2021_Ｊ1_（変則）18節・・徳島ヴォルティスが展開した、攻守ハードワークとリスクチャレンジあふれる魅力的サッカー・・堪能した・・（セレッソvs徳島、1-2）・・（2021年4月14日、水曜日）
素晴らしいね、甲本偉嗣さん率いる徳島ヴォルティス。実は・・
キン・ミョンヒ鳥栖とか、鬼木達フロンターレ、はたまたマッシモ名古屋など、どのゲームを観戦しようか迷っていたんだ。
でも、このゲームの開始がもっとも早かったことで（1800キックオフ）、取り敢えず観はじめた次第。
そして・・
そう、徳島が展開するダイナミックサッカーに惹きこまれ、結局、最後の最後まで見届けることになってしまった。
それには、ダゾンのカメラワーク（ズーミングワーク）が高質で、ボールがないところでの攻守の「せめぎ合い」を、しっかりと体感できていたコトもあった。
でも、やっぱり、甲本偉嗣ヘッドコーチ率いる徳島ヴォルティスが展開するサッカーに惹きつけられたコトが大きかったよね。
何だろうね・・
やっぱり、彼らのボール奪取プロセス（守備）が素晴らしく、それを基盤にするイニシアチブの執り方が魅力的だったからだろうね。
もちろん、仕掛け（最終勝負）の内実では、まだまだ課題は山積みだけれど、それでも、イニシアチブを握りつづける攻撃的（積極的）サッカーは、とても魅力的だった。
そのイニシアチブの絶対ベースだけれど、もちろん、ボール奪取プロセス（守備）にあり。
そのなかでも・・
様々なタイプのボール奪取プロセスを、変幻自在に、とても効果的に「使い分け」つづけていたことが、とてもインプレッシブだった。
その、ボール奪取プロセス（守備）のタイプだけれど・・
まず何といっても、ゲーゲンプレスも含む（これについては、数日前のレッズ戦コラムをご参照あれ！）前からプレス守備。
ツボにはまったときのボール奪取と、直後の仕掛けは、危険この上なかった。
実際、先制ゴールは、まさに、この「ゲーゲンプレス」からのボール奪取から生まれた。
そうそう・・
そのゴールを叩き込んだ宮代大聖だけれど、彼のシュートセンスは、特異に（ポジティブに！）突出しているって感じた。
あっと、その他の、徳島のボール奪取プロセス・・
そう、彼らは、前からプレスだけじゃなく、それが「はまらなかった」場合、ものすごく素早く、ブロック守備を組織しちゃう。
そう、ポジショニングバランス・オリエンテッドなボール奪取プロセスへの、素早くスムーズな移行。
でも・・
そう、ブロック守備とはいっても・・
もちろん「受け身」ではなく、常にダイナミックにチェイス＆チェックやカバーリングを機能させるなかで、チャンスを見計らった協力プレスもブチかますんだよ。
そこでの、攻守にわたる、選手たちの集散アクションが、秀逸だった。
とにかく徳島ヴォルティス選手たちは・・
甲本偉嗣さんが、試合後のダゾンインタビューで語っていたように、一人の例外なく、ボールを奪い返すために、連動するイメージを描きながら、忠実に、そして爆発的に（自分主体の！）アクションを繰り返していた。
そんな選手たちの「主体性プレー」こそが、甲本偉嗣ヘッドコーチの、ストロングハンドとしての「ウデの証明」なのです。
ということで・・
キン・ミョンヒ鳥栖、浮嶋敏ベルマーレと並んで、徳島ポルティスのファンになってしまった筆者でした。
ホント、とても素敵な「刺激」を受けつづけていましたよ。
その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト（コントラバス奏者）藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
”Football saves Japan”の宣言に賛同します（写真は、宇都宮徹壱さんの作品です）。