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2020_J1_第30節・・もし「あの」退場劇がなかったら、確実に、日本サッカー史に残るスーパーマッチになったに違いない・・(フロンターレvsマリノス、3-1)・・(2020年11月18日、水曜日)

すごかったネ〜〜・・

「美しさ」とか「ハイレベル組織サッカー」とか、「ホンモノの質実剛健サッカー」等などといったポジティブ形容詞が似つかわしい両チームが、まさに「意地のぶつかり合いドラマ」を、最後の最後まで演じ切ったんだ。

「サッカーの質」という視点で、日本のレプレゼンタティーブ(日本を代表するチーム!?)の座を争う両チームによる、秘術を尽くした闘い。

素晴らしい内容が詰め込まれた勝負マッチだった。

まあ、最後は・・

ロジカルな(後述)ゲーム展開が、神様ドラマに変容するかもしれない・・なんていう、エキサイティングな雰囲気だって見え隠れするようになったわけだけれど・・サ。

とはいっても・・

そんな(可能性としての!)エキサイティングマッチに、水が差されてしまって・・

そうなんだよ。

そのとき、「あらら〜〜っ」なんて、頓狂な声を出してしまったり・・。

そう、前半40分に、ペナルティーエリアの外で、手を使って、相手の決定的得点機会を阻止した(いわゆる、ドグソ・・ね)ということで、マリノスGK高丘陽平にレッドカードが突きつけられたんだ。

それまでのゲーム展開では、完璧に、意識と意志が最高レベルまで高揚したマリノスが(アンジェに拍手!)、内容で、フロンターレを凌駕していたんだよ。

その、細かなプロセス現象にゃ、入っていかないけれど・・

とにかく・・

攻守イメージングが高質にシンクロしつづけることで、前からプレス守備とブロック守備をスマートに使い分ける、マリノスのボール奪取プロセスが素晴らしかったんだ。

だからこそ、次の攻撃でも・・

そう、守備での(特にボールがないところでの!!)アクション・ダイナミズムが、そのまま攻撃フローに、活き活きと反映されつづけるんだ。

そう、人とボールが、広く、素早く、活発に動きつづける、スマートな組織サッカー。

もちろん、その絶対ベースは、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、自ら積極的に「探しまくる」という、選手たちの意識と意志の高さだよね。

あっと・・

その視点で、フロンターレの意志が劣っていたわけじゃないんだ。念のため・・

とにかく、両チームともに、攻守にわたって、ものすごく高質な組織サッカーを展開していることで、微妙な「個のチカラの差」が、まさに「そのまま」、グラウンド上の現象として表出してくるのさ。

だからこそ・・

そう、マリノスGK高丘陽平の退場は、殊の外マリノスにとって、痛手だったんだよ。

両チームともに、正確なトラップ&コントロール能力をベースに、人とボールをしっかりと動かしつづける(ある意味で!?)究極のロジカルサッカーを展開している。

だからこそ・・

そう、前述した、個のチカラの差が、そのままグラウンド上の現象に反映されてくるのと同様に、人数の違いも、とても大きく、「サッカー内容の差」となって表出してくるんだよ。

よく、退場処分があっても、内容に、そのことによる「大きな影響が見えてこない・・」なんていうゲームがあるよね。

でも、それは、その両チームの「サッカーレベル」に関わってくる現象なんだ。

でも、フロンターレにしても、マリノスにしても、日本を代表する「美しい質実剛健サッカー」を魅せつづける強豪チームじゃありませんか。

だからこそ・・

選手個々の「微妙なチカラの差」とか「一人でも人数が欠けた場合」には、そのことが、グラウンド上の現象として、如実に観えてくるものなんだよ。

それに、フロンターレは、後半になって、大島僚太、三笘薫、小林悠、旗手怜央、そして「あの」牛若丸まで投入してきたよね。

だからこそ・・

そう、そんな苦しい状況にもかかわらず、「マリノスは、よく頑張ったっ!」と、アンジェ&Co.に対して、心からの賞賛の拍手を惜しまない筆者なのさ。

そして、こんな夢想にまで思いを馳せる・・

・・あのまま、退場がなく後半に入っていたら、日本サッカーの歴史に残る「スーパーマッチ」にまでゲームが成長しつづけたに違いない・・

でも、まあ、サッカーだからね。

とにかく、様々な意味で、心ゆくまで楽しませてもらいました。

両チームの皆さん、お疲れ様でした。

そして・・

日本の「サッカー人」の一人として、心から感謝します。

また、こんな、スーパーなエキサイティングマッチを、観せてネ・・


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ところで・・

チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。

以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。

彼女については、このページあのページを参照してください。

私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。

その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。

 藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。

「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。

ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。

また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。

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あっと・・

私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」

ちょっと、プロモートさせてくださいね。

この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」

とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。


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最後に「告知」です。

どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。

一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」

そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」

自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。

ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。

もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。

まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・


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 重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。

 追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。

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 ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。

 タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。

 





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