己主張」なんだよ。

そして、そんな主張があるからこそ、自然と、次の攻撃でも、「ワンツー」を積み重ねる、最高の、ダイレクトパスを織り交ぜた組織コンビネーションを現出させられる。

楽しいだろうネ〜〜・・

あっと・・

このゲームでの「ダゾンカメラワーク(ズーミングワーク)。

良くなかった。

要は、「寄り過ぎ」なんだ。

まあ、とはいっても、最低レベルじゃなかったし、本当に「もう少しだけ引いてくれれば」最高レベルのカメラわークンになるってな感じだったんだよ。

何だろうね〜、ホントに。

まあ、とにかく、ダゾンには・・

カメラワークについての「統一された指針」を出し、それを徹底させて欲しいと願って止まない筆者なのです。

よろしく、お願いします。

あっと、ヴェルディ・・

そうそう、この試合では、「それにしても、井出遥也・・!!」ってなテーマもあるよね。

この試合での彼は、ボランチ的な「オールラウンド・プレー」のイメージが進化しているコトもあって、周りのチームメイトから頼りにされまくっていた。

そう、「そこ」にボールが集まるんだ。

そして、才能テンコ盛りの井出遥也が、これまた才能いっぱいの藤田チマとのコンビで、ゲーム&チャンスメイクに、抜群の存在感を発揮しつづける。

以前、永井秀樹による、ボランチ・タスクを与えることで「才能を開花させるチャレンジ」という視点で書いたことがある。

そう、まず何といっても、佐藤優平・・

彼も、「そこ」での効果的な攻守プレーから、様々な意味合いを内包する、「意識と意志のブレイクスルー」を成し遂げた。

そして永井秀樹は、またまた、井出遥也という才能を、本当の意味で開花させちゃった。

それってサ・・

実効ある「ポジションなしのサッカー」を実現するための、ポリヴァレント能力の開発!?

実際・・

いまのヴェルディは、最前線と最後尾(もちろんGKも!)を除いて、まさに「流動性の極み・・」ってな、ポジションなしのサッカーを体現している。

もちろん「それ」は、選手たちの「優れた意識と意志」があるからこその高質サッカー。

永井秀樹は、心理マネージメントでも一流なんだろうね・・

だからこそ選手たちは、攻守にわたって、完璧に「解放された主体性プレー」を極限まで突き詰められている。

とにかく、いまのヴェルディは、スーパーチームへ脱皮していくための、戦術的&心理・精神的「ブレイクスルー・プロセス」の真っ只中にあると思うよ。

ということで・・

もう何度も書いているように、今シーズンの残り試合は、「高み」へ上り詰めるための貴重な学習&チャレンジ機会と捉えるべきだよね。

そう、来シーズンへ向けて・・

ホント、楽しみだね〜〜・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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