トピックス
- 2022_ACL・・真剣勝負の国際トーナメントほど、さまざまな意味で、チーム総合力(≒フォーム)を進化&深化させられる機会はない・・(セイラーズvsレッズ、1-4)・・(2022年4月15日、金曜日)
- ある金持ちオーナーが買収し、シンガポールリーグを制した、セイラーズ。
たしかに、個人的には、優秀なプレイヤーを擁している。
また監督さんも、「あの」キム・ドフンということだ。
まあ、典型的な、金持ちオーナーの「こだわり選手&スタッフのコレクション」っちゅうことですかね。
だから、テーマを、「個の有機的な連動あればこその優れた組織」ってなコトにしようと思った。
一つのサッカーチームは、個の能力をベースに、攻守にわたる「クリエイティブなムダ走り」に代表される「自己犠牲」を積み重ねる、究極の「協同作業の集合体」なんだよ。
そう、攻守ハードワークを積極的に探しまくる「主体性プレー」によってのみ、美しい質実剛健サッカーに近づいていける・・っちゅうわけだ。
ということで、このコラムのテーマは・・
両チームのサッカーを比較・検討することで、サッカーが、ホンモノの組織ボールゲームという絶対的なコンセプトを確かめるっちゅうコトかもね。
さて・・
まず、ボール奪取プロセス(守備)の内実という視点から、入りましょうか。
そうなんだよ・・
セイラーズは、守備イメージングの共有(組織プレー)が、まったく足りていないんだ。
だから、ボール奪取プロセスが、個人プレーのブツ切りってなコトになってしまう。
それじゃ、リカルド浦和レッズの、人とボールの動きを、抑えられるはずがない。
そして、クルクルと翻弄され、足が止まり気味になってしまう。
またスペース攻略プロセス(攻撃)でも・・
各ステーション(パスレシーバー)で、ボールの動きが止まり気味になってしまうんだ。
そんなだから、不利な体勢で受けるコトが多いパスレシーバーが、レッズ選手たちとの「局面デュエル」で後塵を拝しちゃうのも道理。
とはいっても、後半は・・
キム・ドフン監督の「檄」が効いたのか、セイラーズの勢いが、俄然アップするんだよ。
もちろん、その絶対ベースは、ボール奪取プロセス(守備)の内実の改善にあり。
でも、せっかく奪い返したボールなのに・・
やっぱり、次のスペース攻略プロセス(攻撃)での人とボールの動きには、大きな課題が山積みだったね。
そんなだから、リカルド浦和レッズに、簡単にボールを奪い返されちゃうのも道理。
まあ、とはいっても・・
後半のセイラーズ守備が、「イメージングの連動」という組織プレーの視点で、格段に良くなったことで、レッズも、前半のように簡単にはスペースを攻略できなくなった。
だからこそ、後半は、リカルド浦和レッズにとっても、とても良い学習機会になったと感じた。
ということで・・
幸先よいスタートを切ったリカルド浦和レッズ。
この大会を通じ、本調子を取り戻して帰国するコトを願って止まない筆者なのだ。
そう・・
真剣勝負のトーナメントほど、さまざまな意味を内包する「相互理解」も含め、グループの総合力を進化&深化させられる機会は、ないわけだから・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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