トピックス
- 2021_J2_第41節・・ヴェルディ・・後半の「押し込まれ方」には、大いなる課題が見え隠れしていた・・結局、不確実なファクターが満載のサッカーは、究極の「心理ゲーム」なんだよ・・(秋田vsヴェルディ、1-4)・・(2021年11月28日、日曜日)
- 何か、もう、このテーマを書くこと自体に「むなしさ」が感じられはじめてしまって・・
そう、ダゾンのカメラワーク(ズーミングワーク)。
カメラマン(ディレクター)の方は、ボールまわりのアクション「さえ」捉えていればコト足りるって思っているんだろうね。
だからコチラは、ボールまわりの出来事「しか」観られない、感じられない。
ヴェルディにしても秋田にしても・・
正確な(仕掛けの)ロングパスや、活発な人とボールの動きなど、ボールがないところでのアクションの量と質「こそ」が見所・・ってな良いサッカーを魅せているのに。
とにかく、これだけ継続して書きつづけている筆者だからこそ・・
こんな「寄り過ぎ」のカメラワーク(ズーミングワーク)がハバを利かしているコトに、奇異な感覚を覚えるんだ。
そして思った・・
ダゾンの、中継クオリティー・コントロールが、機能していない・・!?
コチラは何も出来ないわけだから、まあ、仕方ないけれど・・さ。
ということでゲーム。
それにしても、ブラウブリッツ秋田。
吉田謙さんのパーソナリティそのままに(!?)、攻守にわたって、積極的&攻撃的な(誠実な!?)プレーをブチかましつづけた。
ボール奪取プロセス(守備)でのチェイス&チェックやカバーリング、マーキングや協力プレスへの集散などが、ハンパなく忠実でアグレッシブなんだ。
ただ、このゲームでのブラウブリッツ秋田は・・
次の攻撃では、そんなに、ロングボール&セカンド(こぼれ球)狙い・・ってな感じは強調していなかった。
そうではなく、しっかりと人とボールを動かしながら、ショートパスもミックスしながら組み立てようとしていたんだ。
イメチェンか!?
さて〜〜・・
まあ、彼らの内情はよくわからないけれど・・
ここからは、唐突に、後半のハナシに入っていくことにしま〜す。
何せ、前半のヴェルディは・・
本質的な意味の「イニシアチブ」を握るなかで、何度もスペースを攻略し、しっかりとゴールを奪って「2-1」のリードを奪ったわけだから・・さ。
でも、後半は・・
そうなんだよ、一点を追うブラウブリッツ(ドイツ語=青い稲妻の)秋田が、ものすごい圧力で「前からプレス守備」をブチかましつづけたんだ。
そんなゲーム展開のなかで、いただけなかったのは・・
堀孝史ヴェルディが、そんな、「前への勢いを加速する」秋田に対して、「後追い」のサッカーに終始したことだった。
そう、ヴェルディは、ゲームの全体イニシアチブを(前半のように!)コントロールできるまでに、ゲームペースを「回復」させられなかったんだよ。
まあ、ブラウブリッツ秋田のオウンゴールや、山下諒也の(意を決した!!)ドリブルシュートで大勝を収めるという「実」は奪い取れたわけだけれど・・
とにかく、この(特に後半の)サッカー内容じゃ、これまで高揚させてきた自信と確信のコノテーション(言外に含蓄される意味)に、より「高い次元」の実を詰め込めるわけがない。
そう、あくまでも、結果ではなく、プロセスこそが大事なんだ。
ということで・・
押し込まれた後半の堀孝史ヴェルディ・・
彼らは、ボール奪取プロセス(守備)のダイナミズムを、強烈な意識と意志とイメージングをもって、何倍にもアップさせなきゃいけなかったんだよ。
まあ、典型的な守備ハードワークである、チェイス&チェックやカバーリングの「勢い」を、何倍にもアップさせるっちゅうコトだよね。
このテーマについては、ラモス瑠偉も登場する「このコア・コラム」も、ご参照あれ。
まあ、とにかく、数字的には大勝だったけれど、私には、反省材料テンコ盛りのリーグ戦ではありました。
そう、来シーズンへ向けた「大いなる目標」を達成するためにね。
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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