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- 2021_J2_第34節・・ヴェルディは、決定的なトコロで、微妙に、北九州に後れを取っていた・・(北九州vsヴェルディ、2-2)・・(2021年10月16日、土曜日)
- フム〜・・
実際は、北九州が「勝負プロセス」のイニシアチブを握っていたと言えるかもしれない。
たしかに、ボール奪取プロセス(守備)の内容は、互角のようには見えていた。
また、攻撃でのゲーム支配(ボールポゼッションやパス数など)という視点では、ヴェルディに一日の長があるように、見えていた。
でも実際には・・
ボール奪取プロセス(守備)の内実としては・・
「次のサポートアクション」へ入る忠実さ(数的に優位なカタチを創りだすという視点)では、小林伸二に鍛えられた北九州に、微妙に軍配が挙がると感じた。
また攻撃でも・・
北九州は、「ボールを奪い返せるかもしれない・・」という曖昧なシチュエーションでも、忠実に、「次の攻撃」でのサポートアクションに入るんだよ。
もちろんヴェルディ選手たちも、しっかりとサポートアクションは起こす。
でも、クレバーでスマートな(!?)ヴェルディ選手の場合は、「もう少し様子を見よう・・」ってな「煮え切らない姿勢」が見え隠れするんだ。
そう、ボールがないところでのサポートの動きでも、仕掛けプロセスでの決定的フリーランニングの内実でも、フッ切れた仕掛け姿勢が「足りない」と感じるんだよ。
具体的には、選手たちが、もっとも切実に「感じて」いるはずだけれど・・
たとえば・・
北九州の同点ゴール場面で、右サイドから走り抜けた選手が、まったくフリーになっていた・・
また、折り返されたボールをゴールに流し込んだ相手選手の動きに、誰も付いていけなかった・・
要は、決定的な危急プロセスで、単に「見て」しまうようなシーンが多いということ。
それは、もう、各人の「イメージング内容」に拠る。
そのイメージングを「鍛え直さなきゃ」、攻守にわたる決定的シーンで、自然とカラダが動くはずもない。
それは、体感を積み重ねるコトでしか、鍛えられないんだ。
だからこそ、「体感」をともなう「イメージ・トレーニング」が大事なんだよ。
とにかく・・
この試合では、攻守にわたって、決定的プロセスでの「反応が鈍い」って(様子見になることが多いって!)感じられたシーンが多かったんだ。
ボール奪取プロセス(守備)において、積極的&攻撃的な(主体性!!)アクションを積み重ねることは、とても大事。
それがあれば、次の攻撃での「ボールがないところでのアクションの量と質」を、レベルアップさせられる。
とにかく・・
ボール奪取プロセス(守備)こそが、すべてのスタートラインなんだ。
そこで、しっかりと(相互に連動する!)効果的ハードワークを繰り出していけるかどうか・・。
それは、ひとえに、各人の「イメージング内容」に拠るんだ。
だからこそ、効果的なイメージトレーニングが大事。
だからこそ、意識と意志のレベルアップが大事。
そして、そんな、日頃の目立たない努力を積み重ね、継続することこそが、決定的に重要な意味をもつのさ。
そう、継続こそチカラなり・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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