トピックス
- 2021_J2_
第10節・・ヴェルディ・・このところ、後半にパフォーマンスを大幅アップさせるケースが見受けられる・・チカラはあるけれど、スロースターター!?・・
ゲームの立ち上がりから「仕掛けていく」コトはできない相談なの?・・(長崎vsヴェルディ、1-1)・・(2021年4月25日、日曜日)
- まず、ダゾン・カメラワーク(ズーミングワーク)から・・
このゲームは、とても良かったですよ。
徐々に、スタジアム観戦レベルに近づきつつある。
願わくば、少なくとも、このレベルのカメラワーク(ズーミングワーク)が定着してくれることを・・
ということで、ゲームだけれど・・
皆さんもご覧になったとおり、前半のヴェルディは、良くなかった。
攻守ハードワークとリスクチャレンジの内実で(サッカーの根源的な意志ダイナミズムという視点で!?)、長崎に凌駕されちゃったんだ。
もちろん、リードされてからは、少しはエンジンが掛かりはじめたけれど・・
でも、ボール奪取プロセス(守備)での効果レベルは、大きくは、上がってこなかった。
それじゃ、スペースを攻略するような効果的な仕掛けなど、出来るはずもない。
わたしは、そんな中途半端なプレーを観ながら、選手たちは、確信を持てていない・・って感じていました。
だから、ボール奪取プロセスでも攻撃の仕掛けでも、どうも、ぬるま湯ってな印象を受ける。
すべての局面で、「やり切る」っていう覚悟が、感じられないんだ。
それが・・
そう、後半は、ガラリと雰囲気が変わった。
それには、もちろん、交替出場した石浦大雅が、素晴らしくクリエイティブなゲーム&チャンスメイク(効果的で美しい組織パス!)を魅せたコトもある。
でもわたしは、石浦大雅の登場と同等の「実効コンテンツ」を、佐藤優平の、アンカー・コンバートに感じていた。
やっぱり、中盤で、相手アタックの芽を摘むだけじゃなく、そこ(後方)からのタテへの球出しは、とても重要な意味をもっているからね。
「それ」が、うまく機能したからこそ、石浦大雅のゲーム&チャンスメイクも、よりスムーズに実効レベルをアップさせたとも思っているわけさ。
あっと・・
そんな、後半の選手交代やタスク変化が、ボール奪取プロセス(守備)に及ぼした効果(選手たちの攻守ハードワークとリスクチャレンジの内実アップ!)も、見逃せないよね。
結局は・・
選手同士の、攻守ハードワークとリスクチャレンジに関する相互信頼が「全て」っちゅうコトなんだろうね。
互いに信頼し合えるからこそ、自分から(!)攻守ハードワークとリスクチャレンジを、積極的に「探す」という姿勢を前面に押し出せる!?
ところで、後半のパフォーマンスアップ・・という視点。
前節でも、同じように、後半に、パフォーマンスが大きくアップしたよね。
だから、このところ、この「後半のパフォーマンス・アップ」を、ゲームの立ち上がりからブチかませないものだろうか・・って書くことが多くなった。
落ち着いてゲームに入っていく・・
たしかに「それ」も、大事な要素ではあるよね。
でも、そのことで、相手に、イニシアチブを握られるようなことがあっちゃいけない。
このゲームじゃ、イニシアチブだけじゃなく、ゴールまで奪われちゃったわけだからね。
まあ、「落ち着いて」ゲームに入っていくにしても、はじめから、「前から行け〜っ!!」ってな積極姿勢でゲームに入っていくにしても、結局は、相手のプレー内容によって変わってくるんだよ。
相手が「やってきたら」、そりゃ、「やり返す」しかない。
そこで、やられっぱなしになったら、今日の前半のようなゲーム内容になっちゃう。
とにかく、サッカーは、究極の「相対ボールゲーム」なんだっていうことだね。
だから、気持ちで負けたら、そりゃ、ジリ貧になっちゃうのも道理。
あっと・・
とにかく、気持ちの持ち方次第で、特に「ボール奪取プロセス(守備)」の内実に、雲泥の差が出てくる・・っちゅうコトが言いたかったんだ。
だからこそ・・
あっ・・まあ、いいか。とにかく、永井秀樹ヴェルディ、ガンバレ〜ッ!!
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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