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- 2021_J2_第16節・・永井秀樹ヴェルディ・・なんか、内容と結果がリンクした「美しい質実剛健サッカー」の影が感じられるようになってきている!?・・(東京ヴェルディvsブラウブリッツ秋田、3-1)・・(2021年5月29日、土曜日)
- 順当な勝利を収めた、永井秀樹ヴェルディ。
わたしは、そのサッカーを観ながら(まあ立ち上がりの時間帯は除くけれど!)・・
・・やっぱり、ボール奪取プロセス(守備)の内実アップこそが、着実に、サッカーを高めていく・・っていう思いを強くしていた。
そう、ヴェルディは、ボール奪取プロセス(守備)を主眼テーマにすることで(!?)、確実に、次の攻撃プロセスをも、進化ベクトルに乗せられていると思うんだよ。
とはいっても・・
相手が、「あの」、「徹底サッカー」を極限まで「徹底」する「青い稲妻」だからね・・
試合後のダゾンインタビューでも、ブラウブリッツ吉田謙監督は、悔しそうに、「我々は、自分たちのサッカーを、これからも突き詰めていきます・・」と、言葉にチカラを込めていた。
とにかく・・
スゴかったね〜、ホントに、その「徹底」ぶりは。
前からの、とてもダイナミックなボール奪取プロセス(守備)を基盤に、ボールを奪い返した次の瞬間には、最前線にタテパスを「ブチ込んで」いくんだ。
もちろん、そのシンプルな「仕掛けリズム」は、チーム内で完璧にシェアされている。
だから、ボールを奪い返してからの「仕掛けプロセス」に、何人ものチームメイトたちが、まさに脇目も振らない「勢い」で、全力ダッシュ(サポート)していくのさ。
ということで、そんな強者チームと対峙したヴェルディ。
立ち上がりの15分くらい、彼らは、青い稲妻の「徹底サッカー」に、かなり苦労させられた。
まったくといっていいほど「人とボールの動き」を加速させられず、ほとんどのシーンで、中途半端に攻撃プロセスを寸断されていたんだ。
でも、15分が過ぎるあたりから・・
そう、ヴェルディがブチかますボール奪取プロセス(守備)の内実もアップしていったんだよ。
最初の時間帯でのヴェルディのサッカーが、あまりにも低級だったから(怖がっていた!?)、そんなゲーム内容のアップに、ホッと胸をなで下ろしたモノさ。
ということで・・
そうなったら、「昇り龍の勢い」を身につけたヴェルディだから、どんどんと、ゲームの流れのイニシアチブ掌握レベルがアップしていくのも道理。
そして、それに伴って、「勝負の流れ」もまた、ヴェルディへ傾いていくっちゅうわけだ。
それにしても、左サイドバックの山口竜弥。
彼は、ホンモノの「ブレイク・スルー」の真っ最中だね。
まあ、このところのヴェルディでは・・
佐藤優平、佐藤凌我の「S&Sコンビ」、また小池純輝は別格として・・
攻守にわたる抜群の迫力プレーを魅せつづける山下諒也・・
守備への効果的参加の「感性」が徐々に備わってきている井出遥也など・・
選手たちも、自信あふれるアクションを展開できるようになっていると思う。
あっと・・
この試合でボランチ(アンカー!?)に入った加藤弘堅も、とても堅実&クリエイティブな(頼りになる!)プレーを披露したよね。
どうなんだろうね・・
永井秀樹監督は、これからも、色々と、選手たちの潜在能力を「引き出す作業」をつづけていくんだろうけれど、そんな「機会チャレンジ」も、そろそろ頭打ち・・かな。
だから・・
ここからは、攻守ハードワークの内実(意識と意志とイメージングの量と質!)と、実効ある才能コンテンツを絶対ベースに、チームを固めていくプロセスに入っていく・・という選択肢もあるかな。
あっ・・
いやいや、もちろん外様の私は、永井秀樹ヴェルディが内包する「若手の才能」を、すべて把握しているわけじゃないし・・
・・永井秀樹監督が秘める、長期的なチーム創りイメージの、ホントの姿なんて、分かりっこないわけだから・・
でも・・サ・・
今日のような「清々しい勝利」を体感しちゃうと、どうしても期待がふくらんじゃうのも人情でしょ。
とにかく・・
永井秀樹ヴェルディ・・(もっと、もっと)ガンバレ〜ッ!!
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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