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- 2021_J2_第5節・・最低の、意識と意志とイメージングのレベル・・こんな「ぬるま湯マインド」だったら、今シーズンは、失われた1年ってなコトになってしまう・・(アルビレックスvsヴェルディ、7-0)・・(2021年3月27日、土曜日)
- それにしても・・
前節の、ホーム金沢戦もそうだったけれど・・
とにかく、守備がいい加減の極みだった。
チェイス&チェック(寄せ)やカバーリングが甘い。
ボールがないところでの連動サポートや忠実マーキング、チャンスを見計らった協力プレスへの人の集散にしても、強烈な意志が感じられない。
そして・・
そう、最終勝負の瞬間には伸ばし切らなきゃいけない「最後の半歩アクション」にしても、まったくといっていいほど、「闘う意志」が感じられなかった。
でも・・
そう、立ち上がりのサッカーの流れは悪くなかったんだ。
前からプレス守備と、落ち着いたブロック守備を、ある程度、うまく使い分けられていた。
それでも、高木善朗に抜け出されて先制ゴールをブチかまされてからは、その守備と攻撃の(意識と意志の!)バランスが、崩れた。
ボールを失っても、攻守の切り替えが遅い。
また守備に入っても、チェイス&チェックやカバーリングが、まさにぬるま湯。
そんなだから、ボールがないところで全力スプリントをブチかますアルビレックスの「勢い」を、まったくといっていいほど抑制できないのも道理。
そして、相手の最終勝負フリーランニングも、無責任に行かせてしまう。
だから、つづけざまに決定的スペースを攻略され、フリーシュートで失点を積み重ねてしまうのも当然の成りゆきだった。
たしかに、最後の最後まで、意地の攻撃は仕掛けていったけれど、それにしても、ボールがないところでのサポートの動きが「あれ」じゃ、アルビレックス守備を崩せるはずがない。
そんなジリ貧のゲーム展開は、前節の金沢戦を彷彿(ほうふつ)とさせる。
でも私は、めげずに、提言しつづけます。
とにかく、まず、ボール奪取プロセス(守備)を立て直しましょう。
立て直す・・!?
もちろん、選手個々の「意識と意志を充実させる」んだよ。
いや、彼らの基本的な「姿勢」を、完璧に真っ新(まっさら)にし、チームが置かれている、いまの危機的な状況を、心底理解させるところからはじめるんだ。
アナタ任せのプレー姿勢じゃ、いくら上手くたって、誰からもレスペクトされない。
そんな「美しいテクニカルプレー」を魅せつけられるのは、攻守にわたる汗かきハードワークが、十分に機能していればこそなんだよ。
細かなことは、もう、書かない。
とにかく、もっと走って、闘うことでしか、いまの「どん底」から這い出せない。
合い言葉は、攻守ハードワークとリスクチャレンジを、自分から「探しまくる」プレー姿勢だ。
それも、いままでの「ぬるま湯の雰囲気」じゃなく、常に、ホントに間断なく、猛禽類の眼で、攻守ハードワークとリスクチャレンジを探しまくるんだ。
そしたら・・
そう、「それ」が出来れば、かならず光明が見えてくるし、サッカーが、再び、とても楽しいモノになること請け合いなんだ。
まだ遅くはない。
とにかく、まず、ビデオを見直すことで、自分たちの「アロガントなプレー姿勢」を、恥じ入りましょう。
相手は、局面デュエルに、あなた方の「二倍」は、真摯に向き合っているよ。
とにかく、「そこ」から、すべてを再生する覚悟が必要なんだ。
そうじゃなければ、あなた方にとって、今シーズンは、まさに「失われた1年」ってなことになってしまうに違いない。
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最後に・・
このゲームの「ダゾン・カメラワーク&ズーミングワーク」についても簡単に。
よかったですよ。
最前線での、攻守の「意図のせめぎ合い」を楽しめました。
ということで、どうも、お疲れ様でした。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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