トピックス
- 2022_J2_
第15節・・強いアルビレックスとの勝負マッチ・・そこには、貴重な学習機会リソースが山積みだった・・進化&深化している堀孝史ヴェルディだからこそ、
その機会を、有効に「次」につなげなきゃいけない・・(アルビレックスvsヴェルディ、4-3)・・(2022年5月8日、日曜日)
- フ〜〜ッ!!・・
さて、このゲームの骨子テーマだけれど・・
まあ、まず、アルビレックスが、とても優れたサッカーを展開する、強いチームだという事実から、入らざるを得ないよね。
ボール奪取プロセス(守備)は言うまでもなく、次のスペース攻略プロセス(攻撃)でも、とてもクオリティーの高い仕掛けを魅せるアルビレックスなんだ。
その、ボール奪取プロセス(守備)・・
そこじゃ、もちろん忠実なマーキングやカバーリング、協力プレスへの集散、最終勝負シーンでの「最後の半歩」など、素晴らしいプレー(ファイト)を魅せていたけれど・・
わたしは、局面デュエルでの「闘う意志」の質の高さに、感銘を受けていた。
また、スペース攻略プロセス(攻撃)でも・・
確かなスキルをベースにした、効果的な人とボールの動きが、秀逸だった。
一人ひとりの、サッカー理解の深さが、明確に感じられた。
アルビレックス監督、松橋力蔵さんは、とても良い仕事をしている。
その前半・・
ヴェルディは、内容的に圧倒され、順当なリード(3-0)を奪われた。
そのサッカー内容だけれど・・
後半立ち上がりの時間帯にヴェルディがブチかました、奇跡のような同点ドラマの後・・
アルビレックスの再生プロセスもまた、インプレッシブの極みだった。
ヴェルディが、「3-3」に追い付いてからのアルビレックスは、自分たちを見つめ直し、とても落ち着いてサッカーを立て直していったんだよ。
そして彼らは、ゲームを互角の展開に戻し、決勝ゴールまでブチ込んだ。
そう、後半43分に飛び出した、矢村健の、キャノンミドル弾。
そのとき私は、「ンドガ〜っ!! もっと寄せろ〜〜っ!!」って叫んでいたっけね。
でも・・
まあ、仕方ない。
とにかく、この試合は・・
様々な視点で、アルビレックスのフェアな勝利だったって、評価しなきゃいけないと思う。
もちろん、ヴェルディの反省を促す・・という意味合いも含めて・・ネ。
さて、ということで最後のテーマ・・
そう、後半立ち上がりの、「奇跡」のような同点ドラマの内実。
まず何といっても、ヴェルディの優れたプロコーチ、堀孝史がブチかました、一挙4人交替。
それは、もちろん、これ以上ないほどの、強烈な「刺激」になったはず。
堀孝史の、素晴らしい采配だった。
そしてヴェルディが、120%のチカラを振り絞るような「意志の闘い」を挑んでいったんだ。
そう、攻守ハードワークとリスクチャレンジ姿勢が、何倍にもアップしたってな感じ。
そんなヴェルディの「豹変」を観ながら、こんなコトを思っていた。
やっぱり、ボール奪取プロセス(守備)が、すべてなんだよ。
それも・・
そう、素早く効果的な攻守の切り替え(トランジション)と、間髪を入れない、強烈なチェイス&チェックやカバーリングの連動性。
そのとき、アルビレックスは、面食らっていた。
そして、「あの」強いボール奪取プロセス(守備)が、少し受け身になってしまうんだ。
わたしの師匠でもあった、世界サッカーに多大な影響を与えたスーパーコーチ、故ヘネス・ヴァイスヴァイラー、故リヌス・ミケルス。
彼らは、異口同音に、私の目を見つめながら、言った。
・・いいか、守備こそがすべてなんだぞ・・
・・そして、相手を勘違いさせるほど強烈に、ボールを追い掛け回すんだ・・
・・そうすれば、かならず、自分たちのサッカーを取り戻し、何倍にも勢いをアップさせられる・・
・・ということで、残念な結果におわった今日のゲームだったけれど・・。
それでもヴェルディ諸君は、貴重な「学習機会」として、それを最大限に活用しなきゃいけない。
全体的には、徐々に、進化&深化の歩みを「早め」ている堀孝史ヴェルディなのだから・・
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- ところで・・
チト唐突ですが、知り合いのジャズシンガー、宮崎友紀子さんを紹介させてください。もう、ホントに素晴らしいソウルフルヴォーカリストです。
以前、あるキャフェライブで聴き、いっぺんにファンになったのですが、その宮崎友紀子さんと、偶然、友人のガーデンパーティーで再会したんです。
彼女については、このページやあのページを参照してください。
私がコンサートで聴いたのは「ボサノバ」だったけれど、本当に心に染みわたりましたよ。
その宮崎友紀子さん。私の友人で、日本を代表するベーシスト(コントラバス奏者)藤原清登さんともコラボしたらしい。知らなかった。
藤原清登さんだけれど、あるライブで彼女のヴォーカルを聴き、すぐに「いいですネ〜・・よければ、今度セッションを組みませんか・・」と、オファーしたんだそうな。
「あの」藤原清登だからね、宮崎友紀子さんの実力については推して知るべし・・だよね。
ということで、彼女の最新アルバムのカバー写真も載せておきます。
また、ギタリスト&シンガー(&パーカッション&マウス・トロンボーンなどのマルチ音楽家)として活躍するホブソン・アマラウさんとのコンビがパフォームするYouTube動画へも「リンク」を張っておきま〜す。
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- あっと・・
- 私が愛用しているウエストポーチやバックパック。それについて何人かの方々に質問されたんですよ。それは、友人のデザイナーが主催するブランド、「METAS」。
- ちょっと、プロモートさせてくださいね。
- この方は、某有名メーカーのチーフデザイナーから独立し、自らのブランドを立ち上げました。シンプルイズベスト・・スローライフ・・などなど、魅力的なキーワードが散りばめられた「METAS」。
- とてもシンプル。でも、その機能性は、もう最高。お薦めしまっせ。
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最後に「告知」です。
どうなるか分からないけれど、新規に、連載をはじめています。
一つは、毎回一つのテーマを深める「The Core Column」。
- そして、もう一つが、私の自伝である「My Biography」。
自伝では、とりあえず、ドイツ留学から読売サッカークラブ時代までを書きましょうかね。そして、もしうまく行きそうだったら、「一旦サッカーから離れて立ち上げた新ビジネス」や「サッカーに戻ってきた経緯」など、どんどんつづけましょう。
ホント、どうなるか分からない。でも、まあ、できる限りアップする予定です。とにかく、自分の学習機会(人生メモ)としても、価値あるモノにできれば・・とスタートした次第。
もちろん、トピックスのトップページには、新規に「新シリーズ」コーナーをレイアウトしましたので、そちらからも入っていけますよ。
- まあ、とにかく、請う、ご期待・・ってか〜〜・・あははっ・・
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重ねて、東北地方太平洋沖地震によって亡くなられた方々のご冥福を祈ると同時に、被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。 この件については「このコラム」も参照して下さい。
追伸:わたしは”Football saves Japan”の宣言に賛同します(写真は、宇都宮徹壱さんの作品です)。
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ところで、湯浅健二の新刊。三年ぶりに上梓した自信作です。いままで書いた戦術本の集大成ってな位置づけですかね。
タイトルは『サッ カー戦術の仕組み』。出版は池田書店。この新刊については「こちら」をご参照ください。また、スポーツジャーナリストの二宮清純さんが、2010年5月26日付け日経新聞の夕刊 で、とても素敵な書評を載せてくれました。それは「こちら」です。また、日経の「五月の書評ランキング」でも第二位にランクされました。
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